・Leica M10 -- September Photokina Announcement -- March 2013 Available from Dealers...
- ライカの営業が読者に話した情報によると、ライカM10は来月のフォトキナで100%確実に発表されるということだ。M10は展示されるが、発売は2013年の2月下旬か3月上旬まで待つことになるだろう。このカメラの価格は9000-10000ドルになると予想している。
- 以下は、M10がどのようなものになるかについての私の推測で、その多くは既に噂サイトに掲載されているものだ。これらはこれまでの報告や、自分のカンによる推測にすぎないことを心に留めておいて欲しい。
- 多くの人から、センサーは確実にライブビュー機能付きのCMOSになると聞いている。(ライカの)Stefan Daniel氏さえもこれが事実だと述べている。
- EVFは外付けで、ハイブリッドファインダーではない。レンジファインダーとEVFのハイブリッドファインダーを望んいるが、これは実現しないようだ。
- 画素数は2400-3600万画素。ライカは高画素化を進めると思う。
- 最高感度は少なくともISO10000で、これ以上になるかもしれないが、実用的なのは3200と6400だ。恐らく高感度はM9よりも比較的に良くなるだろう。
- HD動画。(ライカの)Dr.Kaufmannも次のMには動画が搭載されると既に述べている。
- ボディのデザインが若干変わる。EVF対応のためで、わずかに背が高くなるかもしれない。これは私の推測だ。
- 価格は9000-10000USドル。高価になると考えている。もし外付けEVFが登場すれば、これも非常に高価になるだろう。
M10のフォトキナでの発表は100%確実ということなので、フォトキナの楽しみがまた1つ増えそうですね。以前に流れていた噂通り、センサーはCMOSになる可能性が高そうです。M10はライブビューと動画が可能になるようなので、一般的なミラーレス機と同じような感覚で使えるようになりそうですね。
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JSさん、情報ありがとうございました。
つ(*゚ー゚)
レンジファインダー機でライブビューがどの程度使い物になるかは気になります。
もっとも、MFアシストの実装は容易ですが。
ヘリコイド
M5で大きく変貌したLeicaMが、倍のM10でどのように打って出るのか、興味津々です。センサーはどこ製ですかね?
yuunosuke
フルサイズCMOSで予想される画素数や動画&ライブビューへの対応となると
やはりセンサーはSONY系が有力でしょうね。
X1&X2での採用実績もあるし、
ライカはXレンズに注力するパナとは距離を置き
今後はセンサー供給から
SONYとの協力関係が強まるかも知れませんね?
t
画質的にCCDで継続してほしいけど、CMOS使用は世の流れですかね。
ライブビューができることで、「寄れない」っていうレンジファインダー機の弱点が無くなり、寄れるレンズが出ることを期待します。
HM
いわゆる「薄利多売」ではなく、「厚利少売」商方ですかねー(笑)スイスの超高級時計と同じようにー。ブランド力ですね!
キヤノンユーザー
M型のライカは、ブランドによる殿様商売でという側面の他に、フルサイズのミラーレスwihtoutローパスフィルターという、他には無い独自の商品という立ち位置もあります。
Mマウントのレンズをフルに使うには、他に選択肢の無い唯一無二の商品です。NEXやGXRでは、元来フルサイズ用のMマウントレンズの絵を勝手にAPS-Cサイズにクロップしてしまうので駄目な訳です。別に、ブランドとして合わないから駄目な訳ではありません。
ちゅうことで、唯一無二なら9,000ドルでも10,000ドルでも必要な人は買わざるを得ないのでしょうが、しかし、それならば、どうして他のメーカーは出さないんでしょうかね、フルサイズ/ミラーレス/ローパスレス機を。
10,000ドルで売れても、総数は少ない小さな市場なので、乗り込んで行っても大きな利益は無く、ただライカを殺してしまうだけで夢見が悪いからですかね。
M
楽しみですね。
間違いなく買います。
Leicaユーザー
>10,000ドルで売れても、総数は少ない小さな市場なので、乗り込んで行っても大きな利益は無く、ただライカを殺してしまうだけで夢見が悪いからですかね。
たしかに。
NEXやGXRがフルサイズ&ローパスレスになったら、ライカMデジタルに合理性はなくなりますね。
しかし、その分、ライカのレンズが売れるようになるから、かえって良いのかもしれません。
また、ライカMデジタルを買うような人は、高くても買うでしょうし。
tu
M8・9での作品には良いものが沢山ありますね。
10になってどう変わるのか楽しみです。
フルサイズのミラーレスを!
って盛んに言われる皆さんは、このシリーズを手にされたら良いですよね。
値段が素敵すぎるのがアレなんですが…
良吉
>出さないんでしょうかね、フルサイズ/ミラーレス/ローパスレス機を。
レンズが無いんですね。ソニーのNEXも、かなり苦労してます。一眼レフ用レンズなら、ごまんと有りますが。ライカMマウントは、ごまんと言わずとも、レンジファインダー機が使える全ての焦点距離を既に網羅してますから。
lloyd356
ミラーレスでライカレンズを使うと「寄れない」という弱点が気になりますが、デジタルM10がミラーレスになってもこの弱点は変わらないです。
「寄れる」ヘリコイド内蔵MアダプターのあるNEXやXproのフルサイズが出たらいらないですね。
複雑な光学レンジファインダー機構がライカの高価格の根拠ですので、他社から購入の安いセンサーやEVFにライカロゴを載せるだけでM9と同等価格はないですね。
いいところX1のレンズ交換機でしょうか。
nanamu
フルサイズでEVFがつけられるとなると普段使いに最高なんですが、0が一つ多い・・・。いくら何でもブランド料が高すぎです。私の周りにもデジタルになってから訳がわからない値段になって、正直付き合いきれないというLeicaユーザーが何人か居ます。R-D1sを買うような人たちなので、デジタルに対して拒否反応があるわけではないのですが。
>>lloyd356さん
ライカの高いのはレンジファインダーと言うよりブランド料ですよ。
M7 0.72が395,000円、Zeiss Ikonが15,3000円。同じレンジファインダーで比較しても3倍弱の開きがあります。
この値段でファインダーの精度が良いのならまだしも、出荷状態だとノクティルックス(現行のF0.95)の解放だと、ピントがこない・・・。メーカーにノクティルックスで使うからしっかり調整してくれと言ってはじめてピントが出るレベルになります。Zeiss Ikonなら最初からしっかりくるんですが。
距離計の基線が長いZeiss Ikonの方が有利なことを考慮に入れても価格差を考えると最初からきちんとしたものを出して欲しいのですが、今のライカには期待できないんですかね。
あすす
M9は、モワレが結構出てくるので、Lr にてモワレブラシで細かく現像しないと使えませんでした。
M10にて、高画素になれば800E同様少しモワレが目立たなくなるかもしれませんね。
3000万画素だったら、M10も買っちゃいそうですw
まさどん
建築物を取るのにレンジファインダー機用広角レンズの歪曲の少なさに重宝しています。しかしここぞという角度で垂直を出すためにはライブビューに頼らなければかなり難しいです。
そういう用途には、M10は確実に役に立つと思います。
あとは上述の「あすす」さんの仰るように、M9で目立つ建築物撮影のモアレの多さが、高画素化で目立たなくなるとよいです(しかし相反して手ぶれの影響は出そうです。今までは重いボディーが手ぶれ防止にもなっていましたが、これからはどうなりますことやら、出てみなければ分かりませんね)。
良吉
>M10がミラーレスになってもこの弱点は変わらないです。
近づくとレンズとファインダーは別々の方を向いてしまいます。M型ライカのレンズが寄れないのはレンジファインダーで使用する前提だからですね。完全なミラーレスになれば、時間を要するもののレンズも変更になるでしょうか。
18ミリと言うフランジバックゆえに、レンズのテストヘッドにする方も多いようですが、高価なライカレンズを使うのにボディはNEXなんて言うのは、どうでしょうね。NEX7に古いフォクトレンダークラス装着を街で見かけたことが有りますけど、画角で有利なフォーサーズでないのは、ちょっとした見栄なのかなと思いました。
KIYO
>価格は9000-10000USドル
というのは、現在の為替レートだとM9とそう変わらない値段ですが、きっと日本では3桁万円になるのでしょうね。
そうすると並行輸入品が入ってくるかな。。。(アフターサービス上問題が生じますが)
子供もいないので、道楽していろいろなカメラを使っていますが、現状でも21-35mmの広角領域は画面全体での安定感や歪曲の少なさで、フルサイズ一眼レフを完全に上回っていると思います。
50mm以上でボケを活かす作画だと、ピントがなかなかうまく出せないのですが、ライブビューが使えるようになればその問題も解決できそうですね。
後はCCDセンサーがCMOSに変わって画質がどうなるかだと思います。
良吉
>ライカの高いのはレンジファインダーと言うよりブランド料ですよ。
半分、当たってます。高級装飾品扱いは大株主エルメスの方針のようですね。でも、ツアイス・イコンと比較するなら、それなりでしょうか。
一番の差はファインダーにあります。ライカの二重像はパララックス補正に伴い同時に動くのに対して、ツアイス・イコンの二重像は動きません。近距離になって、ライカの二重像がフレームと共に動くのに、ツアイス・イコンの二重像は真ん中に取り残されてしまいます。
ライカは、ブライトフレームの明かり取りの前に二重像の光路を持って来ていますが、ツアイス・イコンは横から直接ビューファインダーに繋いで簡略化しています。一番、金の掛かる部分を合理化しているので、価格の差もそれなりでしょうか。
nanamu
>>良吉さん
パララックス補正のことを完全に忘れておりました。ご指摘ありがとうございます。
上にも書きましたが価格に見合うだけの精度が出荷時で出ていないのがライカの現状です。凝った仕組みを採用するのはかまわないのですが、きちんとした調整をして出荷してほしいものです。フィルムならまだしもデジタルになってよりピントにはシビアになっているので。
チロポン
他のカメラが安すぎるのでは?しかしEVFと動画はちょっとなあ。
ライカMシリーズにそれは不要かと。
Nobody
Leica M10と言うわけでなく、フルサイズミラーレスの指標として皆さん同様に期待します。私は買いません(←もちろん買えませんの言い換え)
レンジ・ファインダー・カメラの矜持というかLeicaのブランド力というか、マニュアル・レンズを使う前提としてのミラーレスに各メーカーは市場の狭さに躊躇しているためフルサイズはLeicaの独壇場になっています。
ブレ制御を6軸にするなんてのはLeicaでなく日本メーカーの独壇場でしょう。受光素子を前後にも動くようにして、繰り出し量が足りない分をある程度補ってしまえば更によれるようになります。あるいは、MFでなくある撮影距離範囲、たとえば35mmレンズで∞~1mまではオートフォーカス可能という使い方もできます。もちろん、レンジ・ファインダーで大まかなピント合わせした後シチュエーションによってカメラ任せで撮るという使い方もできる訳です。
フィルム面をカメラ内で動かすコンタックス一眼よりは機械的な質量はずっと小さくて済むはずですね。
どうせならって夢を書きました。
Leicaでなく日本のメーカーがフルサイズ・ミラーレスにチャレンジして(皆さんがお持ちの銀塩135サイズ)レンズ資産をフルに使える楽しみを提供してくれる日を待ちます。
INA
デジタルになってから商品サイクルが一挙に短くなってますので、単純に番号をアップさせてるとあっというまに数字が回転してますね。せっかく半世紀以上も続いてる伝統のナンバリングですから、キヤノンのようにマークなんたらとか挟めばいいと思うんですが。
Nobody
日本ではマーク○○は一般的にはIIとかIIIまでですね。
イギリスの飛行機にはMk.なんたらが多く、木製爆撃機では(少なくとも・多分)43まであります。Mk. XLIIIと示すのかと短時間探しましたがMk. 43の表示の方を見つけただけです。39だとMk. XXXIX。アラビア数字の有用性が浮かび上がります。
さて、噂されるM10についてINAさんのおっしゃるようにM9 Mk. IIでもいいのかもしれません。Leicaの歴史でいえば、M2 Mk. II(=M4), M2 Mk. III(=M6)であっても文句言う方多くはないのではないかと。ただし、クレームをつける方は強烈なのでしょう。
M3が大きくなりすぎたというクレームでIIIgを発売せざるを得なかった歴史もありますから。
余分な書込で申し訳ありません。
ktm
日本の薄利多売商法は惨めな状況になってしまった、あれだけ世界に貢献したのに、今や赤字多売ばかり。
日本は昔から戦術ばかりの近眼ばかり。
最も重要な戦略を知らないし、重要性がいまだにわかってない経営者が多過ぎる。
人口過密の日本だからそれで良かったけど、ライカのような商品が日本から発進出来るのは何時なんでしょうかね。
jun
M型のユーザーがライブビューや動画機能、EVFを求めているか?というのは少々疑問です。
時代の流れと言えばそれまでなんでしょうが、意固地なまでに写真撮影機能以外の一切を否定してきたモデルだけに少々驚きました。
M9の高感度特性だけブラッシュアップし「厚みを可能な限りフィルム時代のサイズに戻す」というのがM型なりの進化だと思っていましたので…