・Canon EOS-1 DX: The best of Canon's full-frame sensors
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1D X | 1D Mk4 | 1Ds Mk3 | 5D Mk3 | 5D Mk2 |
---|---|---|---|---|---|
Overall Score (RAWによる センサーの総合点) |
82 | 74 | 80 | 81 | 79 |
Color Depth (色の再現域と分離) |
23.8 | 22.8 | 24 | 24 | 23.7 |
Dynamic Range (ダイナミックレンジ) |
11.8 | 12 | 12 | 11.7 | 11.9 |
Low-Light ISO (DxOの基準で許容できる 最高のISO感度) |
2786 | 1320 | 1663 | 2293 | 1815 |
- 1D X の高感度は、これまでにテストしたキヤノンの一眼レフの中でベストのスコア。ダイナミックレンジのスコアはあまり芳しくなく、これが総合スコアが伸びない主な要因となっているのは明らかだ。
1D X のスコアでは、これまでの機種よりも高感度が大幅に強くなっていて、このカテゴリでは5D Mark III のセンサーと比べてもかなり大きな差があるようです。1D Xが高感度にとても強いのはDIGIC5+のためだけでなく、センサーとの相乗効果のようですね。ただ、ダイナミックレンジに関しては従来とあまり変わらないようです。
ぺったんこ
相変わらずのキャノンセンサースコアですかね
毎度DxOマークには弱いなりに、徐々に向上して来てるんですね
hi-low
CANONのDSLRではベストでも、どのスコアもD4には負けていますね。
Photo Rumorsでは、"almost as good as Nikon D3s"と皮肉っぽく書かれていま
す。
ニコワン使い
前にcanonrumoursに出てたスコアでは高感度が全体の一位でしたが、ガセネタでしたか。
プロセスルールが古い割には頑張ってるのかも。
D600が0.18でD4でも0.25のところ1DXは0.50ですから。
これで出来上がりの画を見るとやはりDIGICの力は凄いのですね。
キャノンにはセンサーに、ニコンにはエンジンにまだまだ
改善点があるとなると夢が広がります。
Robin
DxOのスコアは高くなくても、Nikonと同等以上の出力が得られているので、スコアの絶対的な数値は特に気にしていません。
ただ気になるのは、何年も前の機種からスコアが殆ど向上していないことです。DxOのサイトで横軸に発売年、縦軸にスコアを取って、各モデルをプロットできるのですが、キヤノンはほぼ横這い、ニコンは右肩上がりのグラフになります。
噂の超高画素機で大きく改善するのでは、と期待しているのですが・・・。
APS
とりあえず「センサースコア」なる名称の変更を強く希望。
せめて「トータルイメージテスト」でも。
にこにゃん
ダイナミックレンジは低いですが高感度性能はプロ機として磨き上げた印象ですね。この項目に関してはニコンD4と大差無いことを思うと、EOS-1DXは技術陣が本当に良くやったなあと思います。
パノラマ
フラッグシップとしては少し残念な数値ですが
ニコンD4が出来過ぎなのかもね。
masu
ivanさん
「測定方法に問題ありでしょうか?」
測定方法に問題はないと思います。
ただ、センサーにはそれぞれ特性というものがあるので、
このスコアで性能が評価されないということはありえます。
例えば、1DXのセンサーはISO3200からが強いセンサーならば、
このスコアでは評価できないということになります。
実際、NikonのD800EとD4がそのパターンです。
ですので、こういうデータもある、程度に思っておくといいのではないでしょうか?
疑問
前から疑問に思ってたのですがキヤノンもニコンもソニーもセンサーで特に技術革新があったわけではないですよね?
なのでキヤノンのスコアが横ばいなのは納得行くのですが、他社のスコアだけ右肩上がりなのはやはり疑問を感じ得ないではいられません。
(やはりスポンサード関係などから、例えば読み込みの際に何らかの処理をすることでDxOのスコアが良くなる方法を知っている。などのからくりがあるんじゃないかと疑いたくなります。)
ぶっちゃけセンサー性能は(現行の製造方法では)頭打ちのレベルまできていると思われます。(実用上問題の無いレベルという意味で)
Aki
1D4と1Ds3から買い替えましたが、自分が使う分にはすべてにおいて向上してましたので、1DXはすげーなーって思いましたけど、これより上のレベルにあるNikonはどんだけすごいんでしょう。
うらやましいです。
ただ、現場では1DXの方が評判が良いので、数値には現れない何かもあるのでしょうね。
smileblog
5DIIIとほぼ同時期に出たカメラですからねえ。納得の結果です。
Robin
「革新」という程のもので無くても、小さな改善を積み重ねているのでは無いでしょうか。実際に性能の向上は感じますし。
もちろんキヤノンも性能の向上はあるのですが、センサーでは無く画像処理エンジンとかが向上に寄与している印象があります。
トータルで良くなれば良いので、センサーが良くならなくてはダメということは無いと思います。心配ではあるのですが。
ぎゃーとる
>疑問さん
イメージセンサーだけ見るとソニーの方が一世代は先の技術を投入してると思いますよ。
今回の話とは直接関係ありませんが、30日に発表されたSONYのレンズ交換式プロ用カムコーダー「PMW-F55」(日本円では80万~100万円台程になるという噂)のセンサーで遂にグローバルシャッターが搭載された模様です。
ソニーから次世代4K CineAltaがモジュールタイプで新登場、EOS C500、EPIC/ SCARLETの対抗機種
http://www.pronews.jp/news/1210311410.html
ねこ
FOVEON使いからしたら夢のような数値だ…
こちらは使えてISO400までってとこですからね(^^;;
じょう
グラフを見ると、超高感度域で「smoothed」になっていますね。5D3には特に書かれていないので1DxだけRawレベルでノイズリダクションがかかってるということですか。なんか意外。
ピロ
毎回、スポンサーがらみの陰謀論的な発言が出てきますが、DxOはスコアの取り方などすべて公開してます。
仮にNikonがこのスコアのための最適化処理なんてカメラに
入れてたら、確実に他の場面で破綻がでてきます。
もし破綻がなければ、それはDxO のスコアの取り方が非常に優れている事の裏付けになります。
また、スコアを任意にプラスしているなんて事は、
ソフトウェアを公開していて誰もが検証できるのですから、
ありえません。
私は、メーカーの比較の検証にスコアが有用かどうかは
難しい所ですが、1dx系同士、d4とd800の比較など
同メーカー同士では納得のいくスコアだと思いますね。
1256
DXO基準ですからね。実際に両機使われてみたら分かるのではないでしょうか?
レンジャー
色の再現域と分離が一番興味あります
いろいろなメーカーのカメラを使いましたが、
Dxoのスコアは結構良い線いってると思います
全面的な画質の評価してるわけではないし、
陰謀論的なのは、
ちょっと穿ち過ぎかとは思います
ニコンは高感度に強いセンサーを調達していて、
羨ましいですね、
norinagao2000
昔はフィルムえらべたんですけどね。。。(笑)
なとら
Dxoサイトにスポンサーがついている時点で雑誌と同じ、と考えるのが妥当では無いでしょうか。
不正が有るか無いかは我々読者には判らない事です。
疑問
ぎゃーとるさん。
それ動画に対して有効な技術ですよね。
できましたら、静止画でこれまでと違う。というような技術を具体的に教えていただけたらより理解しやすいんですが・・・
ニコワン使い
キャノンはfabが2世代は前ですから、プロセスルールが古く、画素数を抑えてピッチを稼いで高感度性能は上げられても、集積率が低いのでダイナミックレンジや高画素には不向きです。
PCのCPUに例えると、D600に使われてるsonyセンサーがIvy bridgeのcorei7とすると、canonのセンサーはcore2duoくらいです。
なので、DxOのスコアは至極まっとうな結果とおもいます。(「結果」というのはsonyとの差でなく、Canonのセンサースコアが何年も横ばいなことについて、ですが)
それでも実写の画質で結果的に大した違いにならないのは、DIGICのパワーやアルゴリズムであったり、機械やレンズの部分でアドバンテージが充分にあるからでしょう。
実際、これまで設備投資を行わないでやりくりしているわけですから、次にcanonがfabを新設したときには一気にスコア面でも追いつくのじゃないでしょうか(EOS 20Dがでたくらいの時代を想像するとよいです)。
自社生産で安価で優れたセンサーを量産すれば一番儲かるわけですから、商売的にはDxOを無視するのは間違ってはないです。(そのかわり、設備をまた5年間とか使い続けないといけないので、「ニコンにくらべ進化してない」とかいう叩かれかたはしばらくするかもしれませんが、それはfab持ちの企業としてしょうがないところです)
センサーの性能としてCanonが劣るのは事実。ただ、それと画質を含めた「カメラ」としての総合力は別、ということだと思います。(もちろん商売的な戦略も別)
ニコンなんかはfabレスなので最新設備に外注してセンサーをどんどん作れるわけですが、その分利幅が悪いわけですからね。
kissやMをたくさん売って設けて、設備投資のサイクルが早まり、DxOのスコアも継続的に伸びて、マニア向けの機種も多くラインナップされる。それがここを見ている層のEFマウントユーザーの幸せにつながるのではないか。
DxOの話題が出て議論が起こるたび、私はそう思います。。。
ぎゃーとる
>疑問さん
グローバルシャッターが可能になるとスチルにも大きな影響があります。
例えば連射性能という概念自体が必要なくなるかもしれません。
既に動画と静止画の境界線を無くしたプロ機というのも存在しますが(RED SCARLET-X)、これは通常の電子シャッターなのでローリングシャッター現象が発生するのです。これが無くなるのは大きなことですよ。
特級厨師
おお、またですか。
キヤノンのダイナミックレンジは全カメラで同じカーブの曲線を描いています。
つまり、どのカメラを使っても同様に調整された画が提供されるということ。
これは「プロが使うカメラ」としては当然です。
それを美点ととるか変わり映えしないと見るかは人それぞれですが、
ここは点数付けされる部分ではないとわたしは思います。
ソニーセンサーを使った「D800」はシャドー部で広いですが、ハイライト部は「5DMarkⅢ」より狭く、「Kiss X6i」とは同じです。
http://www.dpreview.com/reviews/canon-eos-5d-mark-iii/19
このあたりは全体として何EV、という形で点数を付けるだけでは分からない部分でしょうか。
カーブから白飛びを考慮していないのが一目で分かるので、ニコンは考えられません。
ソニーはキヤノンに近い画ですが、どうしてもという程でもありません。
わたしはキヤノン以外を使う気は無いので、そのまま見守るだけです。
来年は高画素センサー用にプロセスルールも変わるでしょう。
大丈夫でしょう、多分。
というか別に今でも不満はありません。
あるとすればDxOの点数を自慢出来ないことです。
フルサイズ派
>疑問さん
4Kシネマカムでのグローバルシャッターが実用になったのは驚異的な技術です。
一番分かりやすい例としては、フォーカルプレーンに代表されるメカニカルシャッターが必要なくなります。
メカニカルシャッターがなくなれば、連射速度が上がるのはもちろん、ストロボ同調という概念がなくなるに等しく表現の幅も広がります
1256
思ったのですが、高感度拡張でノイズリダクションが掛かってるって事は、画素処理エンジン通っての出力データーですよね。
それとスクリーンとプリント評価が有りますが、もちろんレンズは共通ですよね。 レンズによっては変わって来ますよね。その辺どうなでしょう?
PKR
特級厨師さん
dpreviewのリンクはJPEGのものですね。
DxOMarkはRawの評価なのでまた別ものですよ。
DxOMarkは素材の評価で,JPEGは料理の評価といったところでしょうか。
素材が優れていることは大切ですし,それが支配的になることもありますが,
最近はセンサーが優秀で,普通に現像する分には使い切れていないとも言えます。
ただ,本当に白飛びに重きを置くのであれば,ニコンのカメラとRaw現像を試してみるのがよいでしょうね。
Robin
>キヤノンのダイナミックレンジは全カメラで同じカーブの曲線を描いています。
>つまり、どのカメラを使っても同様に調整された画が提供されるということ。
?低感度でのダイナミックレンジがあまり高くないことが、プロに歓迎されるとは思いません。あまり問題にならないにせよ、良いことでは無いと思います。
すべての機種で同じと言えばそうですが、改善されてないという言い方の方が妥当なのでは。
・・・とはいえ、実際の写真を見てダイナミックレンジの狭さを感じることは無いので、あえて改善する必要性が無いのかも知れませんね。
ゆーと
個人的にはニコワン使いさんの貴重なご意見に一票ですね。
CMOSは配線がフォトダイオードの上に来るから、プロセスルールは大きく影響してくることでしょう。
逆に言えば、DxOの数値はそれを見抜いているとも言えるわけですよね。
信頼に足るかどうかはボクでは判断できませんが、なるほど・・と思いました。
一応、旧機種(EOS40D)といえどもCanon使いなので、Canonには頑張って欲しいなぁーとは思います。
プロセルルール変えられないなら、裏面照射とか・・
1256
JPEGでの評価ってことはRAWから現像で出来るのではないでしょうか?
特級厨師
PKRさん
JPEGはRAWから作られるものなので、結局はRAWの仕様が反映されます。「ADL EXTRA HIGH」でD800は12EV使っているので、RAWの仕様はここでおおよそ分かります。
RAWから「写したものがどの明るさに変換されて」JPEGになっているかという点で、RAWとJPEGに違いはありますが、
「どの明るさのものまでが写っているのか」はdpReviewの図から分かるということです。
ハイライト、シャドー共にある程度行くと真っ白、真っ黒になっているところです。それでも情報としては存在しているのです。
「限界値テスト」という意味で、DxOと同じ意味合いをこの図は持っています。
bugler
5年前の1Ds3の2110万画素から画素数の頭打ちは明らかで、
プロセスルールの古さがスコアに現れているような気がします。
キヤノンの露光装置のラインナップを見ると、
http://web.canon.jp/indtech/semicon/
i線ステッパー(0.35um)KrFスキャナー(0.25um)となっています。
これから考えると技術的というより、設備投資を考えて戦略的にやっているのかなと思います。
実際、出てくる絵はエンジン・周辺回路やマイクロレンズのおかげか、順調に進化していると思います。
兎にも角にもCP+あたりであっと驚く革新(5000万高画素機?D3200対抗でKissX7が2400万画素?)が出ないかなぁという勝手な想像と希望を持ちつつ応援しています。
Grr
>JPEGはRAWから作られるものなので、結局はRAWの仕様が反映されます。
反映されないですよ。こちらのサイトの最近の記事のソースからの引用ですが、JPGとRAWとでは「どの明るさのものまでが写っているのか」という点では結果が完全に異なります。
http://www.ephotozine.com/article/sigma-dp1-merrill-review-20388
DPReviewはJPGを用いたテストとの事なので、DPReviewは上で仰られているような、「写したものがどの明るさに変換されているか」という点しか示してないのでは。
135
キヤノンのダイナミックレンジが伸びないのはプロセスルールと言うよりCMOSの構造が原因だと思います。
ソニーのCMOSはカラムADCという構造で、画素の上下にADCが沢山並んでいて、
画素(フォトダイオード)で光を電気に変換して、すぐさま上下のADCでデジタルデータに変換します。
その後画像処理エンジンまでデジタルデータのまま送るため、ノイズが混入しにくい構造です。
つまりノイズが少ない分ダイナミックレンジが広くなります。
キヤノンはカラムADCにしたという情報もありませんし、従来通りフォトダイオードで電気に変換した後、
CMOSの外までアナログ信号のまま送ってADCで変換してるのでしょう。
だからノイズが混入してダイナミックレンジが狭くなります。
実際下記のようなサイトを見ればわかりますが、キヤノンは暗部ノイズが多いです。
(RAWから現像して露出を変えて増感したり減感しています)
Canon 5D Mark III vs Nikon D800: Dynamisch bereik | DIGIFOTO Pro
http://www.digifotopro.nl/content/canon-5d-mark-iii-vs-nikon-d800-dynamisch-bereik
DxOでダイナミックレンジのグラフを見ればわかりますが、
ソニーのCMOSはほぼ一直線ですが、他社のCMOSは低感度になると頭打ちになります。
これはフォトダイオード以外のノイズが影響している証拠です。
ニコンでもD4などソニーCMOS以外では同じ傾向です。
またDxOのダイナミックレンジをScreenにしてD800・D600・5D3で比べてみると、
高感度では5D3とD600が重なる部分がありますので、
プロセスルールが古くて配線が大きくても、
20Mクラスの画素ピッチではオンチップマイクロレンズなどの効果で、
悪影響はあまり出ていないのではないかと思います。
プロセスルールが古いと色々な回路を組み込みにくいので、
カラムADCにしていない点では間接的に影響を受けているとは言えそうですが。
satoruX
fabを長期利用するためにプロセスルール上、
良いCMOSが出来ないという結論ですか?
キヤノンはその分コストが下って、儲かると。
でもそれはあまりにもメーカー本位ですよね。
ユーザーにとってはfabを更新してもらって、
より良い製品を提供して欲しいものです。
その点ではメーカーは儲からないが、
ニコンのfabレス方針のほうがありがたいですよ。
メーカーは元来易いものを高く売るほど儲かるもの。
キヤノンはその点は立派ですが・・・
なる
「ソニーセンサーを使った「D800」はシャドー部で広いです が、ハイライト部は「5DMarkⅢ」より狭く、「Kiss X6i」 とは同じです。」
「カーブから白飛びを考慮していないのが一目で分かるの で、ニコンは考えられません。」
まぁ、アンダーで撮って現像で持ち上げれば対処できますし、やってる人も多いのでは?
絶対的な欠点じゃないと思いますよ。
Ai456
>>特級厨師さん
>ソニーセンサーを使った「D800」はシャドー部で広いですが、ハイライト部は「5DMarkⅢ」より狭く、「Kiss X6i」とは同じです。
5D3のHTPをOFFにして、D800のADLもOFFにしたらハイライト側は同じで、暗部は5D3より狭いですね。
こちらに関してはどうお考えでしょうか。
雑誌のテストでHTPはONなのにADLはOFFだったりする事がよくあるんですよね。シフトするのと圧縮するのは違うと思いますけどどうせなら両方OFFにしてもらいたいですよね某誌。
JPGからは12EVと分かりますとおっしゃってますが、こちらもDXOでは14.4EVと評価されていて、そのRAW_DR14.4EVのうちの12EVをjpgで使っているという事は分かりますが、14.4EVの能力を持っている事は、JPGでは表現できないのではないでしょうか。
(現像時の露出補正による耐性等では目に見えますが)
Digicの処理は改めて凄まじい物だと思います。
5D3も1DXもRawレベルのノイズからして5D2とは違いますし、それも含めて高感度の処理が卓越したものになってるんでしょうね。
ぱんだ@風の吹くまま
DXO好みの設定などはあるんでしょうね。
実際の印刷物で、どちらが劣っていると読み取れることもなく、
ただ、試験結果で点数の違いが出るだけですから、自動車と同じで、
どういうセッティングにしているか、ただそれだけのことですね。
カメラ内自動補正が行われているなら、なおさら意味をなしません。
とはいえ、ダイナミックレンジについては気にしちゃいますね。
もうちょっと頑張って欲しいですね。
迫真仏
こうして見ると、5D Mk3も意外と健闘してますね。素子の性能が画像エンジンの性能と表裏一体であると考えれば、この結果には納得します。
Nokon
ニコワン使いさんのご意見に’いいね’です。企業の経営戦略の違いでしょう。だから外部調達のニコンは商品発表から発売までの期間が短いのでは。いづれにせよ出来上がった写真や自分に合った操作性での判断なんですね。
ひろりん
DxOの測定結果(オーバーオールとかではなく)の各項目の数値において、画素ピッチがほぼ同じD7000とD800は測定結果もほぼ同等です。ISO感度ではむしろD7000の方が上回る部分もあります(PrintではなくScreenで比較してください。Printだと画素数が多い方が優位になりますので)。
D7000は2010年、D800は2012年。つまり、SONYセンサーも特に進歩はしてないんですよ。
その辺を読めないとOverAllあたりの「DxOの評価係数も交えた数字」に騙される事になります。
DNA
毎回議論になりますね。僕は素直にイイね!!って思いますが。
レンズ、ストロボ等資産からニコンを使っているぼくですが、この数値はあくまで参考でしかありません。要は「写っている写真が良ければ良いですから」
キヤノン5Dを借りて使うと、RAWダイナミックレンジは確かにニコンD7000やD600の方が良く感じます。ただし諧調は5Dってより、キヤノンが優れているように思う。
デジタルになってからの諧調は非常に大切で、例えば1mの高さまで10段で上るか、9段で上がるか?ですよね。
逆に言えば、9mの高さを10段で上がれば幅は狭くても、細やかな設定が出来る訳で・・・この辺は、昔のオーディオ(テープ)のワウ・フラッタやSN比を言ってるのと同じだと思う。そして、ドルビーがでてから、些細の音までノイズとして消されたみたいに・・・
だから、この手のデータは、「そのメーカー」同志で比べた方が幸せに成れると思います。雑誌のテストも同じ。
これから、キヤノンを入れる本人とすれば、気にもしません。
ただ,キヤノンもセンサーについて考える時期には来てると思います。自社拘りでも性能に「差」があるのなら、その辺は考慮しないと。日本の、いや世界の「T車やH車」だって、日立の部品(N車グループ)を使うご時世ですから・・・
ずん
毎度の事ながら、この手のテストは同メーカー異製品間はいいにしても
他メーカー間での比較としては使わない方が無難に思うんですけどね。
テストにマッチする癖を持つチューニングのメーカー、逆のメーカー、
色々あるでしょうし。
DNAさん
>日本の、いや世界の「T車やH車」だって、日立の部品(N車グループ)を使うご時世ですから・・・
その分野だと随分前からトヨタグループのデンソーが世界中のメーカーに…
DNA
ずん様・・・全くその通りで、N車でも ごく最近デンソーの部品を使ってます。未だにM車は無いかな(笑)
話しは逸れましたが、他社のセンサーやプロセッサーを使う手も有るんですよね。
そして、データはあくまでデータなんだから。
前文含め、長々と失礼しました。。。
1256
これは、センサーだけのテスト? それとも出力RAWデーターのテストなのでしょうか?
それとダイナミックレンジ、1DX/D4よりもSNRが低いK5がDR広いのはなんでなんでしょう?
ひろりん
>1256さん
>1DX/D4よりもSNRが低いK5がDR広いのはなんでなんでしょう?
「広い」というわけではないんです。
ここに出てくる数字は「感度を問わず最高の数字」です。
1DXは11をちょっと切るあたり、D4は13をちょっと超えるあたりが最高値ですが、K5は1SO70あたりに14を超える数字が出ているのでそれが反映されているだけです。
K5はISO200以上でD4を、ISO400以上で1DXを下回り、以降DXOの数値で1.5~2ポイント近く低いままです。これをどう受け取るかは見る人次第ですね。
あと、
>出力RAWデーターのテストなのでしょうか
DXOのサイトを掘り下げていけば書かれていますが、実機による実写のデータをDxOが解析した事になっています。
チャート類は統一されているようですが使用レンズまで統一しているかどうかははっきりしません。
1256
ひろりんさん、返信有り難う御座います。
なるほど、だいたい理解できました。ISO感度で重要? な気温設定/電源時onの使用時間も統一されてのテストなんでしょうかね。
ぴろ
ニコワン使いさんのコメントを読んでほんとかいなと思ってたのですが、調べたらChipworksの1週間くらい前の記事が出てきました。
http://www.chipworks.com/blog/technologyblog/2012/10/24/full-frame-dslr-cameras-canon-stays-the-course/
これを読むとキヤノンのプロセス世代が5Dmの頃からずっと変わってないというのは本当なんですね。
私は5Dmk2を使ってますが、DxOのスコアが大きく変わった時が買い替え時になるのかなあと思いました。
そもそも30万近いボディをそうそう買い換えてもいられませんけど。
ただ上のChipworksの記事で心配なのは、キヤノンが検討しているセンサー製造委託先が、「パナソニックやサムソンが委託しているところ」になるのではないかというところです。
ニコンやオリンパスの実績がありますから、ソニーかルネサスにしてくれないかなあと思います。
特級厨師
Ai456さん
HTPをOFF、ADL OFFは、RAWのダイナミックレンジの一部を使用するという認識です。
通常の撮影では14EV等は必要ない、という事を以前から書いておりまして、それがこの図なのですが、これで回答になりますでしょうか?
ADL ONとOFFでは結果が違うのでは、とおっしゃりたいのかと思われましたが、ADL OFFでは一部しか使わないので、結局のところ通常の画像処理では「D800」も「5DMarkⅢ」も差は出ません。
差が出るのはセンサーのダイナミックレンジを最大限使った時の画像処理で、これは圧縮を中間調からかけるのでコントラストの低い画像になります。
これが使えるのは晴天昼間のコントラストが最大な場面です。そういう場面で肉眼で見るのと違和感のないコントラストに調整する機能だと思います。
表現という意味では、望む画像を得るのに必要なダイナミックレンジはどれ位かで考えています。ダイナミックレンジの点数ありきで考えると、それが何のためのものなのか分からなくなるように思います。
なるさん
アンダーで撮って現像で持ち上げれば対処できます、というのは正しいと思います。ただそれは10年前から言われていることなので、そろそろ改善して欲しいと思っています。
デジタルのダイナミックレンジでフィルムに及ばないのはハイライト部なのです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
もし他の方で、ダイナミックレンジが広いと深い表現になる、と勘違いする方が居るかも知れませんので、一応念のため。ダイナミックレンジとは結局のところ明部・暗部の調整作業で使う部分です。
必要なのはその調整作業における感性で、それが無ければ調整が上手くいきません(これは当然といえば当然ですが)。言いたいことは、使いたいと思ったら「調整作業が後にある」ということです。そこまでいくと性能云々ではなくてやれる人はやれる、の世界なので、そういう人はどのカメラを使ってもやれると思います。
わたしは基本、ライティングでその場で修正を出来るだけ少なくなるようにします。これが一番綺麗な結果になると思っています。
オプティマイザ系の機能は使わない人も多いでしょう。(わたしは高輝度側・階調優先は必須ですが・・・)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
きまぐれ
イメージセンサーは良く知りませんが、ノイズに関しては、一般的なアナログ回路では古いプロセスの方が性能が良いですよ。
CMOS回路は微細化するほどフリッカノイズの影響が増えるので、アナログ技術者はむやみに最新プロセスを使ったりしません。
それでもプロセスを上げるのは、世代が上がるほど高速に動作するのと、デジタル回路と同じプロセスを使った方が安上がりになるからです。
.
RAWとJPEGでDRは違うのか?
結論を先に言えば違いはありません
DRとはセンサーが捉えたシャドウ側黒潰れからハイ
ライト側白飛びまでの幅の事でこれを14bitで分けるか
8bitで分けるかと言うことであり幅自体は増減しません
そもそも論で言えば14bitの諧調をフルに出力できる機
材は市販されていません
世の中のOSはRGB各色8bitで処理するようにできていま
すしそれを処理するビデオカードも8bitで処理するよ
うに作ってあります
またモニターも10bitとかで表示できるものもありますが
元のPCからの出力は8bitですので単に補完処理で10bit
風にしているだけです
RAWの現像時のプレビュー画面も8bitでありそこから
切り出された画像はやっぱり8bitで表示されます
プリントする時の16bitTiffでも結局8bitに丸められ
ますしそもそもインクの色数の問題で16384諧調とか
できません
更に申し上げればたかだか12~15EV程度の幅の単調な
モノクロのシートを8bitの0~255の計256もの諧調で
表示しきれないわけがないのです
(現にRAWを現像して出力したJPEGでは問題ないのです
から)
が現実にカメラの撮って出しJPEGは1~2EV程DRが
狭く感じられる場合があります
RAWを現像した場合はちゃんと表示されるのはなぜな
のかと申し上げれば、勿論現像の匙加減の問題です
特に今のカメラの初期値はコントラストが高めで画の
レベルもかなりあげてクッキリしゃっきり見えるよう
に調整されているものがほとんどです
そのせいでハイライト側が過剰に白飛びしシャドウが
潰れてしまっているだけにすぎません
ですのでカメラのJPEGの画質調整でコントラスト下
げて変に色味が上がらないように調整すれば撮って
出しでもちゃんとRAWで調整したのと同じようなDR
になります(要するに現像のパラメータを変えるだけ
です)
なおこれは純粋にDRの幅のお話です
当然ですが薔薇の花弁などを撮った時の滑らかなトー
ンの繋がり等はRAWで撮ってじっくり現像するべきで
カメラ内の標準のJPEG出力のパラメータをどれほど
いじっても理想のガンマカーブにすることは難しく
トーンジャンプが免れない事も多々あります
ところで皆様DRの幅の話題はお盛んなようですが実
際の中身であるガンマカーブの特性についてはよいの
でしょうか?
どれ程ビット数が上がろうがガンマカーブがガタガタ
なら諧調の繋がりに偏りができて白飛び黒潰れ以前に
トーンジャンプが頻発する写真ばかりになりますが
そういう方向での検証や論議はあまり見かけませんが
そちらはあまり気にならないのでしょうかね?
PPG
ニコン(ソニーセンサー)との比較ではだいぶ見劣りするのでキヤノン使いとしては複雑な心境ですが、システムをニコンに総入れ替えするほどの差ではないと思います。ただ現行のキヤノン機からはかつてのオーラと言うか魅力が失われてしまっているのも事実で、ボディを買い替えたりレンズを買い増したい意欲がなくなってしまっているのも事実です。これでは新しいユーザーを獲得していくのはかなり苦しいのではないでしょうか。株価や業績もやや低迷してきていますし、はやく次の大きな一手を見せてもらいたいですね。待ちます。
baku
現在の実用化レベルの技術ではCMOS自体の性能は画素数以外頭打ちって事何だと思います。
元々CCDからCMOSに移行したのも安いからですし。
テレビも液晶TVがブラウン管に未だに勝てないところが多いように、新しいから良いって訳では無いでしょうね。液晶も製造しやすく安いから各メーカーのメインになってきましたし。
要はフィルムでもデジタルでもコンデジでも一デジでも、どなたかが、仰ったように、出てくる絵がよければ良い!!これにつきますね。
さて今日もお散歩撮影で腕を磨くぞ!!
ペンタトニック
どうも高感度のスコアがイマイチ納得できない数値ですね。5D3や1DXの数値がD800に負けてるとは思えませんが、、、何故なんでしょう?
変なバイアスかかっていないのならいいですけども。
じょう
>ペンタトニックさん
5D3や1DXの高感度の強さは、RawからJpegに変換する際の処理(Digic5)が優れていることに由来していると思います。DxomarkはあくまでRawの段階での比較ですので、このあたりのCanonの強みは残念ながら反映されません。
一方で、Raw現像ソフト(Jpeg変換エンジン)を統一して5D3とD800を現像してみると、Dxomarkの結果って結構納得できるものですよ。
1256
D800が5D3よりも高感度良い? それは縮小サイズのお話ですよね。私が使った感じはISO800から1000ぐらいかと...
じょう
縮小画像というか、サイズを合わせたときの話です。縮小レベルは800万画素でも2200万画素でもかまいません。
ちなみにDxomarkのLow-Light ISOは、800万画素に正規化したデータをもとに、
1.SN比 30db以上
2.ダイナミックレンジ 9EV以上
3.色深度 18bit以上
の3つをすべて満たせる最高のISO感度の値で算出されています(公式ページに書いてあります)。
5D3とD800のデータを見ると、SN比とダイナミックレンジはほぼ互角なのですが、色深度で5D3は劣っており、このせいで先に上記条件を満たせなくなってしまうわけです。
ISO12800とか25600で比較すれば5D3や1DXのほうが優れているとは思うのですが、ISO2000~3000を限界としているあたり、Dxomarkの画質に対する基準は相当厳しいのでしょう。私としてはもうちょっと使えると思うんですけどね。
フニャフニャ
8Mまであわせなくても、5D3までD800を縮小すると
高感度ノイズはD800優位か同等ぐらいになりました。
ピクセル単位だと5D3が優位ですが、D800はピクセルが多いので、
結果、D800優位になります。これは実際の利用シーンでも同じです。
1DXがD4より微妙に劣るとありますが、最近チラチラ出てきた
シャドー側でCanon機のディテールが劣るという比較検証からも
わかるとおり、今回?はNikon優位になっていることは正しいと
思います。なにをもっての比較はさておき、いままでの伸び方を
対価を払って体感してきたユーザー(私もですが)にとっては、
今回のD4とD800には、ため息がでるばかりです。
1DsMk3と5D2ユーザー(私もです..)の置き換え(これも私)だけを見ると、
それなりにはよくなったのですが。