ソニーα99の高感度ノイズに関するテスト記事が掲載

FOCUS NUMERIQUEに、ソニーα99の感度別のサンプル画像と高感度ノイズに関するレビューが掲載されています。

Sony Alpha 99 Test

  • テストはいつも通り200ルクスで照明されたセットを、α99をマニュアルモードにセットして、ISO100で1/4s、F5.6の組み合わせから、ISO感度とシャッタースピードを変えながら撮影している。(サンプルは)等倍で表示可能で、またRAWファイルをダウンロードすることもできる。
  • ISO50-400では、等倍で見るとわずかなノイズがあるが美しい画像だ。ISO800ではディテールに若干のノイズリダクションの影響が見られるが、ISO1600までは良好な見た目を維持している。
  • ISO3200になると状況が変わり、ノイズリダクションが特に色がフラットな部分でより顕著になり、暗部にはまだら状のノイズも見える。この感度ではD600がずっとノイズが少なく楽しめる。それでも全体としてα99のISO3200は完璧に実用になる。
  • それよりも上の感度でも、ノイズは増えるが色ノイズは目立たず、ディテールも満足いくもので、比較的確かな画質だ。スムージング(ノイズリダクション)のかかった画像はあまり芸術的ではないが、α99はISO12800でもなお驚くような画質が得られる。

 

α99の高感度はISO1600まではノイズがほとんど気にならず、ISO3200もそれほど問題なく使えそうですね。D600のサンプルは露出が少し違うので比較しにくいですが、JPEGではD600はノイズのザラつきを残す方向、α99はノイズリダクションでザラつきを消す方向という印象です。