ニコンAF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5G EDはレンズメーカー製のライバルに勝る画質

SLRGearにニコンAF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5Gのレビューが掲載されています。 

Nikon 10-24mm f/3.5-4.5G ED AF-S DX Nikkor (Tested)

  • ワイド端では中央はシャープだが、周辺部はややソフトな描写。望遠側にズームすると、周辺部のソフトさは軽減される。このレンズは明確に望遠側のほうが性能がよく、24mm F5.6では四隅まで良好な画質
  • 色収差はまずまずだが、色収差補正が欲しい。歪曲はこのクラスでは平均的。周辺光量落ちは、ズーム全域で大きく特にワイド側では目立つ
  • タムロンの10-24mmと比べると、光学性能ではニコンが勝っている。シグマの10-20mmと比べると、双方とも非常にシャープだが、ニコンが若干勝っている。ニコンの14-24mm F2.8Gと比べると、14-24mmがシャープで収差も少なく、このレンズを負かすことは困難
  • 抜群にシャープなレンズではないが、周辺部もそれほど甘くなく、全体的にはとてもよい結果

 

ワイド端で周辺部の画質がやや甘くなるのがウィークポイントのようですが、同クラスのレンズメーカー製のレンズよりも光学性能的に上回っているようですね。

ただ、同じニコンの14-24mm F2.8Gにはやはり完敗のようで、超広角ズームで14-24mm F2.8Gに勝るレンズは今のところ見当たらないようです。

また、タムロンの10-24mmとは焦点距離&明るさが同じスペックですが、ワイド側の性能がいいタムロンに対して、ニコンはテレ側のほうが性能がよく、当初OEMではないか?という話も出ていましたが、中身は全く別物のようです。