スマートフォンの影響などで低価格デジカメの市場は17%縮小

産経ニュースに、スマートフォンのデジタルカメラ市場への影響に関する記事が掲載されています。

数字で見る「カメラ市場へのスマホの影響」

  • 現在、写真の約3割はスマートフォンで撮影されている。多目的な全自動カメラの市場は縮小している一方で、高価なミラーレスのレンズ交換式カメラとデジタル一眼レフカメラの購入は増加している。スマートフォンによる撮影の人気の高まりは、従来のカメラに影響するまでになっている。
  • 今年6月には、『iPhone 4』が、ニコンの『D90』やキヤノンの『EOS 5D Mark II』を抑え、『Flickr』で利用されているカメラの第一位になった。
  • スマートフォンの影響を最も受けている多目的な全自動カメラの市場は、17%縮小した。高価なミラーレスのレンズ交換式カメラとデジタル一眼レフカメラの購入は、2011年の調査で12%増加している。しかし、専用カメラも将来的には、スマートフォンから学ぶ必要が出てくるだろう。

 

スマートフォンの普及に伴って、低価格なコンパクトカメラの市場にかなり影響が出ているようですね。一方で、上のクラスのレンズ交換式ミラーレスや、一眼レフは伸びているようなので、今後のデジカメは高性能な製品中心にシフトしていくのかもしれませんね。