- 現在、写真の約3割はスマートフォンで撮影されている。多目的な全自動カメラの市場は縮小している一方で、高価なミラーレスのレンズ交換式カメラとデジタル一眼レフカメラの購入は増加している。スマートフォンによる撮影の人気の高まりは、従来のカメラに影響するまでになっている。
- 今年6月には、『iPhone 4』が、ニコンの『D90』やキヤノンの『EOS 5D Mark II』を抑え、『Flickr』で利用されているカメラの第一位になった。
- スマートフォンの影響を最も受けている多目的な全自動カメラの市場は、17%縮小した。高価なミラーレスのレンズ交換式カメラとデジタル一眼レフカメラの購入は、2011年の調査で12%増加している。しかし、専用カメラも将来的には、スマートフォンから学ぶ必要が出てくるだろう。
スマートフォンの普及に伴って、低価格なコンパクトカメラの市場にかなり影響が出ているようですね。一方で、上のクラスのレンズ交換式ミラーレスや、一眼レフは伸びているようなので、今後のデジカメは高性能な製品中心にシフトしていくのかもしれませんね。
clou
撮った画像をどう自分が楽しむか、また、その画像をどう他人と感動を共有するのかを考えれば当然のことでしょうね。
ちょっと前までは、撮った写真をL版プリントしてあげると感謝されていたのが、今では、携帯でその画像を送るほうがずっと喜ばれ感謝されます。
自宅ではファミリーフォトも散歩画像も、以前はA4〜A3ノビにプリントして楽しんでいたのに、最近では専用フォトビュアーと化した一台のパソコンモニターにスライドショウ表示して楽しむばかりです。
息子や娘はスマートフォンでしか画像を見せないし、私も妻もそろそろiPhone4Sを持つかな・・・
oto
もともと画質の善し悪しなんて関係ない人たちが、いかに多いかという証でしょうね。
jiiya
iPhoneのカメラ機能の進歩は著しかったし、撮影した写真にタグやコメントをつけ、そのままwebにアップできる便利さは現状のカメラには追いつけない便利さです。eye-Fiやアップロード機能のあるコンデジはありますが、コメント等の入力はスマフォにかないません。
Facebookに近況写真をアップするのにiPhoneアプリを日常的に使っています。さまざまなカメラアプリもあり、それらで撮影や加工した写真をシームレスに扱えるのもメリットです。
対してデジカメは、写真の加工についてはボディ内現像や加工できる機種も多くなってきましたが、問題はコメントの入力。現状はアルファベットの入力だけでもめんどくさい操作が必要。これはムリにボディ側で全部やろうとせずに、USBホスト機能やブルートゥースでカバーしてほしいですね。でも、それ用のチップをつもうとするとコンデジの価格帯では無視できない価格上昇になりそうです。
ある程度価格を上目に設定できるミラーレスの中上級機あたりでwifi&BTチップ搭載機が出てくるのではないでしょうか。
keroro
IsntagramとiPhone4sは快適です。
写真の整理を考えると、最強ですね。
ネットで写真を共有時代ですから、カメラだけで閉じていてはダメでしょうね。
balu
元々カメラ自体は嗜好品ですし、自然な流れなのかもしれませんね、使い捨てカメラが出て学生でもカメラを持って出かける事ができるようになりましたから
現在携帯は必需品ですし、統計でも遊びより携帯代の方が大事って出てますので仕方ないでしょうね。
私もスマートフォン持つようになってからコンデジ持たなくなりました。
jiiya
入手難易度というか敷居の低さもスマートフォンが持つ強みですよね。
学生でも社会人でも携帯は必須アイテムですし、キャリア各社はスマートフォンに力を入れているしで入手しやすい。しかも数千円ぐらいで入手できてアプリもほとんど無料。使えるアプリはアップデートも早いし、友達にも勧めやすい。なにより筐体が小さい。
コンデジなみの写真がスマフォで撮影できるならば、たしかにコンデジを買う意味が無い。ガラケーとコンデジを持っていた層が片っ端からスマフォに走り、コンデジ市場は空洞化しているのが現状。ついでに言うとガラケーもどんどんつらい市場となっている。就活を控えた学生なんかスマフォ使えないとまともな就職できないぐらいに思っている。でも国内メーカーの多くはアンドロイドを扱うノウハウを持っていないので四苦八苦。iPhoneはもちろん韓国・台湾のアンドロイド機にすらソフト面で対抗するすべが無い。まだカメラ機能ならば勝負になるのでパナはLUMIXフォンを投入してくる。そしてコンデジがまた売れなくなる。パナはスマフォにLUMIXレーベルをつけることで、ユーザーがLUMIX銘のコンデジにお金を落とさないかと思っているかもしれないが、むしろコンデジユーザーがスマフォに移行する流れを作っただけなんじゃないかな。
結局エントリークラスのコンデジはよほどの付加価値が無いとスマフォの濁流に飲み込まれ、消えてしまうのではないだろうか。
pupu
iPhoneの描写性能には驚かされたし、
結果今までのコンデジの不甲斐無さを知らされた。
今後コンデジも高画質という面で真剣に商品開発しないと
存在が危ういって・・・というか既に危機的だろうね。。。
レンジャー
ガラケーの頃から
日常写真はみんな携帯電話だったと思う…
スマフォで変わったとは思えない
ガラケーの時代の割合が知りたい
jiiya
ガラケーの頃は写メがカメラ機能の中心だったと思います。
日常の出来事を友人間で共有するには十分だったかと。
昔使っていたsonyのサイバーショット携帯とかは、今思えば2メガピクセルとか貧弱な機能でしたが、それでも写メで使うには十分すぎる性能でした。
その後デジカメは画素数が大きく向上していきましたが、携帯はディスプレイのサイズが小さいので(デジカメと比較して)それほど高画素化が進みませんでした。
スマフォの時代になって変わったのは、ディスプレイの大型化も無視できない要素です。それとwebとの連携強化でカメラ機能の向上が一気に進んだわけです。
iPhoneだって3Gの頃はブログには使えるレベルじゃないといわれたものですが、機種の更新ごとに高機能化され画素数も増えました。それがtwitterやFacebook、Google+などの簡単に発信できるwebサービスの浸透を支え、ニーズを支えられているんだと思います。
つまり、ガラケーのカメラ機能はごく狭いコミュニティーにガラケーで表示できるクオリティの最低限の情報を伝えられれば良かったのですが、今の時代はパソコンで見ても満足できるレベルの写真が撮影できなければユーザーは納得しない。そのため高機能化が進み、コンデジとの境目があいまいになってきた。で、気がつくとコンデジイラネんじゃないのと。
コンデジはコミュニケーション機能なんて重視してこなかったから。
nagawa
1万円くらいのコンデジを使うくらいならスマートフォンを使った方が効率的ですし、かといってコンデジに5万円出すのなら同じ値段でミラーレスを買った方が画質も良い。
現状のコンデジは両挟みの状態で、非常に中途半端なんですよね。
私としてはコンデジにこれ以上のコンパクトさや利便性は求めないので、筆者さんの仰る通り今後コンデジが高機能化に進んでいくことを期待しています。
d2
以前はCX3とか持ち出してましてけど、iphone4を買ってから、ほとんど持ち出さなくなってました(本気なら一眼持ち出す)。かろうじてQを買ってからはQを持ち出すようになりましたけど…
ツイッターとかとの連携を考えると、コンデジは全く魅力を感じません。過去の価値感に囚われ、OEMでお茶を濁して、半年毎に適当なモデルチェンジをしてるような状態だと、もっと衰退するんでしょうね。
toto
iPhoneのカメラ関係のアプリにはたしかに面白いものがたくさんあって感心してしまいます。たとえば一番売れているという話のCamera+では、トイカメラっぽいフィルターやユニークなフィルターが20種類近くあり、どれもよくできています。またスマートフォンは直接ネットにアップロードできますし、正直なところ便利さでは到底かないません。コンデジもこういう機能はすぐにでもまねをする必要があるでしょう。画質ではまだ勝っていますので充実したフィルターやネット接続機能などを追加すれば、まだ売れる可能性はあるかもしれません。ただ、やはりコンデジは画質も中途半端で、大きさや利便性も中途半端、今後マーケットはますます縮小して行くのは確実かもしれません。防水や大型センサーなど特殊な機能でニッチを狙って行く道しか残されていないのかもという気がします。
nemui
携帯で写真か。私は携帯で写真撮りません。時代遅れなのかな?
どうも携帯のもっさり感、パシャパシャ写せない超遅では撮った気がしません。
私の持っている携帯は瞬速携帯と言われている携帯でもデジイチとは雲泥の差。
画質だって・・・時代に乗り遅れているのかなあ。
2cv155
写真を撮る楽しみって、ごく一部のお宅な方々の、重箱の隅の隅の画質やらなんやらを突き詰めるより、いつでも気軽に撮れて、好きなように簡単に編集できて、みんなで楽しく見られることのほうがずっと大きいという当たり前のことに、音楽にひきつづいて、またしてもAppleに教えていただいたということでしょう。この流れは加速することはあっても止まることはないと思います。
ヒロ
僕もiPhone4S使っていますが、カメラ機能は旧型から大幅に向上しましたね。ただ単純に画質だけでいえば、ガラケーはとっくにこの水準に達していたと思います。ガラケーとスマホの差は、皆さんの仰るように大画面とネットとの親和性の高さですね。
iPadもカメラ付きになりましたが、意外なことに画質はiPhone4Sに全然及びません。近日中に発売されると噂されてるiPad3が高性能なカメラと高精細な画面になれば、また写真の楽しみ方が変わるでしょうね。タブレットの画面で見る写真は眼からの距離がPCより近いせいもあって、なかなか見応えがあります。カフェやレストランで仲間と見せっこするのも、スマホや紙焼プリントより楽しいです。
ぱんてのーる
単焦点好きとしては、「実はズームは不要だった」って解釈をしたくなります。
haru
iPhone4の動画が予想以上に綺麗でびっくりしました。
コンデジや一眼に動画機能が着くのが当たり前になってきたので、動画専用機が先に縮小するような気もしますね。パナソニックとかはそれを恐れて機能の出し惜しみをしない事を願います。
Gkz
あの小型モジュールで、フルHD動画撮れるのだから
技術革新は凄まじいですね
5年後くらいには、誰でもフル一眼レベルの動画から静止画切り取る
だけで撮れる時代になりますね
味ですら、デジタルフィルターで加w工できますし
キヤノンやニコンフィルターとか、そんな面白い
展開になりそう
何万円も支払ってカメラ買う人は減るでしょうね
ゲームがモバゲーやグリーに食われたように
カメラ屋も減るでしょう
鏡音*テレンス♪
コンデジはもうヤバいのでしょうか?
確かにコンパクトデジタルカメラは普及帯まではスマートフォン、高級機はミラーレス・センサーセパレート式の交換式カメラに追いやられている話はありますが、
コンパクトデジタルカメラの写真も味があります。
しかし、NikonはL23の出来を反省すべきだ。
あれじゃ、携帯電話で撮った画質と変わらないし、ましてや1/2.9インチCCDなんて今年辺りにスマートフォンに載せられてもおかしくないですよ。
きまぐれ
初めて記入させていただきます。
日経の記者さんがモーターショーの写真をiPhone4Sで取ってますね。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20111202/1039344/?P=3
HDR処理されているそうですが、ここまで写ると素人目には十分に思えてしまいます。
ESU
防水機や高級コンデジはまだまだ優位性もあるので生き残るのでしょうが
通常のコンパクトは今後厳しい戦いを強いられるでしょうね。
今はコンデジを勧めるべき購入層って殆ど居ないんじゃないかと。
iPhoneの瞬時にオンラインへ出力できる点はとても大きな強みですよね。
実際にイベントなんかだと様々なコミュニティで現地の状況が共有されてますし。
高級カメラとiPhone(Pad)だけで、RAW撮影からアップロードまでをスマートに
行える環境が出来てしまえばとても面白いデジカメの世界が広がりそうです。
僕が知らないだけで、eye-fiなりで実はもう可能なのかな。
αxi
スマホは基本的に肌身離さず持ち歩くものであり、インターネットを利用して、撮影した直後から多くの人と写真を共有出来るます。
コンデジがどんなに小さくなったところで、余計にカメラという荷物を持ち歩くことには変わりないですし、コンデジではブログやツイッター等にすぐにアップすることが出来ません。
しかも画質も大差ないと来ると、コンデジの利点って何?と思ってしまいますね。
スマホのカメラが進化したために、スマホの画質で満足出来る、むしろすぐにブログにアップ出来ないと不便だというユーザー層はコンデジ以上は買わず、スマホ程度の画質じゃ満足出来ない、もっと高画質の写真を撮りたいというユーザー層が、コンデジを飛ばして、ミラーレスや一眼レフに流れているのでしょうね。
メーカーもコンデジだからといって、いつまでも豆粒みたいなセンサーを載せているからこうなるんでしょう。
愛媛みかん
iPhoneー4sの画質は実用レベル?に達していると評価する友人が多いです。
タブレットが発展すると、その多機能性から、さらに新しい利用形態が誕生するのでは?と私は思っています。
moumou
写真を撮ってそれをどう使うかによって使いやすいカメラは変わってきてるだけなんじゃないでしょうか。
ネットに公開するならワンアクションでアップロード出来るスマホは最適ですしデジカメを使わないユーザーが出てくるのは当然ですね。
スマホのカメラはセンサーが小さいからダメでデジカメでないとまともな写真は撮れないというのはカメラマニア側の理論で実際はカメラの性能に合った写し方をすれば写真としての差は感じにくいのでは。
デジタル処理能力に関しては最近の高性能スマホの方が上の場合も有るでしょうし撮影後の画像処理などは対応するアプリがどんどん出てくるスマホの方が有利かも。
レンズ性能の弱点をデジタル補正する事を考えると同じような事をしてるデジカメの方が画質が上とは段々言えなくなると思います。
片やデジカメの生き残りの為には適切なセンサー性能とそれに見合ったレンズ性能のアップしか無いのでは。
いつまでも画素数などカタログスペックを重視した開発ではスマホにあっと言う間に追い越されてしまうと思います。
スマホは性能の高い大きなレンズを付ける事が難しい反面画素数を生かして画素混合で高感度性能を上げたりクロップ使用でズーム倍率をデジタル補完する事が出来るので同じ方向性のデジカメは撮影後の手間を考えると淘汰されますね。
デジカメのセンサー性能としては画素数ではなくて発色の良さや階調性、高感度性能を磨きセンサーに質の高い光を導くレンズを組み合わせる事でデジタル処理に頼らない高画質を目指すしかないのでは。
デジカメが有利な画面隅々まで均質な画質の広角、どうしても大きなレンズが必要な望遠、小さなものを拡大するマクロなどスマホでは難しい部分も重視すればカメラとしての生き残りの道が見えてくるのでは?
注意すべきは単純にセンサーサイズが大きい方が高画質という思い込みもそろそろ改める時期かもしれませんね。
被写体に合わせたセンサーサイズ、レンズ性能がバランスしないと良い画質にはならないという写真の基本に立ち返ってデジカメを作らないとデジタル処理でそこそこのレベルの写真にしやすいスマホにいずれは抜かれてしまうと思います。
デジカメユーザーもそろそろ本気で画質を見極める目と写す腕を持つ努力をしないとセンスの有るスマホユーザーに写真という出力で負けるかもしれませんよ。
ムウ
4sを使ってますが、下手なコンデジより綺麗に写せます。コンデジ稼働率は下がりました。しかし、今だに写るんですなどの使い捨てカメラが売れていたりしますから、今後は、コンデジではなく、使い捨てデジカメが、もっと普及すれば、リサイクル率も高くて良いなと思ったりしてます。
キノ
CANON S90を持ち歩いていましたが、iPhone4Sに変えてからは4Sだけで十分ですね。画質も速度も問題ないうえ、動画のクオリティはiPhoneの圧勝に思えます。5D2とiPhoneの動画を比較したサイトも見たことありますが、iPhoneの動画性能が5D2に迫っていることにも驚きました。コンデジはおろか、一眼もさらなる高画質化をしないとスマホに駆逐されるでしょうね。私は最近はiPhoneとハッセルブラッドの2台だけになってしまいました。
ヒロ
スマホはカメラ専用機より、カメラ機能に割けるコストが限られていると思うのですが、iPhoneのような人気モデルなら、コンデジと比べたら量産効果は圧倒的(下手すれば三桁違う?)なので、コスト面の不利はないのかもしれないですね。
CPUの能力はデジイチも叶わなそうだから、高度なノイズ処理でも有利かも。
Grr
スマホと違ってデジカメは写真撮ってる間にバックグラウンドで重たいOSを動かす必要はないから、写真に割り当てられるリソースのみを比較したら、まだまだデジカメに分がありそうな気がしますが。単純なコストだけの問題ではないですね。
しののめ
もはやブログやツイッターなどで比較的小さな写真を見て楽しむ分には、スマホやタブレットで充分な時代になってしまいました。今後のコンデジとしては大きなサイズでも見られる写真が撮れるとともに、最低限ネットに繋がる、スマホやタブレットやPCに直接転送できる機能がないとだめでしょう(SDHCカードにWiFi付きのがありますが)。それでもスマホやタブレットやPCを旗艦として頼る形になってしまうのですけれど。