キヤノンEOS Mの高感度のレビューと室内&夜景のサンプルが掲載

CAMERA LABSに、キヤノンEOS M のJPEGの高感度ノイズテストと、室内&夜景のサンプル画像が掲載されています。

Canon EOS M noise (高感度のレビュー)

  • 実写環境でのノイズレベルを測定するために、EOS Mで最高クオリティのJPEGで2つのシーンを撮影した。レンズはキットレンズの22mm F2 STMを使用し、絞りは花の写真はF5.6、ポスターの写真はF8にセットしている。設定は標準で、オートライティングオプティマイザはOFFにした。
  • 等倍切り出し画像のサンプルでは他のキヤノン一眼レフに非常に近い画質だが、EOS Mのセンサーは、EOS T4i/650D(Kiss X6i)と同一だと思われるので驚きはない。
  • ISO100-200では非常にクリーンな画質で、ピクセル等倍で見てごくわずかなノイズが見られるだけだ。ISO400ではノイズがより明確になってくるが、まだノイズはかなり控えめだ。
  • ISO800ではノイズリダクションの影響が見えてくる。ISO1600ではノイズがより顕著になるが、まだある程度良好なディテールが保たれている。ここより上の感度になると、ノイズとノイズリダクションがより顕著になる。とは言うものの、ISO1600から6400で撮影したスナップでは多くの画像が十分実用的だった。しかし、ISO12800は大きな差があり、ほとんど緊急用だ。
  • EOS Mは既にAdobe Camera RAWでサポートされているので、RAWの比較も近日中にお届けする。

Canon EOS M sample images (室内&夜景のサンプル)

  • このサンプル画像は、製品版のEOS Mを使って、ラージファインJPEGで撮影した。ISO感度やシャッター速度絞りなどは、それぞれの画像のキャプションを参照して欲しい。全ての画像はflickrからオリジナルがダウンロード可能だ。

 

EOS Mの高感度はISO3200からノイズやノイズリダクションの影響が目立ってくる印象ですが、ISO1600までは全く問題なく使えそうですね。高感度は、同じセンサーを使用するKiss X6iとだいたい同レベルでしょうか。室内と夜景のサンプルでは、EOS Mはコントラストが高めで、シャキっとした絵作りという印象です。