・大幅減の春商戦から回復なるか、ミラーレス一眼市場の最新動向
- 「BCNランキング」によると、6月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年比68.8%。減少幅は大きいものの、4月の26.1%、5月の38.0%から急回復を果たした。
- メーカー別の販売台数前年比では好不調が分かれており、ソニーが77.1%、オリンパスが88.9%、富士フイルムが129.3%となっているのに対して、キヤノンは47.3%と落ち込みが大きい。
- シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、オリンパスの「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」が12.5%で首位を獲得。2位にキヤノンの「EOS Kiss M」、3位にソニーの「α6400」がランクインした。
6月のミラーレスカメラの販売は前年同月比で7割弱ということなので、4月・5月の壊滅的な状況から、コロナ禍以前に近い状況まで回復してきていますね。メーカー別では、キヤノンの最近の落ち込みが大きいのが気になるところです。
機種別では、今年の2月以来、久しぶりにオリンパスが首位を奪取しました。EOS Kiss M は引き続きよく売れているようですが、以前のような圧倒的な強さではなくなってきましたね。
graphight
キヤノンに関しては7月にR5/R6の発表があるのがわかりきっていたので買い控えがあったのではないかと思いますが。
8月の結果が気になりますね。
電脳仙人
オリンパスが売れているのは嬉しいですね。今後もユーザーの安心感が失われるようなことがなければ、順調に事業が継続できると思います。
キヤノンは、製品のヒエラルキーをきっちり守ってくる印象があるのですが、これだけ市場が縮小してくると目利きの効くユーザーばかりで、価格相当の価値を提供できるかが鍵になりそう。R5/R6のように出来ることは何でも実現するような攻めの製品開発に期待してます。
土門
ニコンが1機種も無いのが気になります。z50評判いいのになぁ。販売力の違いかな?
R2-CO2
BCNランキングはエントリー廉価機が強いですが、その中でも20万円くらいするソニーα7 IIIが未だに入ってるのはやはり凄いですね。
キヤノンはR5/R6の正式発表があってからどう変動したか7月分が早くも気になります。
これからペンタックスのAPS-C機やニコンやソニーもまだ発表を控えてるので7月の動きは読めませんね。
きんたん
私もキヤノンよりもニコンの方が気になりますね。
これから出ることが予想されるZ5次第かもしれませんが、キヤノンよりも手持ちのコマが少ない気がして。
ぽめすけ
業界によってはコロナの影響で業績が良くなりましたし、ボーナスでカメラを買う人がそれなりにいたのではないでしょうか。
ニコンが入っていませんね。
カメラに10万円以上(レンズ込み)払う人は少ないでしょうから、現状のラインナップでは厳しそうです。
ポンコツ
記事中の
『メーカー別の販売台数前年比では好不調が分かれており、ソニーが77.1%、オリンパスが88.9%、富士フイルムが129.3%となっているのに対して、キヤノンは47.3%と落ち込みが大きい。』
元々のシェアが小さいので販売台数の増減の影響が出やすいのかもしれませんが、他メーカーが前年割れの中で富士フイルムが前年比129.3%というのは驚きです。
tan
ソニーは売れてますね。フルサイズで入っているのはα7IIIだけ。
オリンパスも頑張ってますが、E-M10とE-PL9では利益率低いのでしょうか。
英國紳士
私もニコンの方が気になります。
キヤノンの場合、R5とR6待ちという事情がありましたから、ミラーレスに関しては買い控えだったと捉える事ができます。
一方で、ニコンの場合は他の方にもご指摘あるように、まずはZ5でしょう。しかし、エントリーフルサイズというカテゴリーの中、仮に噂通り1400ドル程度となれば現段階で唯一のAPS-CであるZ50とこの先食い合ったり、あるいはスペック次第ではZ6の売れ行きでさえ食い合いしてしまいそうな気がしてなりません。
もちろん、この先の商材は噂の段階ではZ30やZ7s、Z6sがあるようですが、Z5から出すとなると、この先も上記の事が懸念されるのでとても心配です。
ランキングからもグラフからも漏れてしまっているので、何とか再びここにニコンの名前が載る事を祈っています。
SONY好き
ミラーレスの販売台数データなので
キヤノンではRFマウントよりEF-Mマウント機が大きな割合を占める事になるのではないかと思います。
どちらかと言うとエントリー層向けが多い現状のミラーレスラインナップで、本当にR5,R6の買い控えが起きてるなら
発売後はもの凄い事になりそうですね、当然一眼レフユーザーの買い替えもあるでしょうし。
R5,R6は開発発表があったのでわかるのですが
個人的には「後継機種の噂」で買い控えが起きてるってのには疑問です。
特にBCNデータに多いであろうエントリー層は
ネットの噂サイトをそんなに見てないんじゃないでしょうか。
dai
これを見ると、D5600とかランキング3位なのに、10位以内に入っていないのは、下位はどんぐりの背比べなのかなと、、、
https://www.bcnretail.com/research/ranking/monthly/list/contents_type=101
最新の週間ランキングだとR5が、入ってきているので品切れなければ、いいところまで行く可能性はあるんじゃないでしょうかね~
まあくん
ニコンのミラーレスは一番安いZ50でも中級機なので、そもそも地方の家電量販店には展示されていないことも大きいと思います。地方の県庁所在地の家電量販店では、駅前のビックカメラにフルサイズも含めた展示がたくさんあるくらいで、郊外のお店には、そもそもフルサイズは置いていないし、レンズキットで10万円以下の機種が中心です。ニコンはZ30が出ないと、ミラーレスの対象機種がないですよね。現状はまだまだ一眼レフ中心なのではないでしょうか?
Z30が出れば、その上位機種ということで、Z50やZ5も合わせて展示されることもあるかもしれません。
富士フィルムは、中級機以上中心のラインナップでイメージを作った中に、少しだけ手の届く普及機もあることや、趣味性の高いデザインなど、台数が出なくなって、こだわりのある一部の人がデジカメを買う時代に合っているのかもしれませんね。
みんなが腕時計をする時代の売れ筋の腕時計と、普通の人はスマホで時間を見るので、ファッションとしてこだわりのある人だけが腕時計を買う時代の売れ筋の腕時計が違うような感じでしょうか? ユーザー層が変化する過渡期は難しいですね。
まれすけ
ニコンは販売戦略を見直すべきだと思います。カメラの性能は悪くないので、あとは売り方ですよね。あと、エントリー機のZ50は硬派な印象が強いので、他社のようにもう少し柔和なものへ変えると人気が出そうです。
メイクーン
>daiさん
ミラーレスのランキングだから、一眼レフのD5600は対象外かと
あだチン
BCNのランキングは家電量販店の比率が高く、50万近いR5はそもそも扱っていないという事にもなるのではないかと思っています。
dai
>メイクーンさん
あ、ありがとうございます。ミラーレスというところを見落としてました。ミラーレスという観点からいうと、ニコンはBCNランキングで売れそうな廉価機が無いから売れてないってことになりそうですね。
カメオ
消費者の心理を考えると感染予防や緊急事態宣言中ということで買い控えていた消費が緊急事態宣言解除を経て6月に集中したのかなと感じました
なので例年通りの6月の需要と供給というよりは3月から6月の需要に対する6月の供給のような気がします
それに加えて10万円の給付金が全国的に振り込まれたタイミングでもありますから7月以降も順調に回復していくか正直不安はありますが
GOTOキャンペーンなどがデジカメ需要を再燃させてくれそうな淡い期待も抱いています
ミノル
ニコンはミラーレスに10万以下のエントリーモデルがないのでランクインしないのは仕方がないですね。
キヤノンのR5R6は予約多数と聞きますが、当ランキングへの影響はそれほど大きくはないと思います。ここに登場する機種はRでなくMですからね。
そう考えるとα7Ⅲは本当にすごいですね。