ソニーが透過光ミラーを採用したα55、α33を正式発表

ソニーが「透過光ミラー」を採用したデジタル一眼 α55、α33を正式に発表しました。

ソニー、世界最速の"AF追随高速連写"一眼レフ「α55」「α33」 (デジカメWatch)

  • 透過光ミラーを採用することで、撮像素子に常時光を当ててライブビューを可能にする「Translucent Mirror Technology」を実現。ミラー上方に設けた位相差AFセンサーに一部の光を分光させることで、ライブビュー中の位相差AFを可能にしている
  • ライブビュー中の視野率は100%
  • α55は1620万画素、α33は1420万画素、Exmor APS HD CMOSセンサー
  • 連写速度はα55が10コマ/秒(APS-Cで世界最速)、α33が7コマ/秒
  • α55はGPS機能を搭載(デジタル一眼では世界初)
  • AFセンサーは15点、中央部が3点のクロスセンサー、AFは既存のAマウントレンズすべてで可能
  • EVFは0.45型、144万ドット、視野率100%、倍率1.10倍
  • 動画は1920×1080、59.94i(センサー出力は29.97fps)、AVCHD、絞り優先モードでの撮影も可能(フォーカスはMF)
  • 最高感度はISO12800
  • α550より23%の小型化を実現、本体サイズは124.4×92×84.7mm
  • 店頭予想価格は、α55が9万円前後、α33が7万5000円前後(ボディのみ)
  • 発売日 9月10日

 

公式サイトにまだ掲載されていないので、デジカメWatchより引用しました。α55、α33は、(視野率等若干異なる部分もありますが)ほぼ噂通りのスペックで登場しましたね。

位相差AFによる動画撮影や、固定式の透過光ミラーを使った高速連写がどのような使用感なのか、実機を手に取って試して見るのが楽しみです。

[追記] ソニー公式サイトでも、プレスリリースが公開されました。

世界初透過ミラー搭載。「スピード一眼」誕生。 ~DSLR Redefined~ 秒間10コマの高速連写や動画撮影中でも作動する高速・高精度なオートフォーカスを実現 レンズ交換式デジタル一眼カメラ"α55"など発売