・CIPAが手ぶれ補正の試験方法を統一 CP+記者会見で発表 (ガジェット通信)
- CIPAがメーカー間で統一されていなかった手ぶれ補正機能について、今年の一月から試用を開始した。試験方法の概要は、CIPAから提供されたテストパターンを被写体として、カメラに指示された波形による振動を加えて何段まで手ぶれ補正ができるかを試験する。
- 特別なロゴマークなどの設定はなく、電池の持ちと同じように「CIPA準拠」と併記される。CIPA基準の手ぶれ補正は2013年の8月から正式運用される。
バッテリーの撮影可能枚数のように、手ブレ補正の効果がCIPAの統一基準で評価されるようになると、別の会社の製品でも手ブレ補正の効果が比較しやすくなりそうです。各社の手ブレ補正システムがCIPA準拠のテストでどのくらいの効果があるのか、興味深いところですね。
Dai
どこが厳しく、どこが甘いのか。
また、テストによっては有利不利もあるでしょう。
この基準がどのような影響を与えるか、気になるところです。
60Dもち
これはまた「各社の試験結果とCIPA試験の乖離」について
一揉めありそうですね。
一体どんなブレに対する評価方法なのか気になるところです。
3軸6自由度に対して各周波数成分ごとに評価する・・・
みたいな感じですかね?
シフトぶれの影響の大きくなるマクロ時と、通常使用時なども
分けるの評価するのでしょうか。
CIPAが制定するとなると影響力も大きいと思われるので
これは気になりますね。
masu
おお、面白いですね。
角度ブレ、シフトブレ、広角、望遠、至近距離、無遠近と
いろいろ条件によって変わりそうですが、どうするのでしょうか?
スナッキー
それぞれ特許持ってたりするし一律で測定や判断が難しいだろうから
有利なメーカーと不利なメーカーが出る予感…
きくらげ
ハイアマチュア層以上であればCIPA準拠であっても鵜呑みにせずに実際のレビュー報告を参考にするでしょうから、影響があるとすればエントリー層向けの機種かもしれませんね。
またカタログスペック勝負みたいなことにならなければいいのですが。
miyaaaa
メーカーからは最大3段分とか曖昧な表現でしたから、一つの基準を設けて試験してくれるのはユーザーとしてはありがたいです。
他にも曖昧な防塵防滴等もどこか評価して欲しいですね。
d2
ペンタが最近「平均」表記に変えたのもこれの影響かな?
広角~標準はボディ内(でレンズは小さめに)、望遠はレンズ内だと嬉しいんですけどね。
X
標準的な指標はメーカー間の評価基準の差を無くすという意味では有用かもしれませんね。
ブレの特性による効果が明確になるとユーザーとしてもありがたい情報になると思います。
何はともあれ手振れ補正の効果はあまり鵜呑みにせず2段程度までと割り切って使用してはいるんですけどね…
nan
基準が統一されること自体は大歓迎ですが
政治力の強い特定メーカーに都合良く利用されないよう
メーカーがカタログスペック重視のモノづくりに走らないよう願います
なまもの
ボディ内補正の場合、装着するレンズによって効果段数に差があると思うんですが、どのレンズを付けた時の評価で表示するんだろう?
ボディ+レンズのセットで表示するんだろうか?
PPG
オリンパスの5軸が優勝すると予測します(笑)
TQ
nanさんと同じことを私も危惧しています。
ころ
これって、このテストだけ異様にスコアが良くて、実際の撮影ではあまり効力がないような物が出ることを助長しないでしょうか。
以前パソコンのグラフィックボードでもベンチマークソフトで「だけ」高スコアだったりして問題が出たことを思い出してしまいます。
Grr
>政治力の強い特定メーカーに都合良く利用されないよう
>メーカーがカタログスペック重視のモノづくりに走らないよう願います
政治力の強い特定メーカーに都合良く利用されている基準、メーカーがカタログスペック重視のモノづくりをする温床となっている基準、それぞれ既存の「基準」の中のどれを指しているのでしょうか。
Pure☆
テスト装置でいい結果が出るよう、
補正アルゴリズムを最適化するメーカーが出てきそう。
手ぶれ自体が個人差があるから、
あくまで目安でしかないことは変わらないな。
うん
2軸での比較のようですね
http://www.cipa.jp/image-stabilization/
通らないすがらない
客観的な基準が出来るのは歓迎ですね。
もう一つ基準を定めて欲しいのは、ゴミ取り機能です。これに関しては、メーカーによる差が激し過ぎて、手ブレ補正どころの騒ぎではありません。
E3E5
2軸と5軸では同じ1段でもえらい違いでしょうね・・・
それと、先にも書かれている人がいますが・・・ボディー側に補正がある場合
E-3(レンズ1)
E-3(レンズ2)
E-5(レンズ1)
E-5(レンズ2)
のように、各機種毎にレンズを変えて比較をお願いしたいですね。
PPG
2軸での比較。
ふーん、なるほど。あと当然ミラーショックは無視でしょうなw。
FT
そういえば先日発表されたニコンの800mmは“手ブレ補正効果4.0段”に対して“CIPAガイドライン準拠”という注釈が付いていますよね。
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/singlefocal/af-s_800mmf56e_fl_ed_vr.htm
最初見たときは見慣れない注釈だったのでおや?と思ったのですが…
こばお
これは面白い取り組みですね。
ついでに「高感度」の基準もつくって欲しいです。
キヤノンとニコンで常用感度の基準が違い過ぎますからね。
acti
実効性能で優っていた実装が、この標準試験では不利な結果になるため、わざわざ実効性能を落としてテスト用に最適化、なんてことになったら嫌ですね(汗)。
ねこねこぱんぱんさん。
手ぶれ補正はメーカーによって味付けが違うので、困りましたね。
シグマは手ぶれ補正をusbドッグでモード変更できるようになるので
そういったカスタマイズができるレンズをどのモードで評価するかで
結果も違うし、tamronとcanonどちらのタイプの評価をあげるか
手ぶれ判定の錯乱円半径をどうするか、判定の統計基準をどうするか
揉めたんじゃないかなぁ。。。
PON吉
ファンダー除かないで撮ったり軽くてシャッター押すだけでもブレやすいミラーレスなら5軸必要かもしれないけど、重くて構えて撮ることが殆どな一眼レフなら3軸補正を重視するより、ピッチングとヨーイング方向により精密で補正力を大きくしたほうが効果的とか、そういった実用面での違いがありそうな気がしますけど。
客観性の名の下に数値だけに合わせて評価するほどのものじゃないと思うけどなぁ、手振れ補正なんて。
2軸で評価すれば5軸の特徴は発揮できないし、逆に5軸で評価しても、実用面で必要としている補正力とはかけ離れるかもしれないし、客観的な評価にはならずに議論百出しそう。
123
これは非常に良いことですね。8月以降が楽しみです。
以前、某社の方とお話ししたことがあるんですが、何段分の補正効果云々で「うちのは本当に効いてますから~」と胸を張っておられたのを思い出します。
Enu
CIPA基準、電池に続いて手ぶれ補正が来ましたか。
この次は何が来るのでしょうか? 私としては感度毎のノイズレベルがあってもいいかと。NRの有無別と、有りの場合のデティール消失度合いで…難しすぎるかな? 極小画素による「小サイズ高画素センサー」の見直しに繋がれば、と思うのですが。
武
実際に手ブレが発生しやすい条件で、何十人に手ブレON/OFFで撮影してもらって
ブレてる写真の枚数数えた方が分かりやすかったりするかもね
へっぽこ
評価に客観性をもたせることはよいというのが一次的な意見となろう。しかし、車の燃費試験と同じで、テストの成績をよくするチューニングと実用的なチューニングとは異なるような気がする。基準を設けることで、非実用的な評価(序列)がなされることを危惧する。現状の評価も漠然としたものだが、この場合、「あまり当てにならない」という認識が定着しているので害は少ない。なまじ、「××準拠」となると、それを鵜呑みにするユーザーや店員が増える違いなく、そこが問題。
海賊ペンギン
>通らないすがらないさん
オリンパスのようにダストフィルタを手前に置けば効果的なゴミ対策になりますが、これはシャッター効率とのトレードオフです。
それに環境と条件を同じにしてテストしてもレンズまでは一緒にできませんからね。
群牛
統一的な基準ができることは歓迎です。
ただ、自動車で10-15モードの燃費数値は良いのに、実燃費はその6割程度、みたいなことにならなければ良いのですが。
かんな
手振れに基準を設けるのはやめて欲しい。
手振れ補正が強力すぎて、基準のテストだと逆にブレる事は当然でてくると思う。
使ってみて一番強力だと思ったのはオリンパスの5軸補正だけど、
テストだとパナに大きく負けたりして。。
d2
今が10-15モードみたいなものじゃないですかね。
ペンタ機で4段は?と感じてましたし、リコーCX1とかもろくに効かなくて苦労した覚えが…
アミュイ
実際の所オリンパスが頭一つ抜けているような印象ですが、実感に寄るところなのでもしかしたら一つどころではないかも知れません。
でもどうせ制定するならこれからの基準は2軸では足りないような。。。
nan
>>Grrさん
他の方も仰ってますがわかりやすいところでPCのベンチマークや車の燃費等は実際の使用感とかけ離れてますね
あと私が携わる家電の設計製造関連(デジカメは関連しません)や実家の農業関連等私の立場で実際に運用実態を知りうるもので何の作為もなく運用されている基準はむしろ見たことがありません。(立場上あまり深くは言えませんが)
だからといってデジカメ関連や何処の業界でもそうだとは限りませんしバッテリーなんかはあまり誤魔化しもきかないとは思っています。
逆にご存知であればGrrさんが運用実態を知り得るもので完全に無作為に運用されているような基準はどの様なものがありますか?
JY
政治力の強い特定メーカーに都合良く利用されている基準=オリコン
メーカーがカタログスペック重視のモノづくりをする温床となっている基準=学校教育
実態を知り得るもので完全に無作為に運用されているような基準=メートル法
いや、冗談ですw
とまぁ、基準というものはそれぞれに信用度は違いますが、
ある程度の指針にはなるので、いいんじゃないでしょうか。
オリコン一位?ああ、ひとりで三十枚買ってるから実質~
1m?ああ、1mね。
この手ぶれ補正の基準がどの程度の評価を持つかは今後次第。
ただ、仮にも目安ができるのはいいことじゃないですかね。
鳥
手ブレ補正の性能基準の規格化は歓迎すべき流れだと思います。
もちろん、測定で有利な数字が出やすいようなチューニングを行ったりするメーカーは出てくるでしょう。というより全てのメーカーがそれをやるでしょうね。一部の人が心配しているように、規格化当初は「測定で有利な数値を出すために実性能が犠牲になる」と言うような事もやはり起こってくるでしょう。
それでも、今のように「完全にメーカーの自己申告」と言う状態で野放しで い続けるよりはよいでしょう。規格化されれば、計測方法で良い数字を出すためにであろうが、少なくとも、各社の努力や競争を促すことには違いないわけで、仮に手ブレ補正の優劣の「一端」であっても、明確に数値化され、公衆の面前に晒されるというのは、さらに将来的に確実な競争と進歩に繋がると思います。
現状のように、消費者の、噂や伝聞に頼っただけの信憑性の低い情報や、メーカーイメージに左右されただけの事実とかけ離れた風聞や評価になりかねない危険性を孕んだ状態よりはマシだと思えます。
また、計測方法を長年固定したままであれば、一定の計測方法でだけ数字の出る「怪しいアルゴリズム」が横行し、進化が止まる危険もありますが、CIPAは定期的に計測方法を見直しますから、長期的に見れば、その危険は薄いでしょう。
moumou
特許で揉めてるニコンとシグマの手振れ補正機能比較でシグマの方が性能が良かったらニコンの立場はどうなるんだろうか?
(同焦点距離、同クラスでの比較が前提ですが)
ニコンの方が良ければ特に波も立たないでしょうが…
統一規格での評価で一番気になるのはこの結果です。
現状5軸補正までしてるメーカー、2軸だけのメーカー、この中間(ペンタは3軸?、キャノンのマクロは4軸?)最低限の2軸評価というのは仕方ない面も有りますが2軸だけで正当な評価が出来るとは思えないので目安程度になるのかもしれませんね。
当面はどのメーカーにとっても痛し痒し(実性能の良いメーカーは正当な評価が得られず実性能が低い割りに盛ってたメーカーは馬脚がばれる可能性も有りそう)かも知れませんしユーザーにとっても測定内容と実際の使用感の差が明確になるまでは混乱するかも。
測定内容が進化して実際の使用感と一致するまでは無いよりマシな程度の測定規格かも。
次はAF性能測定の統一化かな?
にゃんこ
難しいことにチャレンジするんだ・・・
まあ、ここに書き込む人達は、ネット情報で判断するでしょうから、あまり関係無いような・・・(笑)
waku
皆さんいろいろ危惧されていますが、今まで各メーカーの評価方法自体公表されておらず、それぞれの評価方法に適したチューニングを施していたはずなので、試験方法や使用機材が公表されるようになること自体、大きな前進だと思います。
ただ、「CIPA準拠」ってやるやらないはメーカー次第でしょうから、C社の7Dファインダー視野率のときのように、いきなり「メーカー独自の試験方法」なるものが出てきてユーザーを混乱させるのはやめてほしいと思います。