パナソニックDMC-G1はEOS 50Dに匹敵する驚くべき解像力

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Panasonic DMC-G1 - Test Report / Review

  • EVFは賞賛に値する出来だが、リフレッシュレートが遅く、動くものの追尾には向かない
  • AF速度は驚くほど速くとても正確だが、コンティニュアスAFの追尾性能は平均的
  • パナソニックのデジタル一眼は解像力に関しては高い評価を得ているが、G1も例外ではなく、(Adobe Camera RAWでは)1500万画素機のEOS 50Dに匹敵する驚くべき解像力。ただし、Silkypixではかなり解像力が落ちる
  • ダイナミックレンジは平均をやや下回り、他のデジタル一眼と比べると劣る
  • 高感度性能はしっかりとしているが、APS-C機と比べると少し高感度が苦しい。RAWではISO100-400では問題ないが、ISO800ではノイズレベルが多少上昇し若干の後処理を行えば使えるレベル。ISO1600は避けたほうがよく、ISO3200は言うに及ばない
  • JPEGではRAWよりノイズが少なくなるが、高感度では解像力やダイナミックレンジが低下する

 

G1の解像力はD90やKissX2を超えてEOS 50Dとほぼ同じ値で、中級機を含めてトップクラスの解像力ですね。パナソニックのデジタル一眼はフォーサーズの頃からローパスが薄いので解像力が高いと言われていましたが、マイクロフォーサーズ機でもこれは変わらないようです。

ただ、高感度ノイズとダイナミックレンジに関しては、センサーサイズが小さいこともあってそれなりの性能ですね。この点は、センサーが改善されたGH1に期待したいところです。