キヤノンが4/3インチ用の12-28mm F2-3.2など3つのズームレンズの特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの4/3インチ用の14-28mm F1.8-2.8、12-28mm F2-3.2、14-28mm F1.4-2.4の3つのズームの特許が紹介されています。

・Canon 12-28mm F2-3.2(4/3")の特許

  • キヤノンが14-28mm F1.8-2.8、12-28mm F2-3.2、14-28mm F1.4-2.4の特許を出願中。 4/3"の撮像素子に対応し、35mm判換算28-56mm、或いは24-56mm相当のズームレンズとなる。 レンズ一体型とすれば、性能・大きさのバランスに秀でたカメラを実現出来そう。
  • 性能はコンデジの光学系をスケールアップしたような設計で相当な無理が散見され、 四隅の非点収差は目も当てられない。歪曲はソフト補正すると、画質の劣化も相当なものになるだろう。 とはいえ球面収差、非点収差ともに大体±0.1mmに収まっていて一般用途では画質に困らないと思われる。

 

特許のレンズはバックフォーカスが非常に短いので、4/3インチ用と言ってもm4/3用ではなく、レンズ一体型のコンパクト用と思われます。キヤノンはG1 X のような大型センサーのコンパクトの第2弾を計画しているのかもしれませんね。

ただ、レンズ性能は現状ではまだ今一つのようなので、製品化されるとしても、少し先のことになるかもしれませんね。