2020年6月のミラーレスカメラの販売台数は前年同月比で68.8%まで急回復

BCN+Rに、ミラーレスカメラの6月の販売状況と、機種別の販売台数ランキングが掲載されています。

大幅減の春商戦から回復なるか、ミラーレス一眼市場の最新動向

  • 「BCNランキング」によると、6月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年比68.8%。減少幅は大きいものの、4月の26.1%、5月の38.0%から急回復を果たした。
  • メーカー別の販売台数前年比では好不調が分かれており、ソニーが77.1%、オリンパスが88.9%、富士フイルムが129.3%となっているのに対して、キヤノンは47.3%と落ち込みが大きい。

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  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、オリンパスの「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」が12.5%で首位を獲得。2位にキヤノンの「EOS Kiss M」、3位にソニーの「α6400」がランクインした。

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6月のミラーレスカメラの販売は前年同月比で7割弱ということなので、4月・5月の壊滅的な状況から、コロナ禍以前に近い状況まで回復してきていますね。メーカー別では、キヤノンの最近の落ち込みが大きいのが気になるところです。

機種別では、今年の2月以来、久しぶりにオリンパスが首位を奪取しました。EOS Kiss M は引き続きよく売れているようですが、以前のような圧倒的な強さではなくなってきましたね。