ソニーの新しいフルサイズ機はα3・5・7シリーズのラインナップの完成後になる

Photoclub Alphaに、英国ソニーのPaul Genge氏のフォトキナでの発言の内容が掲載されています。

NEX firmware update details in full

  • Paul氏は、α700後継機がPMAやフォトキナで展示されたモックアップとは大きく異なる外観になることを認めた。α700後継機はα33/α55と同様の内部構造を採用し、EVFを搭載することが示唆されていた。Paul氏は、α700後継機がα700ユーザーが驚くような高性能機になると語っている。
  • 「これ以上、フルサイズ機は開発しないのか?」という質問に対し、Paul氏は「α3/5/7シリーズを完成することを目指しており、そして次に、新型のα900後継機を含むフルサイズ機に目を向けることになるだろう」と語った。
  • フルサイズのNEXを同じマウントを使用して開発することも可能だ。しかし、APS-CのNEXと同じレンズは使えない。(NEXの)マウントはフルサイズに対応するようにように設計されている。いつかフルサイズのNEXが登場するかもしれない。
  • 新しい標準ズームレンズ(DT16-80mmの後継機)はSSMモーターではなくSAMモーターを搭載するかもしれない。Paul氏は、モックアップの前面の金色のリングを差して、これがSAMの搭載を意味することを示唆した。

 

引用元の記事はNEXのファームウェアに関する情報がメインですが、これは既出なので割愛しました。この記事によると、ソニーはα3/5/7のラインナップを完成させるのが急務で、フルサイズ機はその後に開発するということなので、フルサイズ撤退の噂はとりあえず否定されたと思ってよさそうですね。

また、α700後継機が「驚くような高性能機になる」という話も期待が膨らみますね。α700後継機が透過光ミラー+EVFを採用するのはほぼ確実のようなので、OVF派のユーザーも不満なく使えるような高性能EVFを搭載して欲しいものです。