DxOによるAPS-C機のセンサーテストではD90がトップ

Rice High's Pentax Blogに「DxO Sensor Marks」(センサーのベンチマークテスト)のスコアによるAPS-C機の比較が掲載されています。

DxO Scores Comparison (Pentax Against Others)

 

機種名
DxOMark
(RAWによる
画質の総合点)
ダイナミックレンジ
(EV)
DxOの基準で許容できる
最高のISO感度
Nikon D90
72.6
12.5
977
Nikon D5000
72
12.5
868
Nikon D300S
69.8
12.2
787
Sony α380
67.4
11.8
614
Sony α550
65.8
11.8
807
Sony α350
65.4
11.5
595
Canon 7D
64.9
11.7
809
Pentax K-m
63.5
11.4
513
Canon 500D
62.5
11.5
663
Nikon D3000
62.4
11.1
563
Pentax K-7
61
10.6
536

 

  • 同程度の画素数のセンサーを使用している場合や、同じセンサーを使用している場合でも、新しい機種ほどよい結果になっている

 

ソニーの12MPセンサー搭載機(D90、D5000、D300S)が1~3位を占めていて、やはりこのセンサーはとても素性のいいセンサーのようです。

7Dの結果は、あまりパッとしませんが、1000万画素機(K-m、D3000)やKiss X3よりは優れているので、画素数の割りには健闘していると言っていいかもしれません。K-mとD3000は1000万画素と画素数が少ないにもかかわらずあまりよい結果ではなく、ソニーの1000万画素CCDセンサーは、さすがに古くなってきているようです。

また、K-7は、同程度の画素数のソニーのα550に少し差をつけられているようなので、もう少しがんばって欲しいところですね。

表の中にAPS-Cでは高感度にめっぽう強いと言われているペンタックスK-xのデータが無いのが残念ですが、K-xがあれば、トップのD90といい勝負になっていたかもしれません。