オリンパスがソニーとの資本行提携に向けて交渉中

NHK NEWS WEBと日本経済新聞にオリンパスとソニーとの資本提携の記事が掲載されています。

・オリンパス出資 ソニー軸に交渉 (NHK) ※元記事は削除されています。

 
  • 粉飾決算事件で経営が混乱した「オリンパス」は、経営基盤を強化するため他社から500億円規模の出資を受け入れる方針を固め、「ソニー」を軸に資本業務提携に向けた交渉を進めることに。
  • オリンパスは、出資の受け入れとともに、工場の統廃合などの合理化や内視鏡を中心とした主力の医療事業の強化を行って収益性を高めるほか、さまざまな分野で業務提携を行って相乗効果を高めたい考え。
  • 今後、ソニーとの交渉がまとまらない場合は、ほかの企業との資本業務提携を行う可能性も残っている。

・オリンパス、ソニーと資本提携へ 500億円受け入れ(日経新聞) ※元記事は削除されています

  • オリンパスはソニーから約500億円の出資を受け入れる方針を固め、最終調整に入る。7月中の合意を目指し、損失隠しで悪化した自己資本の早期回復を目指す。ソニーは発行済み株式の1割強を保有する筆頭株主となる見通し。オリンパスが強みとする内視鏡を中心とした医療機器分野などでの事業協力を進める。

 

オリンパスの提携相手は、以前はパナソニックという話が出ていましたが、現在ではソニーが有力候補となっているようですね。内視鏡などの医療分野がメインのようですが、デジカメに関しても日経に「高いシェアを持つソニーと組むことで生産コストを削減し採算性を改善する」とあるので、よい影響を期待したいところです。