キヤノンが新フラッグシップモデルEOS-1D Xを正式発表

キヤノンがフルサイズセンサーの高速連写機「EOS-1D X」を正式に発表しました。

EOS-1D系2機種を統合。秒12コマ連写と常用感度ISO 51,200を実現した
35mmフルサイズ1,810万画素CMOS搭載ハイエンド一眼レフ「EOS-1D X」発表

(DigitalCamera.jp、※スペックは一部海外のプレスリリースより補完しています)

  • 従来2系列だった「EOS-1D」系を統一した新フラッグシップモデル
  • センサーは1810万画素、フルサイズCMOSセンサー
  • 連写は12コマ/秒(ミラーアップJPEG時は14コマ/秒)
  • DIGIC4の17倍の処理速度のDIGIC5+を2基搭載したデュアルDIGIC5+
  • 位相差AFは61点、F5.6対応クロス21点、F4対応クロス20点、F2.8対応デュアルクロス5点
  • ISO感度はISO100-51200(拡張でISO50、ISO102400、ISO204800)
  • ファインダーは視野率100%、倍率0.76倍
  • 2つの振動素子を採用した新ゴミ除去機能
  • 10万画素RGB測光センサーによる256分割測光
  • レンズの色収差と歪曲収差を撮影時に補正できるリアルタイム補正
  • 動画は1980x1080 30p/25p/24p、1280x720 60p/50p、640x480 30p/25p
  • 液晶モニタは3:2TFT、104万ドット
  • メディアはCFカードスロット×2
  • 発売日:2012年3月下旬

 

噂になっていたEOS-1Dの新型機がついに正式発表されました。スペックは、以前、読者の方からいただいた情報通り1810万画素のフルサイズで、EOS-1Dシリーズは噂通り1機種に統合されるようです。

スペック的には奇をてらった新機能こそありませんが、基本的なスペックを徹底的に磨き上げた高性能モデルという印象です。キヤノン初のレンズの色収差・歪曲収差補正が採用されたことにも注目したいところですね。

[追記] キヤノンの公式サイトでEOS-1D Xのページが公開されました。

EOS-1D X (製品紹介)

[追記2] 店頭予想価格は65万円となっています。