キヤノンEF28mm F2.8 ISは欠点の少ない高性能なレンズ

Photozoneに、キヤノンEF28mm F2.8 IS USMのフルサイズ機によるレビューが掲載されています。

Canon EF 28mm f/2.8 USM IS - Full Format Review / Test

  • 鏡筒のクオリティはハイレベルだ。このレンズは防塵防滴ではないが、フォーカスにかかわらずレンズの全長は一定で、水やホコリの侵入する余地は多くはないだろう。フォーカスリングは、スムーズに回転する。
  • AFは高速で作動音はほとんどしない。フルタイムマニュアルフォーカスが可能だ。
  • 手ブレ補正(IS)はキヤノンは4段分の効果と言っているが、実写では3段分程度の効果で、これは少し割り引いて受け取ったほうがいい。
  • 歪曲は、歪みの特性と解析ソフトの相性が悪く、測定値では2.4%のタル型だが、視覚的には1%前後に見える。歪曲は若干陣笠で、これが分析ソフトのアルゴリズムを狂わせたのかもしれない。このレンズの歪曲は間違いなくわずかなものだ。
  • 周辺光量落ちは、開放で2.1EVでかなり目立つが、F4に絞ると大きく改善(1.02EV)し、F5.6以上では問題はなくなる。
  • 解像力は中央は開放からずっと見事な値(excellent)で、周辺部も開放からとても良好な値(very good)だ。四隅は開放では若干ソフトになるが、それでもなお良好な値(good)だ。解像力のピークはF4-F8で、このとき周辺部~四隅はとても良い解像力(very good)になる。像面の湾曲はごくわずか。このレンズは単焦点に期待する通りの素晴らしい解像力だ。
  • 倍率色収差は0.7ピクセル前後のとても低い値で、通常は心配はない。軸上色収差(ボケの色付き)は、開放では中程度だが、F4ではごくわずかになり、F5.6以上では解消する。
  • ボケは、前ボケは若干うるさくなるが、後ボケは極めてスムーズで、多くのズームより良好だ。これは非球面を使ったレンズでは珍しい。ハイライトの描写は、若干縁取りが見られるが非常にクリーンだ。しかし、周辺部ではハイライトの形が楕円形に崩れ、縁取りもより目立つようになる。
  • EF28mm F2.8 ISは欠点の少ない、間違いなく高性能なレンズだ。中央は息を呑むような解像力で、周辺部も1段絞ればとても良好だ。ウィークポイントは周辺光量落ちだが、1段絞れば問題は少なくなる。広角では問題となることが多いボケ味も比較的スムーズだ。鏡筒の造りはハイレベルで、AFも問題はない。
  • このレンズは技術的には成功しているが、問題は価格だ。店頭価格は700-800ユーロで、これは旧型の28mm F2.8の3倍前後の価格だ。我々の意見では、これは若干無理があると思う。価格以外の点では、大いに推薦する!

 

光学性能の評価は、5点満点中4点とかなり高い評価となっています。中央の解像力は開放から非常に優秀で、周辺部も1段絞ればフルサイズでも全く問題なさそうです。問題として指摘されているのは価格で、これは他のサイトの24mm/28mm F2.8 ISのレビューと全く同じパターンですね。

2012年10月 2日 | コメント(4)

コメント(4)

ニコンの28mmF1.8とどっちが高画質だろう?

40STMといい、28ISといい、キャノンの新しい単焦点は良い物が多いですね
自分も28IS使用してますが、かなりお気に入りです
現状、5D2につけっぱなしになってます

6Dの発表もあったので、コンパクトなフルサイズ用短焦点として24mmと一緒にリリースしたのかもしれませんね。私は35mmF2.0ISを首を長くして待っていますが、噂では35mm 1.4Lが先に発表されるようですが...。いづれにしても新しい設計で、そそられます。価格が高いのがネックですが、フルサイズに短焦点広角つけテ、これからの季節
町のスナップも楽しい。

これだけ高画質なのに260gと軽量なので、
付けっ放しレンズとして最適ですね


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このページは、2012年10月 2日 に公開されたブログ記事です。

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