ライカがレンジファインダー機のM9とコンパクト型のX1を正式に発表しました。
・Leica M9 and hands-on preview (dpreview)
- Leica M9
- 36×24mm 1800万画素CCDセンサー
- ISO160-2500(ISO80)
- ブライトフレーム 35&135mm、28&90mm、50&75mm
- シャッター32-1/4000秒 シンクロ1/180
- 2.5インチ、23万ドット液晶モニタ
- 連射2コマ/秒、最大8コマまで
・Leica X1 and brief hands-on (dpreview)
- Leica X1
- 23.6×15.8mm APS-C 有効1220万画素CMOSセンサー
- レンズはElmarit 24mm F2.8(換算35mm) 固定式
- ISO100-3200
- シャッター30-1/2000秒
- 連射3コマ/秒、2コマ/秒、最大6コマまで(JPEG Fine +DNG)
- 2.7インチ、23万ドット液晶モニタ
- ポップアップフラッシュ
Leica X1は、APS-Cセンサー&固定式の単焦点レンズを採用したマニアックな機種(超高級コンデジ?)になってします。レンズは非常に高性能ということなので、どのような絵がでてくるのかとても楽しみです。
M9のほうは伝統的なレンジファインダー機ですが、センサーがフルサイズに変わっているので、これまでのレンズを銀塩と同じ画角で楽しむことができますね。また、M9ではマイクロレンズの改良で周辺光量が落ちないように工夫しているらしいので、広角レンズでも実力が発揮できそうです。
[追記]
国内でもM9とX1が正式に発表されています。X1の公式ページは準備中のようです。
・ライカM9
ウォルサム
あのライカが、わずか3年で新製品を出してきたことに驚きを禁じ得ません。
マイナーチェンジを何度か挟みながら、M6はずっと生産され続けていました。
フルモデルチェンジと言えるM7が出たのは、実に18年後のことです。
そこからすると、エレクトロニクスの比率が桁違いに高いとはいえ、これだけのペースで新たな品番が出てきたことは驚きです。
まぁ、ただそれだけのことなんですけど(笑)
flipper@管理人
ウォルサムさん
コメントありがとうございます。
さすがのライカも日進月歩のデジカメを
10年も20年も売り続けるわけにはいかなかったんでしょうね。
ただ、M9はフルサイズになって、これまでのレンズを銀塩そのままの画角で楽しめるようになったので、ひとまずの完成形ということで、少し長く売られる可能性もあるかもしれませんね。
猿田彦
ようやく、フルサイズになりましたね。広角レンズの周辺光量不足が、エプソンRD-1では顕著に表れていたので、フルサイズ化は到底無理と思い込んでいました。ドイツの底力を感じます。M-8はスルーしたのですが、、、日に日にM-9の夢を見てしまいそうで怖いです。
flipper@管理人
猿田彦さん
コメントありがとうございます。
フルサイズになったことで、これでライカのレンズ資産が完全な形で楽しめるようになりましたね。M9を買える人が羨ましいです(^^;
また、テレセントリック性を考えられていないフランジバックが短いレンズで、周辺光量の低下を抑えたというのは確かに高い技術力を感じますね。
ぞぬ
今更ですが、X1を買いました。初めは渋い発色のJpegとポップすぎるRAWの発色の差に面食らいましたが、慣れてくると、どちらもアナログ的な絵を作りやすくて、とても気に入っています。ISO800まで常用できるAPSC+並単クラスの高画質コンデジですので、画質に過度の期待は禁物ですが、スナッパーには素晴らしい製品だと思います。高感度ノイズはフィルムの粒によく似ていて、今まで色んなメーカーのデジイチを使ってきましたが、体験したことの無い自然な感じのノイズです。総じて、よく考えられた製品だと思います。AFが遅くてうるさいのがネック。シャッター音は極小で、AF音より小さいです。15万円くらいで手に入れれば、CPも良いんじゃないかな。
ライカの記事がもっと多くなると嬉しいのですが。。。
チロポン
今頃書いても遅いのかも、、、しかしX1のレンズはとてもすぐれていると思います。X2にも期待しています。(M10には手が届かないと思うので、、、)