DxOMarkにキヤノンPowerShot G15のスコアが掲載

DxOMark に、キヤノンPowerShot G15のセンサースコアのデータが追加されています。

Canon PowerShot G15: Have Canon got the balance right? 

 

    G15         G12        S110        G1X    
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
46 47 48 60
Color Depth
(色の再現域と分離)
19.9 20.4 20.6 21.7
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
11.5 11.2 11.2 10.8
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
165 161 168 644

 

  • G15の総合スコア46は、わずか1ポイントだが、残念ながら旧型(G12)に遅れを取っている。しかしながら、総合ランキングは162位で、センサー性能は昨年登場したライバル(たとえばLX5やP7100)に比べると若干優れている(ライバルの最新モデルのデータはまだ公開していない)。
  • 高感度性能は旧型から改善が見られず、色再現の19.9とダイナミックレンジの11.5は良好な値と見なすことができるが、このクラスでベストのカメラと比べると遅れを取っている。

 

G15では、センサーがG11やG12で採用されていた10MPのCCDセンサーから、12MPのCMOSセンサーに換装されていますが、DxOのスコアではあまり変化が見られないようですね。同じ12MP CMOSセンサーを採用するS110と比べると、色再現の値が0.7落ちているのが誤差にしては少々大きい値なので、気になるところです。