EOS Kiss X3開発者のインタビューが掲載「高感度はISO6400が常用域になるまで改善したい」

デジカメWatchにキヤノンのカメラ事業部長のインタビューが掲載されています。

【インタビュー】キヤノン「EOS Kiss X3」の狙いと一眼レフ戦略

  • ( 「センサーに関しては他社に追いつかれた」という前回インタビューの話について)新しい世代のCMOSセンサーを投入することでかなり改善している
  • 従来はセンサー性能が向上するとその分を画素数向上に注ぎ込んできたが、高ISOにユーザーが思ったよりも大きな価値を見出していることに気付いたため、ノイズ特性を改善させる比重を高めている
  • 「出し惜しみ」という言葉が重く心にあって、残念さを感じさせることがないように現時点で全力投球をした。KissX3は機能の取捨選択をせずに入れられるものをすべて入れた
  • (高感度はISO3200でも)まだ足らない。ISO6400が常用域と言われる程度まで改善したい
  • 今年が1機種ということはない。まだ新機種発表はある

 

キヤノンもこれまでの画素数追求路線から高感度性能追求路線に舵を切りそうな雰囲気ですね。インタビューの中にある"ISO6400が常用域になるカメラ"の登場が楽しみです。あと、30Dの頃に良く言われていた「出し惜しみ」の件は開発の人も結構気にしていたようですね。