・Another Nikon D700 vs. Nikon D800 high ISO comparison
- これは、D700とD800(プリプロダクションモデル)による高感度の比較だ。以下は、このサンプルを撮影した読者からのコメント。
- これはD700とD800によるISO1600からISO25600までの高感度ノイズの比較で、レンズはニッコール24-70mm F2.8でF4に絞っている。切り取った場所は画面の左端で、従ってこれは解像力の比較ではなく、ノイズの比較のためだけのものだ。
D800のファイルは、D700と同じサイズで比較するためにフォトショップで57%に縮小している。(現像には)RAWTherapeeを使用している。これはViewNXはカメラのノイズリダクション設定を使用してしまうため。D800のICCプロファイルは、D7000のプロファイルを選択している。
D700と同サイズにリサイズした画像による比較では、高感度域でもD800のほうがノイズが少なく、ディテールも豊富なように感じます。ピクセル等倍での比較では低画素機に敵わないかもしれませんが、同サイズのプリントで考えれば、画素数が多いD800は意外に高感度に強いのかもしれませんね。
soetaku
発売はまだ先ですがワクワクしてきますね
S5Ama
これはとてもわかりやすくて、なおかつ興味深い実験結果ですね。
縮小前提で考えた場合、高画素化による画質の変化にメリットこそ
あれデメリットはほとんどないといえるのではないでしょうか?
(もちろんセンサー自体が優秀でなけでばいけませんが…。)
高画素が必要でない自分にとって、高画素=悪というイメージが
ありましたがその考えを改めなければいけないのかもしれません。
ジャック
見かけ上のノイズは縮小(画素ビニング)で小さくなりますが、
中間域の階調や色分離はどうでしょうか?
評価結果が待たれるところです。
SA
縮小すれば良くなる。まさに高画素機の利点って奴ですね。
popo
大変興味ある記事です。
ノイズは、D800が同等以上だと思いましたし、解像感も当然ですが、差が確認出来ます。ちょっと各感度で発色が、両機種共に、変化しているのが、気になります。AWBのバラツキか、それとも?
YAhna
あまり言われていないようですが、
D700より、色ノイズがすぐ出始めるような感じがするのですが、
どうなんでしょうか?
白い建物らしき部分の影との高コントラスト部分にも偽色が乗っているように見えてしまいます。
発売時は、改善されるのかな??
どちらにしても22日に手に入れるので自分で試してみますが、
皆さんの目にはどのように写っているのでしょうか?
いべりこ
D800だとタイヤの溝がどのISO感度でも確認できますが、
D700ではISO1600でもあやふやにしか見えないですね。
それにしても元データを縮小しただけなのに
解像にこれほどの差があるとは思いませんでした。
白い部分で擬色っぽいのはRAWTherapeeで現像したので
純正ソフトと違って色収差が残ったままだからですね。
ryukoro
D700ユーザーがD800を買い換えない理由が見つかりませんね。
もちろん700で満足という人に買い換えろとは言いませんが…。
感度別比較と謳っていますが、解像度、ダイナミックレンジでも優れているのが見て取れます。
5D3待ちだったのですがニコンに目移りしてきました。
jnk
D700の3倍の画素数なのに高感度性能で同等以上とは!
高感度は弱点になるかと思っていただけに嬉しい誤算ですね。
かときち
カラーノイズの少なさは予想以上でした。
もしD800がD700と同じ位の画素数だったらなんて想像したら恐ろしいですねw
どいかり
今度はダイナミックレンジで比較して欲しい。
それでD800が優れていたら、
高画素必要無い派の私も認めるしかない。
D700s
高画素なのにD700以上の高感度性能に見えますね。
ですが、高画素不要派の私としてはこう感じます。
「この最先端技術使ってD700画素数に抑えたら、3600/1200=3倍の高感度が実現するかも」
と・・・。
ん
キャノンのsRAWのような機能さえ入れてくれれば高画素機にもなんのデメリットもなかったと思うのですけど…いずれは入れてくるのでしょうか
pot
実情は低画素高感度の開発にはそれほど伸び代が無いのでは、というのが自分の勝手な推測です。だからメーカーはマニア向けの一眼レフにおいてもさえ、高画素化に舵を切る。この記事のように高画素化によって高感度と解像感を両立させる=真の高感度撮影が可能になるのではないでしょうか。
toto
ここまで画素数が違うとさすが同サイズではD800のほうが全然有利ですね。あとはダイナミックレンジ次第ですが、ソニーのセンサーはダイナミックレンジにねばりがあるのは実証されているのでおそらく悪くはないでしょう。ミラーレスに完全移行するつもりでしたが、X-Pro1がかなり遠のきました。価格も破壊的に安いですし、買ってしまおうかなあ。
とおりすがり
縮小しなかった場合の高感度もみてみたいです。
ダイナミックレンジについてはD7000で実績ありますから問題ないでしょう。
画素ピッチも若干とはいえ広くなっていますからさらなる向上も期待できますね。
しかし・・・。D800恐ろしいカメラですね・・。
ムヨン
時代が進んでいる訳ですから、リサイズして縮小した状態でD700より綺麗に見えるのは当然の事と思います。逆に言うと、高画素機として等倍でどこまでノイズを抑えられてるのかが気になるところです。D700の画素数レベルに縮小して綺麗に見えるだけだったら最初から画素数を減らせよって事になる訳で、3600万画素(等倍)でどこまで綺麗にディティールを保てているのかが重要ですね。。
Grr
縮小時の再サンプルによってノイズが消えるのだから画素を減らしてしまっては意味が無いと思いますよ。
JJJ
等倍での比較などなんの意味もないでしょう?
同サイズでの比較こそ意味があるわけで
morimori
所属する協会の勉強会や、プロサービスで借りてD800で実際に撮影してみましたが、高画素機であって、高感度ではあまり使いたいとは思いませんでした。
高感度ノイズは、1600以上では気になります。
D800は万能カメラではなく、超高画素機として、低感度で使うことが、その本領を発揮する使い方で、高感度で使うことは緊急時以外は避けた方が良いのでは。
超高感度を使いたいのならば、素直にD4を選択すべきでしょう。
g
D800優秀ですね。
カラーノイズリダクションだけでそこそこいけそうな感じですね。
am
D800はD700と同等の高感度特性だと聞いていましたが、これを見たかぎりではあきらかにD800のほうが数段優れているように思えます。ニコンはなぜカタログやCP+でのデモンストレーション等で声高らかにアピールしなかったのでしょうか?
ユーザーへの思いやりでしょうか?
おそるべし進化だと思えます。
yy
D700使いですが、ここまでD800が良いとは嬉しい誤算です。
D3sのセンサーを載せた廉価版を待っていましたが、D800Eの予約を入れることになりそうです。
nobo
単に高画素数だからいい、のではなく、
諸基本性能が十分ボトムアップされているから、高画素数の利点が生きたと解釈した。
oto
縮小ではあまり意味ないでしょう。画素数の多い機種では当然大伸ばしでプリントする方も多いと思いますので、等倍で見ることもこのカメラにおいては大いに意味があると思います。なので以前出ていた画像で判断するとISO1600までが大伸ばしの場合限界のような気がします。ただし解像感のすばらしさは最高ですね。
Tommi
高画素化反対派!
・・・でしたが、見事にへし折られました。
このカメラの存在は罪ですよね。私のような人間を屈服させる力を持っているような印象がします。
データ処理が厄介なくらいで、高画素のデメリットが思い浮かばなくなってきました。高画質の代償と思えばそれさえどうでもドウデモイイことですし。
…そして、頑張れば買えてしまうこの価格。
…使用サイズによるのでD700との等倍比較に意味はないと思います。一部プロの方を除いては大型プリント等の使用はないでしょう?D700がそれには耐えれないのは明白ですし。
Yosuke76
>ムヨンさん
>最初から画素数を減らせよって事になる訳で
これはおかしいと思いますよ。
あくまで「高感度」ですから。低感度では高画素の恩恵を受けられるわけですから。
低画素機の場合、低感度でも高解像にはなりません。「大は小を兼ねる」です。
D800に関して、高感度耐性が高いに越したことはないのですが、
ISO6400の画質なんて、さほど重要視していません。皆さんはどうでしょうか?
自分は風景、ポートレート、スナップが主体ですが、ISO1600以上なんて使うことは稀。ISO800以下の低感度での画質こそ重要です。
星景、夜景など、デジタルならではの高感度を使った撮影もあるから無駄ではないにしろ、ISO6400の画質が良い、と言われても使い道があまりないです。
スポーツや鳥などでは高感度重視は当然でしょうが、その場合D800を選ぶ人は少ないでしょうし。今や5万円程度で8~10fpsの高連写機が手に入るわけですからね。
A10
豊富な情報量でディテールさえ残っていれば、優秀なソフトで後処理すれば高感度のノイズもなんとかなりそうな気がしますが、どうなんでしょう。
ガルカのぽこ
ショールームなどでサンプルの持ち帰りができるようになったみたいですね。
それらを見た感じ、ノイズそのものはAPS-Cに近い印象ですが、
解像感は残っているので、カラーノイズなどを除去すればかなりよさそうな印象です。
気になるのは、画素ピッチの関係でF8より絞ると小絞りボケが避けられなさそうです。
レンズによっては、F11、さらにF16ぐらいまで絞らないと周辺が解像しないものがあります。
ズームレンズなどでは被写界深度のボケの考慮も含めてF11にしたい場合が多々あると思うのですが、
小絞りボケが気になるといった状況が発生しそうです。
645Dでよく写ってるなと思われるものに単焦点レンズで絞りF16にしたものがありました。
D800公式のサンプルは絞りF8でした。撮影時に指示が出てるようにも思えます。この辺りがネックかな。
do
等倍でないと意味がないのではなく、
等倍 = 大伸ばししたときの高感度耐性
同一範囲への縮小
= 従来と同様の使い方(印刷)
での高感度耐性
そんな感じに解釈できないでしょうか?
一般ユーザーのA3ノビサイズが
上限である使用において、
縮小比較でノイズ耐性が高いのは、
十分なアドバンテージになると思います。
toto
Yosuke76さん。やはり論点としては高画素と高感度の二律背反ですが、5D3のような超高感度やD800のような超高画素が実際必要な場合がどれだけあるかということですね。フルサイズというわざわざ大きくて重い機材を選択するのは、やはりなにかしらのこだわりがあるからで、どちらが正しいとはなかなか言えないと思います。個人的には、確かに5D3のISO6400はすごいのですが、あのカメラの仕様は1/60-24fps ムービーを撮る人を非常に意識して低画素/高感度にしたのではないかと思われますし、実際に5D3は写真関係の人たちからは賛否両論ですが、映像関係の人たちからは絶賛されています。逆にD800はニコンの映像技術が未知数な部分もあり、高画素/低感度ということで、映像関係からは若干距離を置かれていますね。写真メインであれば高画素がやはり正しい方向なのかもしれません。両機種ともまだまだ不明な点が多いのでこれからのレビューに期待します。
Yosuke76
totoさん、こんにちは
勘違いしてほしくないのは、高感度か高画素、どちらが正しいかを論じているわけじゃないです。
どちらも使い道があるわけですが、D800の性格を考えるとISO100~800程度が重要じゃないかなぁと思うわけです。
高感度耐性も必要という方がいるのは理解できますが、多数の方はISO6400などはあまり使っていないのでは?という疑問です。
高感度耐性は高速連写機との親和性が高いのではないでしょうか?
もう一つは高感度を重視すると、低感度が悪化するのではという懸念があります。
オイラは海外サイトDpreviewをよく見るのですが、今5D3の掲示板では、サンプル画質がソフトすぎると話題になっています。
高感度重視の弊害かはまだ不明ですが、オンチップNRのせいではなどという憶測もなされています。
Tommi
Yosuke76様
D700ユーザーですが、高感度域は時々利用しています。夜間のお祭とか、冬季の曇天・吹雪などの悪条件。どんなに明るいレンズを使用してもスローシャッターを使いたくない場面はあります。勿論、スピードライトなどではイメージとは異なってきますしね。
腕の問題かもしれません。
ある程度画質低下覚悟でISO1600~3200位を目安に使っています。それがISO6400や102400などが使い物になる画質になれば動きモノ撮影の幅がどんなに広がることか…
フィルム時代には求められなかったことでしょうが、デジタルの技術革新が目覚ましい今だからこそ、そういった贅沢を言いたいのですよ。
rokujohan
画素数据え置きでノイズを少なくするより
画素数3倍でノイズを3倍以下にするほうが技術的に簡単なのかもしれません。
勝手な推測ですが。
D4いいな
いくら解像度を抑えて高感度を狙っても、こうして高解像度で撮影して縮小した画像に高感度画質で負けてしまうのを見ると「高感度画質を稼ぐために解像度を抑える」というのは実はあまり賢い手段ではないんじゃないか? と思わされますね。
D800なら、暗い条件なら解像度を落として高感度撮影ができるし、条件がよければ高解像度撮影が出来るのに対して、最初から低解像度の機種では、逆立ちしても高解像度での撮影はできないわけですから。
こうなってくると高解像度機のデメリットって、連写速度が落ちるとか、レタッチの際にCPUパワーが必要になるくらいしか無くなってくるんじゃなかろうか。
PON吉
一つは4年前のほぼ旧製品、もう一つは新製品。しかも両機とも常用ISO6400で目処つけて開発した機種ですから、そりゃD800の様々な優位性が際立つことになるでしょう。
本当はD4あたりのセンサーがキヤノンのように2段高感度性能向上となっていれば、高画素機センサーと高感度機センサーのそれぞれのよさがわかりやすくなるんですけどね。
D4の高感度性能がどうもキヤノンに比べ進化度が少なすぎる(画素数分だけ上がった程度)感が否めない。
他の方もおっしゃってますが、画素数増やして縮小率でノイズを消すほうが開発しやすく開発コストも少ないのかもしれませんし、Sony製の3600万画素センサーが優秀で自社開発1600万画素センサーが思ったほど進化できなかったのかもしれません。
D700後継機にはsony製の2400万画素あたりのセンサーのほうが良かったりして。。(話ずれてすみません)
Grr
低画素で高感度特化であるとされてる機種と同サイズで見比べて遜色無ければ、高画素と高感度という相反する両特性を一台で備える事に訳ですから、どちらかというと「このクラスのカメラ」を買わない人にこそ意味がある事かもしれませんね。
D800
D800はD700より一段ノイズに強いと見た。
すごいね。次はD4とキヤノン機を比較したサンプルに期待。
ktm
ニコンの低価格、高画素、軽量化へのチャレンジは本当に素晴らしいです、細かい事はどうでもいい、いずれ修正するでしょうから。この企業風土があるかぎりは使い続けます。
お梅
低画素機と同じサイズまで縮小した時のノイズは、経験的に良くなるだろうと思っていましたが、ここまでとは思っていませんでした。
こういう情報はこれからもっと出てくるでしょうが、もう十分安心して買えますね。
pewowo
ニコンのサイトの「ザ・ワークス」に開発者インタビューが出ましたね。 いつもながら興味深いです。
http://www.nikon-image.com/enjoy/interview/works/2012/1202/index.htm
soetaku
自分の場合はISO100でどんな画像(大型ストロボでのスタジオ撮影)が得られるか という所で期待しています
今使用中のD700はマダマダ活躍中ですが常用最低感度200なので高感度が必要なときに限られそうです
toto
自分の用途では高画素が適していると思うのですが、当然人によっては高感度重視の人もいますし、将来センサーが革命的に変わらない限り、現状ではどちらか選ばないといけないのがつらいところです。現状の問題は、高画素重視も多かったキャノン5D2ユーザーは今はニコンD800が欲しくなり、またその逆も起っているということで、レンズ資産等考えると、かなり悩んでいる人も多いのではないかと思います。両会社ともに舵取りをいきなり反対に変えてしまった感があるので、高画素VS高感度がそのまま昔ながらのC VS Nになってしまって、この混乱はちょっと長引くかもしれませんね。
カメ吉
totoさんの言うとおり。
実際問題としてD700後継機の購入を考えていたニコンユーザー、5Dmk2後継機購入を考えていたキヤノンユーザーにマッチしたカメラはまだ出ていないようなもんです。特にニコンのほうがね。
もちろん新機種は魅力あるいいカメラに間違いないですけど、
まさかこれで終わりにしないでほしいよね。新機種出るたびにマウント変更考えちゃうような画質の方針転換ばかりしてストレス溜まる製品ラインナップだけでおわらせないでほしいです。
そのうち愛想つかされますよ。
ヒロ
今更ながらD700(新品)購入しました。
私はよくのばしてA4サイズで主体は2LプリントなのでD700で十分満足してます。
処分したD200・300に比べてみるとD700を買って本当に満足してます。ナノクリ24-70F2.8の性能も十分生かせるのが嬉しいです。確かにD800と較べると4年のブランクは大きいですけど36MPも要らないしバッテリグリップ使っても最高4コマじゃ買う気になれません。願わくばD4センサー載っけたD700Sみたいなのが出てくれたら即買するんですけどね!
追伸:D700買ったのはいいですけど最近暑すぎて撮影に行くのがしんどいです。