ニコンCOOLPIX P7100のDxOMarkのスコアが掲載

DxOMarkに、ニコンCOOLPIX P7100のセンサーベンチマークのスコアが掲載されています。

Nikon Coolpix P7100: a new high-end compact by Nikon

 

 P7100   P7000   G12   DMC-LX5 
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
41 39 47 41
Color Depth
(色の再現域と分離)
19.4 19.1 20.4 19.6
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
10.7 10.8 11.2 10.8
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
165 147 161 132
 
  • 旧型との比較では、予想通りP7100とP7000は同じレベルだ。PowerShot G12との比較では、総合点でG12がリードしているが、これはG12がとても高画質なISO50(※ISO80の間違い?)の低感度の設定ができるため。P7100でニコンはP7000の主な問題点(使い勝手とレスポンス)を改善し、画質はそのまま維持している。しかし、P7100は最近発表された新型機に対抗するのに十分な性能だ。

 

P7100のセンサーのスコアはP7000とほとんど同じなので、センサーはこれまでと同じソニー製1/1.7インチCCDが使われているようですね。

このクラスのセンサーでは、最近、キヤノンの1./1.7インチCMOSや、富士の2/3インチCMOSなどのライバルが登場してきたので、今後の展開が面白くなってきましたね。

あと、P7000のスコアが公開された時に、同じソニー製CCDを採用するS95やG12とのスコアの違いが気になっていましたが、これは最低感度の違いから来ているということなので、DxOのスコアを比較するときはカメラの最低感度も考慮に入れたほうがよさそうですね。