ソニーα700とペンタックスK-7の比較記事が掲載

Alpha Mount Worldに、ペンタックスK-7とソニーα700のAF性能を中心とした比較記事が掲載されています。

Pentax K7 vs. Sony A700 Comparison

  • カタログスペックでK-7と比較すると、見ればわかるようにα700はかなり時代遅れだ。K-7の多くの機能は飾りではなく、様々なシチュエーションでユーザーを助けてくれる。K-7は、とてもクリエイティブなカメラだ
  • α700がK-7よりも優れていると思う点もいくつかあり、ユーザーインターフェースや、シンプルな操作、大きなボタン(寒いときに便利)、AFアシストランプの性能などはα700のほうが若干よい。しかし、これらはそれほど重要なものではない
  • AF性能の比較は、両方のカメラに同じレンズが使用できるタムロンの70-300mmで行った。第一印象では、K-7のほうがα700よりもより高速だ。コンティニュアスAFでは、α700はK-7に対して極めてよく持ちこたえているが、K-7のほうがより動態により食いつきがいいように見える
  • AFの精度はα700とK-7で同程度だったが、K-7のAFを調整したら、K-7のほうがが優れた精度になった(α700はカメラ内でレンズごとにAFの調整ができない)。概して、AFはK-7のほうが優れている
  •  α700は3年前のカメラで、単に時代遅れになっている。しかし、問題はα700後継機がいまだ登場しないことだ。私は、今はK-7をメインに使用しているが、今でもα700がとても好きであることを読者に知っておいて欲しい

 

記事の最後のほうは、レビューというよりはα700後継機が発表されないことへの文句(?)のようになっていますが、引用元のサイトはαの情報サイトなので、これはソニーへの叱咤激励ということだと思います(でも、"Alpha Mount World"なのに管理人さんはK-7に乗り換えてしまったんですね・・・)。

K-7とα700のスペックの比較では、K-7のほうがいろいろな面で上回っていますが、これは、同じ中級機と言っても発売時期が2年も違うので仕方がないところかもしれません。

ただ、AF性能に関してはペンタックスはニコン・キヤノンと比べるとまだまだという面も多いので、α700との比較でこれほど差がつくとは少々意外でした。α700後継機では、7DやD300Sと戦えるAF性能になることを期待したいですね。