タムロン18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZDの描写性能は旧型よりもワンランク向上

Photo of the Dayに、タムロン18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD (B008)のインプレッションが掲載されています。

2本目の60周年記念レンズ

  • レンズが小さく軽くなっただけでなく、描写性能も旧型よりもワンランク向上させている。旧型は望遠側がやや"頼りなげ"な描写傾向があったが、新型ではその悪い傾向を払拭し、広角側から望遠側まで大変に安定した高画質を保っている。新旧を撮り比べてみれば違いが一目瞭然でわかる。
  • 操作フィーリングが良くなっていて、ズーミングしたときの感触もだいぶ良好。旧型では"ぎくしゃく"した抵抗が気になっていたが、新型ではじつにスムーズ。

PZDってなんだ?

  • PZDはPieZo Driveの略でピエゾ素子(圧電セラミック)をAFのアクチュエーターに使っていることをあらわしている。ピエゾモーターはパワーは大きくないが、小型で高速で音も小さい。
  • このズームの注目点はモーターだけでなく手ブレ補正機構も大幅に改良している。

 

タムロンの18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZDは、旧型よりも大幅に小型軽量化されているので、描写性能は最悪現状維持でもいいかなと思っていたので、描写性能が旧型よりもワンランク向上しているというのは、嬉しいニュースです。これでAF速度やAF精度が向上していれば、申し分ない便利ズームになりそうです。