オリンパスのボディーキャップレンズBCL-1580(15mm F8)は大いに楽しめるレンズ

SLRGearに、オリンパスのBCL-1580ボディーキャップレンズ(15mm F8)のレビューが掲載されています。

Olympus 15mm f/8 BCL-1580 Body Cap Lens (Tested)

  • オリンパスはこの小さなレンズに明らかに妥協しなければならなかった。中央部の解像力のスイートスポットは小さく、そして周辺部はいくらか甘くなっている。
  • 倍率色収差は顕著だが、幸いなことに四隅に限られている。色収差はハイコントラストな部分でグリーンの色ズレとなって現れる。
  • 周辺光量落ちは2/3EVで若干見られる。
  • 歪曲は周辺部で+0.5%の軽いタル型だ。
  • このレンズは厚さがちょうど9mm、重さが22グラム前後で、SLRGearでテストしたレンズの中で最小のレンズだ。フィルター取付枠はなく、従ってフィルターは装着できない。
  • ピント合わせはレバーを4ヶ所のマークに合わせることで行うが、このレバーは最短から無限遠までのどの位置にでも動く。
  • テスト機のGX1との組み合わせで、私はこのレンズを大いに楽しんだ。マニュアルフォーカスは、モニタの拡大表示で容易に行うことができる。全ての画像はピントは、良好で良く写っていた。GX1とボディキャップレンズの組み合わせでは、使用しない時には、ズボンやジャケットのポケットに容易に収まる。小さなAFモーターを組み込んで、若干明るい(F5.6)といいと思うが、それでもこのレンズはわずか49ドルのレンズとしてはとても役に立つ。
  • パナソニック14mm F2.5との比較では、パナソニックはF8ではオリンパスに比べて非常にシャープだが、色収差はパナソニックが若干厳しい。
  • このレンズは面白いアイディアで功を奏しているように見える。ボディキャップの代わりにボディに付ければ、超小型のコンデジスタイルのカメラになる。お勧めだ!

 

解像力テストでは結構まともな値で、普通のレンズと比べると周辺部はかなり甘いですが、トイレンズとしては十分以上の性能という印象です。レンズバリアが付いているので、キャップを付けることなくポケットやバッグに放り込んでおけるので、シャッターチャンスには強そうですね。