ソニーE 16mm F2.8(NEX用のパンケーキレンズ)は製品版では性能が改善する? [内容更新]

dpreviewにソニーのNEX用パンケーキレンズ「16mm F2.8」の仕様に関するソニーのマネージャーの談話が掲載されています。

All NEX 16mm F2.8 lenses pre-production, says Sony

  • 現在存在するすべてのNEX用16mm F2.8は製品版のレンズではないと、ソニーが我々に伝えてきた。ソニーデジタルイメージングヨーロッパのジェネラルマネージャーであるヌマタテツヤ氏は、「ソニージャパンが、すべての16mmレンズは実際はプリプロダクションモデルであり、最終的なレンズの性能を示してはいないと通知してきた」と語った
  • このメッセージは、我々の掲載したサンプルや他のネット上のサンプルの画質に関する議論を受けて出されたものだ。ソニーは、製品版のレンズを提供することを約束してくれた。我々は、それを入手したら直ちにサンプルを掲載するだろう

 

NEX用のパンケーキレンズ(16mm F2.8)は、これまで掲載されたサンプルを見る限りでは周辺部が多少甘い印象で、ネット上でもそれほど評判はよくありませんでしたが、「最終的な性能ではない」とソニーがわざわざ声明を出すからには、製品版では改善されると考えてよさそうです。

NEXではフランジバックが短かくてセンサーが(マイクロフォーサーズと比べて)大きいので、広角パンケーキレンズの設計は難しいのかもしれませんが、いいレンズに仕上げて欲しいものですね。

[追記] yskさんにコメントをいただいていますが、デジカメWatchにNEX-5の製品版の作例が掲載されています。16mm F2.8の描写は以前のサンプルと比べてどうでしょうかね。

2010年5月19日 | コメント(18)

コメント(18)

フランジバックが短いと、広角レンズの設計がしやすい筈だと想います。
考えたら分ると思いますが、10mmや20mmの焦点距離のレンズは普通に設計すると、ミラーが付いているレンズでは、レンズの中心はマウント面より内側になってしまいます。
それがマウントの外側にあるレンズで集光しようとすると、普通の設計では出来ないので、ミラー付きのレンズではレトロフォーカスと言って特殊な設計になります。
その為に昔は一眼レフは広角レンズの性能は悪い、と言われていました。
だから、ミラーレスでフランジバックの短い広角レンズの設計が難しいかも知れないということは、私はないと思います。

 6月3日発売の製品で、製品版のレンズはまだ用意できていないという事なのでしょうか。まだ二週間もありますもんね(汗)。
 画像処理エンジンによる歪曲補正、倍率色収差補正、周辺減光補正などに関してはファームウェアの更新で特性を変えられ、直前までチューニングという話もありそうに思えますが、それだとレンズよりボディの話になりますよね…あるいはレンズ側ファームウェアに埋め込まれた補正パラメータのチューニングという可能性も?(汗)
 などと疑っても仕方ないですよね。コンバージョンレンズ2製品を取り付けるベースとなるレンズでもありますから、3種類のレンズの性能を左右する性能改善とも考えられ、期待したいところですね。

この反応は新しいですねw

素直にソニーの本気度と取って良いんですよね?

そろそろ700後継にも本気出してほしいです・・

この手のコメントで実際改善していた方が少ない印象ですし、今更光学系の変更があるとは思えないので、前評判がいまいちな事に対する牽制のような気がします…

 私はあのレンズの画質、そんなに悪いと思わなかったですが、まあ最近のレンズと比べると薄紙一枚を透かした様な仕上がりになりますかしら。

 デジタルのソフトの改良はともかく、レンズなんてそんなに簡単に性能を上げることが出来るのでしょうか?元々改善しておく予定が、発表には間に合わなかったとか?

たしかに、このタイミングで光学系の変更はないですよね。
レンズ内の補正データを含むファームウェアが、最終的なものではないという意味だと思います。

レンズに関して言えば、試作品の方が量産品のレンズよりも高性能でなくてはおかしいです。 何せ量産では試作レンズの10%性能落ちって言われるくらいですから。
片ボケ等々問題があってもその程度で今回の画像レベルはそんなものではないって感じなのでレンズ側での更なる良化は期待出来そうにありません。
デジカメ側のソフトによる良化って事だと思います。

すでに微調整は終わっているはずですよ。
世に出回った作例を撮ったカメラやレンズが微調整前ということでしょう。
少しでも良くなると嬉しいですね。

細かいことを言うようですが、レンズ設計の難易度を決めるのはフランジバックの長さではなく、バックフォーカスをどの程度取れるか、です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9
「フランジバックの短さは広角レンズ設計に有利の筈」との「あるふぁ」さんのコメントがありましたが、バックフォーカスを極端に短くできるレンジファインダー機の方が、ミラーの上下運動をクリアする為にバックフォーカスを長く取らざるを得なかった一眼レフに比べて広角レンズ設計で有利だったのはフィルム時代の話ではないかと思います。無数のマイクロレンズがセンサー上に並んでいるデジカメ用撮像素子は、フィルムに比べると、斜めに入ってくる光に対する感度が大変弱いと言われています。ライカがM8やM9を出した時にやはりこの問題に大変苦しみ、コダックに特注したセンサーでは画面周辺部分に相当する箇所のマイクロレンズを中心方向へ傾けて配置したと言っていました。それでも周辺減光の問題が酷く、その為にM8から新たに6ビットコードというレンズの識別マーカーを設けて、レンズの種類に応じて周辺減光を低減するソフト側での画質の微調整を行うという対策を講じています。つまりデジカメの時代になってから、撮像素子に如何に光を真っ直ぐに導くか、しかも中心部だけでなく周辺部までなるべく均質に、という新たな課題がレンズ設計に突き付けられるようになった訳です。当然ながら、撮像素子が大きく慣ればなるほど、周辺減光の問題は顕著となります。この2点が、最近複数のメーカーが売れ筋のレンズを比較的短期間でリニューアルしている(せざるを得なくなっている)理由です。例えば去年ニコンが70-200mmを前モデル発売(2003年)から僅か6年でリニューアルしましたが、最大の理由が2003年時にはそれほど問題にならなかったこのレンズの周辺減光の酷さ(当時ニコンにはフルサイズ機が無かった)が、D3やD700の登場で非常に目立つようになった為と言われています。ライカが最近広角レンズを相次いでリニューアルしているのも、こうしたデジタル撮像素子の特性に対応する為ではないかと思います。「あるふぁ」さんの主張が正しいとすると、バックフォーカスを短くする、つまり後玉が極端に突き出した形のレンズにすることで設計を楽にすれば良い筈ですが(昔のスーパーアンギュロン21mmの様に)、実際には最近のライカ広角レンズの後玉はそんなに突き出した形にはなっていません。後玉があまり撮像素子に近いと、センサーに光を真っ直ぐに当てるのが難しくなるからではないかと思います。M型ライカのフランジバックは約28mmですが、ソニーNEXは18mmと10mmも短く、最初に出そうとしている単焦点がいきなり24mm相当の広角、しかもセンサーは大型のAPS-Cサイズということで、実は結構難しいことをしているのではないかという気はすごくします。今出回っている試作レンズが最終ではないと聞いた時、レンズ側ではなく、ボディ側のセンサーのマイクロレンズの傾きをライカM8/M9の様に傾ける微調整をしているのかなと勘ぐってしまいました。

デジカメwatchに製品版の実写画像が出ましたが
やはり16㎜の開放はモヤモヤしてますね

ぜひこのレンズを、後世に残るような名レンズにして、世に出してほしいものです。

ライカフレックス用スーパーアンギュロン21mmF3.4などは特殊ですが、あるふぁさんがご指摘の話は、フランジバックから
バックフォーカスを間接指摘した内容であり、レンズの設計が楽である、設計の自由度が大きい、という意味で一理あると思います。かつてレンズに入射する光軸の計算を女工さんが対数表を駆使して、一か所につき30分かかって手計算していた時代、今のズームレンズ1本を計算させたら何年かかるかわからない(1万年とか)と思いますが、今ならコンピューターがすぐに計算してしまうので、今日的には設計の自由度が重要でしょう(広角:ホロゴン型・ビオゴン型・プラナー型など)。

デジカメの撮像素子に対し、斜めに入射する光は、当然減光してしまいますが、銀塩でこれを補正するのは至難の業のところ、デジカメならプログラムで補正できる点とともに、ホロゴンやハイペルゴンも銀塩時代のフィルターによる画質低下から逃れられる良い面すらあるわけで、斜めの光を受けやすい裏面照射型CMOSが普及していくことも含めて考えれば、レンズ設計が楽になる、というあるふぁさんのご指摘に、私もかなり同意するものです。

四隅かなり甘いねー。ボケボケ。

これだけ短いフランジバックだとやはり広角は画質的にキツイのかな?
広角のパンケーキレンズを作ったというより
パンケーキレンズを作ったら広角にしかできなかったのかもしれませんね。

裏面照射素子は表面研磨の精度の問題でむしろ斜めからの光に弱いと聞いたことがあります。(隣の画素に光が漏れる?)
裏面照射型の大型素子が製品化されていないで実際のところどうかは分かりませんが。

 邪推なのですが、「あっちが17mmF2.8パンケーキだから、こっちは16mmパンケーキでいくぞ」という安易かつ無茶な指令のもとに開発がスタートしてしまったのではないかと思ってしまいます。
 大きい会社だと、畑違いな所にまわされてしまう上司さんとかいそうですし...。膨大なアイディアを押し付けられ、無茶気味なものでも仕上げなきゃならないのが、現場の仕事でありプライドでしょうし。

 設計自体はPC上でできてしまうので、試作程度までは簡単にあがりそうですが、いざ試してみると、CADやシュミレーター通りには機能してくれないのが、現代の工業製品開発全般の不思議であり面白い所だと思っています。
 フランジバックの短さと画像素子の大きさ、先行する他社レンズ群と勝負できるサイズにする必要等から、レンズの開発はM4/3よりもハードルが高いと思いますので、開発陣の苦労が報われると良いですね。

よほど製造コストを削ったんでしょうね。安い硝材使いましたって出てくる絵が如実に語っています。期待していただけに残念です。

やはり、この後に出ると噂されるNEX7が本命なんでしょうかね。

世界最小・最軽量を謳い文句にしてるし
他の人が言ってるようにμ4/3のパンケーキに対抗するように、16mmパンケーキとか・・・。
値段も意識してますしね。

μ4/3に興味のあるユーザーを引き込みたいという、数字的なスペックばかり目立たせていて、営業的な思惑が見え見えです。

山久さんの早期インプレで評判が良かったものって
ありましたっけ?

今回も色々言われておりますが、韓国サイトの構成
や評価の仕方を見ていただきたいですね。ぜひ。

作例を掲載するデジカメWatchもいつまでも言われ
っぱなしで恥ずかしくないのかなぁ。
何とも思ってないのでしょうかね。情報を発信する
側として一度検証していただきたい。

 デジカメWatchさんとこに、ソニー系列の広告も出ていたんで、不当に低性能な演出はしていないと思います。


コメントする

※コメントは承認後に表示されます。初めてコメントされる方はこちらをご一読下さい。
※同じ記事にハンドルを変更しながら投稿された場合は、コメントを削除します。
※記事の内容を無視したコメント、煽り・いやみ・皮肉・感情的なコメントは承認いたしません。

スポンサーリンク

月別アーカイブ

2018年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 
2017年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2016年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2015年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2014年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2013年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2012年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2011年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2010年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2009年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2008年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 

2018年9月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

このブログ記事について

このページは、2010年5月19日 に公開されたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「オリンパスE-PL1はJPEGエンジンの出来が素晴らしい」です。

次のブログ記事は「テスト中のニコンD3Xsが目撃された?」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

デジカメinfo topに戻る