ペンタックスの2010年第4四半期は予想以上の利益

Amateur Photographerに、HOYAのCOOへのインタビューが掲載されています。

Pentax DSLR cameras 'exceed expectations'

  • HOYAのCOOであるハマダヒロシ氏は「カメラ事業部の今四半期(2010年第4四半期)の利益は、販路の強化と新型一眼レフK-5、K-rの販売促進に焦点を絞ったため、我々の予想を超えたものとなった」と語った。
     
    カメラに対する需要が、HOYAのITビジネス関連の売上を1.4%押し上げている(営業利益は1.1%上昇)。新しく発表された財務諸表は「一眼レフカメラの販売台数は、エントリーモデルの強い需要を反映して前年よりも上昇している。このことが交換レンズの高い売上をもたらしている」と補足している。
     
    HOYAは、特に新興国での堅調なデジタルカメラの販売の結果、レンズ生産工場ではフル生産を行っていると述べている。ペンタックスはHOYAの正味売上高の25%を占めている。


昨年はK-r があまり売上ランキング上位に登場しなかったことや、K-5のステイン問題が発生するなどしたため、ペンタックスのデジタル一眼の売行きがどうなっているのか気になっていましたが、HOYAのCOOによると第4四半期の利益は予想以上ということなので、まずは一安心ですね。

また、交換レンズもフル生産を行っているということなので、次の新製品の開発資金も問題なさそうです。ペンタックスの今後の新製品が楽しみですね。