・Fujifilm 高感度と色再現性に優れた有機三層式撮像素子の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)
- 富士フイルムが、有機半導体を用いた三層式の撮像素子に関する特許を出願中。光の変換効率が高いことで高感度を実現し、色分離性に優れることで高度な色再現を実現。
- 富士写の技術は、先ずG(緑)を分離した後、シリコン内でB(青)とR(赤)を分離するというもの。 Bは短波長で、Rは長波長、Gはその中間。中間(G)を最初に分離してしまうところがミソ。有機材料を適切に選択して緑波長のみうまく取り除くことが出来れば、 B(青)とR(赤)は元々重なりが少ないので、かなり高度な色分離を行えるのではないか。
Foveonは高感度には強くないので、この特許にあるような高感度性能に優れた三層センサーが実現されれば理想的ですね。とはいえ、FoveonもSD1用の新型センサーでは画素数が大幅に増えるだけでなく、高感度性能も向上するという話なので、かなり期待できそうな雰囲気ですが・・・。
フジの他ではソニーとキヤノンも3層センサーを研究しているようですが、こちらも実用化されるのかどうか気になるところですね。
KOJI
個人的にはSONYに期待しています。
Worker
S1Pro、S2Pro、S5Proと使って来て次のS6ProかS7Proでニコンのフルサイズボディ(今でいうD700ボディ)に3層式センサーで出ないかなぁなどと良く妄想してましたが・・・
X100系の方に舵を切っちゃった様なのでレンズ交換式一眼レフタイプを好む自分としてはちょっと期待薄になりました。
7000
フジ、ソニー、NHKは昔から有機三層式の撮像素子やってるよ。
最近は見てないけど前に見た時(4年ぐらい前だったかな?)
フジのは被写体にゴマを振ったようなノイズ撒き散らしてたよ。
だから特許とかとっても余りすぐに実用化とか思わない方がいいよ。
まあ気長に待ちましょうよ
hi-low
> 7000 さん
> IDK さん
特許の図を見ればわかりますが、有機素材の光電変換膜とシリコン素子のハイブリッドです。光電変換膜の3層構造に比べれば、実現性は高いと思いますよ。
ab
実は富士フィルムは、感材時代から医療用感材(レントゲン撮影用など)で莫大な利益を上げていた会社です。
富士が撮像素子を開発・特許取得する場合、ソニーなどと同じように(実はそれ以上に)コンシューマー用途を考えているわけではありません。
今回の特許のキモは波長の分離手法にあると思われますので、別にRGBなどの可視光線(の分離)に限らない技術だと考えると、試みの面白さが理解できるのではないでしょうか。
まぁ実際FOVEONは分離特性の悪さで四苦八苦しているわけですから、コンシューマー用途でも芽があると思いますよ。