ニコンAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gは開放からとてもシャープなレンズ

Photozoneに、ニコンAF-S DX NIKKOR 35mm F1.8GのD7000による再テストが掲載されています。

Nikkor AF-S DX 35mm f/1.8 G - Review / Test Report

  • 鏡筒はハイクオリティなプラスチックで、とてもきちんとしたとした造り。フォーカスリングは若干の重さがあり、まずまずスムーズだが、回転方向を変えたときに若干の遊びがある。遊びはごくわずかだが、精密なピント合わせでは少しわずらわしく感じるかもしれない。前玉は回転しないので、偏光フィルターの使用は容易。
  • 歪曲は1.7%前後の中程度のタル型で、これはこの焦点距離の単焦点レンズとしては予想よりも少し大きい。
  • 周辺光量落ちは、開放では中程度(0.89EV)で、F2.8まで絞れば実写では問題のないレベルまで改善する。
  • 中央の解像力は、開放からF8までの範囲で素晴らしい値(Excellent)で、周辺部はそれより若干劣り、開放でとても良い値(very good)、F2.8~F4では素晴らしい値(Excellent)だ。四隅は開放では周辺部よりも一目盛りほど低く、良い(good)の値にしか到達しないが、絞れば改善し、F2.8では既に高いレベル。このレンズは絞った時に若干のフォーカスシフトが見られる。
  • 倍率色収差は開放では中程度(1.14ピクセル)だが、それ以上に絞るとかなり高いレベル(1.61~1.85ピクセル)になる。これは少々残念な性質だが、色収差は後処理やボディ内補整で容易に補整することができる。
  • ボケは残念なことに開放では若干うるさく、かなり輪郭が目立つ。F2.8まで絞ると輪郭は目立たなくなり、ボケはかなりスムーズになるが、ハイライト部分のボケには色ズレ(軸上色収差)が目立つ。加えて、円形絞りにもかかわらず、F5.6以上ではボケが円形ではなくなり始める。
  • このレンズは、開放からとてもシャープなレンズだ。周辺光量落ちはDXの大口径レンズとしてはとてもよく補整されているが、歪曲と倍率色収差は少し大き目。ボケは開放では少しうるさいが、若干絞れば概ね満足のいくものになる。造りは価格から予想する以上で、きわめて良好。AFは超音波モーターだが、それほど速くない。とはいえ、このレンズは非常にハイレベルな性能だ。

 

光学性能の評価は、5点満点で3~4点で、以前のD200でのテスト(4点)に比べると若干評価が下がっています。とはいえ、解像力は設計が新しいだけあってD7000でも十分に高い値で、1600万画素でもまだ余裕がある感じですね。

2011年6月 5日 | コメント(5)

コメント(5)

最近のニコンのレンズは、
ボディ内補正やソフトウェアによる後処理を視野に入れて設計されている気がします。

このレンズ、友人が使っていますが、廉価でありながら造りは良いですよ。
超音波モーターを搭載しているためかAFも静かで速いですし、フルタイムMFも出来ますからね。

あと、驚いたのはマウント面のゴムスカート。
ニコンは廉価レンズでも防塵防滴なんですね。

距離表示を省略されてしまったのが悔やまれます。

これで距離目盛が省略されてなければ完璧だった。

そうそう、距離表示が無いばっかりに、天体写真では使いにくいんです(^^;
ライブビューでピンを拾うにしても、かなり明るい星がないとダメなんで、苦戦します。

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