富士フイルムがAPS-Cセンサーを採用したコンパクトカメラX100を海外で正式発表

富士フイルムが、APS-Cセンサーと単焦点レンズを搭載したコンパクトカメラを海外で正式に発表しました。

Fujifilm unveils FinePix X100 large-sensor compact (dpreview)

  • 富士フイルムは大型センサーを搭載したプロと熱心な写真愛好家向けのコンパクトカメラX100を発表した。X100はAPS-C CMOSセンサー、富士EXRプロセッサー、そして23mm F2フジノンレンズ(換算35mmの準広角)を採用し、古典的なスタイルと伝統的なダイヤルによるシャッター、絞り、そして露出補正のコントロールを基本としている。
     
    注目すべきは光学ファインダーとEVFを切り替えることができる新しいハイブリッドビューファインダーシステムで、OVF上に詳細な撮影情報を表示することができる。動画は720pのHD動画、液晶モニタは2.8インチ46万ドット、そして、上部の下部はマグネシウム合金。このカメラは2011年の早い時期に発売されるだろう。
     
  • X100のスペック
    - 1230万画素APS-Cセンサー
    - 動画は1280×720ピクセルのHD動画、音声はステレオ
    - レンズは23mm F2フジノンレンズ、絞り羽根は9枚、最短撮影距離10cm、3段分のNDフィルター内蔵
    - AFはハイスピードコントラストAF
    - ISO200-6400(拡張でISO100-12800)
    - シャッタースピード30秒~1/4000
    - 露出モードはPASM
    - 連写は5コマ/秒
    - 光学ファインダーは倍率0.5倍、視野率90%
    - EVFは144万ドット液晶
    - 液晶モニタは2.8インチ、46万ドット
    - メディアはSD/SDHC/SDXC
    - 大きさ127×75×54mm

 

富士フイルムからAPS-Cセンサーを採用したレンズ固定式のコンパクトカメラが発表されました。

OVFとEVFを融合したハイブリッドビューファインダーは、ブライトフレームの光学ファインダーに144万ドットの液晶パネルの画像をプリズムを使って重ね合わせるもので、各種情報や撮影した画像の表示などが行えるようです。23mm F2フジノンレンズがどんな描写をするのかも楽しみですね。