シグマSD1はオートに頼ってはいけないカメラ

Photo of the Dayに、シグマSD1の簡単なインプレッションが掲載されています。

じゃじゃ馬カメラ

  • SD1の「実力」を充分に引き出して使いこなすのにぼくはいつも難渋する。誤解を恐れずに言えば、じゃじゃ馬のようなカメラ、か。
  • AFで正確なピントを得ることが難しい、合わないことが頻発する。オートホワイトバランスはまったく信用ならない。AE(測光)が不安定で露出が決まらない。
  • すなわち、SD1を使いこなすナンバーワンのポイントこそは、カメラのオートに頼って撮ってはイカンぞ、カメラを信用してはイカンぞ、ということ。SD1のオートをやめて、徹底してマニュアルで撮影すれば、ほぼ期待通りの写真をものにすることができる。

 

Foveonを搭載しているカメラは、多かれ少なかれ気難しい一面のあるカメラという印象ですが、SD1はその中でも特に使いこなすのが大変そうなカメラですね。ただ、決まったときには、実に素晴らしい結果が得られるようなので、腕に自身のある方には挑戦しがいのあるカメラかもしれませんね。

[追記] FOCUS NUMERIQEにSD1+17-50mm F2.8のサンプルが多数掲載されているので、こちらも参照してみてください。

Exemples de photos