ソニーα7R と ニコンD800Eの感度別の画質の比較記事が掲載

CAMERA LABS に、ソニーα7RとニコンD800EのJPEGによる感度別の画質の比較記事が掲載されています。

Sony Alpha A7r vs Nikon D800e Noise JPEG

  • α7Rにはツァイス35mm F2.8、D800Eにはニッコール35mm F1.4 を使用し、どちらも絞りをF8に設定している。ホワイトバランスはマニュアルで設定した。
  • 最低感度ではどちらのカメラもディテールは同レベルだが、α7Rが顕著にシャープだ。これは画像処理、または光学系、または優れたセンサー性能のためだろうか? 後で行われるRAWのテスト結果で、より正確に判定できるだろう。しかし、JPEGの結果は、シャープネスのかけすぎによる影響もなく、α7Rがよりシャキっとしている。
  • ISO400では若干ノイズが増え、D800Eではカラーシフトが見られる。これらはISO800ではより顕著になる。ここではα7Rが明確に優れている。
  • ISO1600、特にISO3200では、D800Eのノイズは更に顕著になり、そしてISO6400ではこの2機種の間に明確な違いがある。ISO25600では、D800Eが好ましい人もいるかもしれないが、実際は、この感度によりも前にどちらのカメラもゲームオーバーだ。
  • 少なくともJPEG標準設定での比較では、α7Rが素晴らしい結果だと思う。α7Rは低感度ではよりシャキっとした、高感度ではよりノイズの少ない画像を楽しめる。この違いはレンズが優れているためかもしれない。将来、同じレンズを使って更なる比較をしてみたいが、α7Rとツァイス35mmの組み合わせは、疑いなく、とても豊富なディテールが得られ、D800Eとニコン35mm F1.4よりも目に見えて優れている。
  • レンズを別にしても、α7RのJPEGは中感度から高感度でより低ノイズの画像が楽しめる。従って、これは、D800Eに匹敵するか凌ぐ、小型軽量なカメラを欲しがっていた全ての人にとって素晴らしいニュースだ。

 

α7Rシャープでカリっとした画質、D800Eは比較的ソフトな画質で、同じ36MPのローパスレス機(D800Eは正確にはローパスキャンセル)でも、JPEGの絵作りはかなり異なっているという印象です。

高感度ノイズに関しては、α7Rの方が抑えられているようですね。記事でも言及されていますが、RAWで同じレンズを使ったサンプル画像による比較も見てみたいところです。