ソニーα7S III に関するいくつかの未確認情報

SonyAlphaRumorsに、ソニーα7S III のスペックに関する未確認のいくつかの噂が掲載されています。

Some more A7sIII rumored specs and info

  • 5人の新規のソース達から情報を提供してもらったが、全て100%正しいとは限らないので、これらの情報にはいつもより少し注意して欲しい。7月28日に誰が正しかったのか確認しよう。私は大部分の情報は正しいのではないかと推測している。

ソース1:

  • α7S III のAFシステムは、α7R IVとほとんど同じ。
  • 録画ボタンはカメラの上面にあり、シャッターボタンの後ろに配置されている。
  • 4K RAW出力は可能だが、4K120fpsのRAW出力に対応するかどうかは分からない。試してはいないが、16bit RAW出力と記載されている。
  • ファームウェアが対応していなかったのでRAW出力を試す機会はなかった。どうやらAtmosが同社製品のα7S III のHDMI信号対応に動いているようだ。
  • α7S III のダイナミックレンジはソニーのテストでは15EVとなっており、従って、実写では13-14EVだと推測している。

ソース2:

  • ダイヤル類:カメラの背面から見て、動画モード選択用のビデオダイヤルがEVFの左側に、写真モード選択用のフォトダイヤルがEVFの右側にある。露出補正ダイヤルは変更されていない。
  • モニタ:メニュー操作時にタッチ機能が利用可能。
  • 端子:ポートドアは取り外し可能。2つのUSB-C端子、1つのマイクロHDMI端子が搭載され、フラッシュシンクロ端子は非搭載。

ソース3:

  • ここで残念なことがあり、4Kにはクロップがある。これはα7S II に似た小さなクロップだ。
  • 10bit 4:2:2 内部収録は4K60pまでだ。

ソース4:

  • ソニーは、最高のフレームレートでも少なくとも1時間はオーバーヒートの問題は起きないと主張している。

ソース5:

  • 4K60p 10bit で制限時間なしで録画できることを確認した。
  • フルAF、サウンド付きで少なくともフルHD180fpsで記録可能なことを確認した。
  • 4KからフルHDへのダウンサンプリングで、これまでにない最高のフルHDハイブリッドが得られる。ラインスキップやピクセルビニングはなし。
  • RAWの内部収録はできない。
  • FX9と同じ新コーデック。
  • 6Kは非搭載。

 

未確認の情報ですが、SARは信憑性は比較的高いと考えているようです。ソース1のAFシステムがα7R IVとほぼ同じという情報が事実なら、α7S III には像面位相差AFが搭載されているということになりますね。

4K60p 10bitで時間制限なしという情報や、最高フレームレートで少なくとも1時間オーバーヒートしないという情報が事実だとすると、長回しする人にはかなり使い勝手のいいカメラになりそうです。