キヤノンが24-70mm F2.8の別バージョンの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの24-70mm F2.8の特許(以前の24-70mmの特許とは別バージョン)が紹介されています。

・Canon 24-70mm F2.8の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが24-70mm F2.8に関する特許を出願中。大三元を代表する大口径標準ズームもいよいよモデルチェンジされるのかもしれない。
  • 今回の特許には他の光学系の実施例もある。EF-S55-250mm F4-5.6 IS II は十分有り得そう。
  • 気になるのは性能は、無限遠側は並のズームレンズと言える。近距離性能はリアフォーカス・インナーフォーカスでは悪いレンズが多いが、キヤノンも例外ではない。(各収差はよくないが)いずれの場合も悪いのは周辺のみで中心は良い解像。
  • この光学設計で発売することはなく、まだ検討段階であると思われる。

 

24-70mm F2.8の特許は昨年にも出願されていましたが、また新しい特許が出願されているようです。光学性能的にはかなり欠点が多いようなので、どうやら、これがそのまま最終的な製品となるわけではなさそうですね。

EF24-70mm F2.8L後継機にはISが搭載されるという噂と、搭載されないという噂が流れていますが、この特許のレンズ構成図を見る限りではISユニットは入ってないようです。

EF24-70mm F2.8L後継機が現時点で検討段階だとすると、発売までにはまだかなり時間がかかるかもしれませんね。