キヤノンが「EOS-1D X」と「EOS-1D C」のAFが合焦しなくなる現象について告知

キヤノンが「EOS-1D X」 と「EOS-1D C」 のAFが合焦しなくなる問題についてアナウンスしています。

デジタル一眼レフカメラ 「EOS-1D X」をご使用のお客さまへ (EOS-1D C はこちら

  • 対象製品の一部の製品で、カメラの駆動機構へのグリスの塗布不足により摩耗が生じ、以下の現象が発生する可能性がある。

    1. オートフォーカス (AF) が合焦しない。(摩耗に伴う微小な粒子の影響)
    2. 撮影中、ファインダー内の像がぼやける、または安定しない。(摩耗が進んだ場合)


  • カメラの機番の左から6桁目の数字が、1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7のものが対象製品。「xxxxx1xxxxxx」「xxxxx2xxxxxx」「xxxxx3xxxxxx」「xxxxx4xxxxxx」「xxxxx5xxxxxx」「xxxxx6xxxxxx」「xxxxx7xxxxxx」( x は任意の数字)。ただし、カメラの機番の左から6桁目が上記の数字でも、カメラの電池室に以下のマークがどちらか一方(※元記事の画像を参照してください)にあれば、対象製品ではない。
  • 対象製品は無償にて製品の点検・修理。対応は6月25日からの開始を予定。

 

グリス不足によりAFとファインダー像に影響する問題とのことなので、ミラーやサブミラーに関連するトラブルでしょうか。対象製品のユーザーは、摩耗が進んで重症にならないうちに点検・修理を依頼したほうがよさそうですね。