ペンタックスDA★200mm F2.8はパーフェクトに近いレンズ

ePHOTOzineに、ペンタックスDA★200mm F2.8 ED [IF] SDMのレビューが掲載されています。

Pentax SMC DA* 200mm f/2.8 ED(IF) SDM Interchangeable Lens Review

  • 鏡筒は金属製で、防塵防滴。プロの厳しい使用でも難なくこなすように感じる。ピント合わせはインナーフォーカスで、明るい場所ではAFは速い。暗い場所では、K-7との組み合わせでは少々迷うことがあった。
  • 中央の解像力は絞り開放から既に素晴らしい値(excellent)で、F8まで絞るとピークに達し、解像力は画面全域でパーフェクトに近い。すべてのレンズがこのような性能であればいいのに!
  • 色収差はF2.8で0.67ピクセルで、周辺部のハイコントラストの部分では大きなプリントで目に付くかもしれないが、許容範囲のレベルに収まっている。
  • 周辺光量落ちは絞り開放で1/2EVの素晴らしい値。F4まで絞れば均一になる。歪曲はわずか0.0262%で、直線的な被写体でも全く問題はない。
  • 逆光ではわずかにコントラストが落ちるだけで、フレア耐性はまずまずだ。付属の深いレンズフードは、とても効果的。
  • 200mm F2.8はパーフェクトに近いレンズだ。解像力は傑出しており、色収差のレベルも低く、歪曲は無視できる大きさで、軽量でAFも速い。価格はわずか720ユーロだ。私はこれはバーゲンプライスだと思う。

 

レンズの解像力がズバ抜けて高いので、いつもの解像力チャートでは追いつかずに、Excellentの上に目盛りが更に2つ分追加されているのがすごいですね。評価は5項目各10点で50点満点中49点なので、ほとんどパーフェクトと言っていいと思います。

このレンズはDA★60-250mmと比べるとあまり話題にならないような気がしますが、もう少し取り上げられてもいいレンズかもしれませんね。