・Sony A7R: A Rising Tide Lifts All the Boats?
- ソニーα7Rと35mm F2.8は(開放で)、D800Eと35mm F1.4 をF4に絞ったときの解像力と、ツァイス50mm F2(マクロプラナー)をF5.6に絞ったときの解像力をしのでいる。35mm F2.8 をF4に絞ると、ソニーが明らかに解像力が高い。実際、このような解像力を目にしたのは、ツァイスOtus 55mmとD800Eの組み合わせだけだ。
カメラ | レンズ | 絞り値 | 中央 | 平均 | 隅 |
---|---|---|---|---|---|
α7R | FE35mm F2.8 | F2.8 | 1320 | 1175 | 695 |
α7R | FE35mm F2.8 | F4 | 1420 | 1190 | 750 |
D800E | 35mm f/1.4G | F4 | 1150 | 1020 | 625 |
D800E | T*50mm F2 | F5.6 | 1260 | 1100 | 660 |
- α7Rは驚きの解像力で、少なくともニコンD800Eと同じくらい良好だ。
- 2本のソニーの単焦点レンズ(我々のテストした35mmとSLRGearのテストした55mm)は、素晴らしい。他のFEレンズ群も素晴らしい性能であることを期待したい。
- 他社のレンズ+マウントアダプターの標準域(35mmとそれ以上)での撮影では、中央は見事な解像力だが、隅は驚くほどではない。
- これまでの経験と、いくつかの報告によると、35mm未満のレンズ+アダプターの組み合わせは、少々チャレンジングだろう。
元記事には、α7R+マウントアダプタを使ったキヤノンEF35mm F2 IS やライカ50mm F2、ツァイス50mm F2の解像力テストや、5D2やライカM Type240とα7Rとの解像力の比較なども掲載されているので、興味のある方は参照してみてください。
ソニーのFE35mm F2.8 は、開放から中央も隅も非常に解像力の高いレンズですね。FEレンズでは、どちらかというと55mm F1.8の方が注目されているようですが、35mm F2.8も優秀なレンズのようです。
hhp8
明るさ競争はAマウントで、Eマウントは明るさそこそこ、サイズそこそこ、だけど妥協無い解像度と期待してたけど、だいたいその通りになりました。ただしコンパクト・高解像レンズはG シリーズでというのは商業的に無理だったのですね。ロッコール銘復活が本当の夢でしたが・・・
ひで
こういうのを見てしまうと、自分の所有する超重い一眼の存在意義に疑問を投げかけたくもなる。。
えふ
最近のソニーレンズには、本当に驚かされます。
55mmF1.8はどんな値を叩き出すのやら・・・
EVFだミラーレスだからと言ってソニーを敬遠するのは、もったいないですね。
改札
Phoblographerのレビューでも絶賛されていましたが、データ的にも改めてこのレンズのクオリティの高さが証明されました。
画質向上の王道はセンサーの大型化と高画素化、そしてそれに見合う高性能レンズの開発にあるわけですが、ソニーはその全てに愚直なまでに真っ直ぐに突き進みますね。
小手先の画像処理で誤魔化すでもなく、バランスという言葉に逃げるでもない外連味のない姿勢は頼もしいです。
minoltafan
Eマウントは小型軽量をポリシーにしているらしく、明るさを抑えたラインナップになるようですが、解放から使えるのはいいですね。それにしてもお値段が。
LGA
記事とは関係ありませんが、EFレンズとFEレンズって紛らわしいですね。FとEの形も似ていますし。
できればソニーには他の名前をつけて欲しかったな・・・
ぶっだぁ
ソニーストアで35、55、28-70を
7Rに着けさせて頂き比べたのですが
55 >> 35 > 28-70
みたいに感じました。
ということは55は、
ずば抜けて良いと言うことでしょうか?
逆に35と28-70は、
言うほどの差が無いような気がしました。
nagy
SONY α7所有です(歩いての撮影には最高のカメラ/まだ本格的には2回撮影旅行に使ったきりですが…)。
昨晩発注しました。キットズームでは大きくアンバランスなので(そしてワイド時の周辺が良くない)単焦点の小さなレンズが必要と思いました。願わくば20mm/28mmもツァイスブランドでもソニーブランドでもいいので「少し暗い」小型レンズにして欲しいと存じます…24mmはどうやら大きそう☆
Pii
同一レンズで比較したわけではないので参考程度ですね
AO
解像度と色乗りは良いですが、それだけという感じ。
ツァイスにしては写りが平面的、淡白で、
Gレンズとして価格を抑えて出しても良かったんじゃないかと。
PPG
A7Rでこのレンズを使っていますが、確かに手持ちのカメラとレンズではこの組み合わせが圧倒的に解像度が高いですね。ただこの組み合わせは解像度や高画素とのトレードオフで階調や発色が硬く単調になりやすいなどの面もあり、必ずしも常用レンズとして使いやすいとは言いがたい面もありますね。自分はしばらく使ってみようと思いますが、まだいまのところ自分にとっていいレンズなのか判断できないでいるというのが正直なところです。ちなみにデフォルトでデジタル補正が効きますが、補正を切った方が描写は自然です。
coolSony
解像度と色のりとボケが良く、コンパクトなので言うことありません!
しかし 35mm F1.4 G のF4よりこのレンズのF2.8の解像度がいいとは驚きです。メーカーにとってレンズのF値は型番にも乗るメジャーなスペックなので、分かり易いアピールポイントなのでしょうが、敢えてそれを抑えて実を取ったのは正解だと思います
あらん
FE35mmは開放F値が2.8と平凡だし前玉小さいので、可搬性優先のパンケーキ系として軽視されがちですが、じつはα7rの超高解像度にも破綻しない高性能レンズだった、ということですね〜
願わくば、Aマウントにもフルサイズ対応で展開してほしいものですが
Orisuke
35mm、流石に良いようですね。
技術的に純正でないと難しそうだなと感じるのは、21mm、24mm、28mmといった広角域です。24-70mmが当面どのくらいの守備範囲でカバーしてくれるのかも気になるところ。
やはり、21mm、24mm、28mm、35mm、40mm、55mm、80mm、100mmという風に信頼できる純正単レンズ群が揃って来た時が、ソニーαが真価を発揮する時なのでしょうね。一社でやるには、2年から3年かかりますね。
オールラウンダーで普段使いのOMーDと、ここ一発のαという風に使い分けて行きたい私としては、どこまで手持ちMFレンズに任せるか、どのタイミングで買うか、思案のしどころです。
ジェイ
パッと見、階調のバランスの良いレンズと思っていましたが
解像度もハンパないんですね。
コントラストキツめで「解像感」を狙った底の浅いレンズが多いなか、
真の高画質を目指したSonyの姿勢は素晴らしいですね。
こういうレンズはおそらく飽きがこない描写なのだと思います。
「神レンズ」ではなく「仏レンズ」といったところでしょうか。
ペンタトニック
>同一レンズで比較したわけではないので参考程度ですね
ボディが同一ではないのでの間違いでは?
レンズ比較なので同一でないのは当然のことだと思います。
SZ
ソニーはE24mmF1.8ZA、RX1の35mmF2.0ZAと
幾度と無くツァイス35mmを作ってきたので、
作り方のコツを掴んでいるんじゃないでしょうか
F2.8は、スペックとしては平凡なものですが、
ここでF2.0やF1.8になると最低でも55mmF1.8ZA
の大きさになってしまい、スナップレンズとしての使い勝手が
犠牲になり、小型軽量フルサイズを提唱したα7・7Rの
インパクトも薄れてしまいます
これからは各メーカーとも、明るさを抑えつつコンパクト
と画質の両立を図るフルサイズレンズが出る気がします
ペンタトニック
失礼しました。ボディも比較に入ってますね。
ぎゃーとる
ぶっちゃけあんまりツァイスっぽい写りのレンズじゃないよね
Gレンズみたい
クワズイモ
いつもありがとうございます。
RX1との比較ではどうか、続報を楽しみにしています。
茶太郎
AOさんと同感で、解像だけで諧調やヌケの良さは感じません。
解像重視ならいいんでしょうけど。
てち
7Rには解像が求められるのでしょうし、解像力のあるコンパクトなレンズでベストマッチですね
pops2
シグマもSONYも解像度重視の方向に傾いていますね。
高画素ボディーに高解像度レンズという組み合わせは、これからの力強いトレンドとなりそうです。
でも、写真の本質やレンズの味は解像度だけじゃありません。
これからは、ますます評価が難しくなりそうです。
kp
もともとソニーはボケ描写の綺麗さに力点を置いていたため、
この種のベンチマークでは評価をされにくかったですね。
こうした解像重視のレンズも揃えるのも
ブランドイメージ向上のためには良いと思いますけど、
個人的にはやはり別系統でGレンズも続けて欲しいところです。
同じ焦点距離で描写の違うツァイスとGが使えたら…。
なんて、ちょっと贅沢ですかね。
ジェイコプスラダー
Canonの35mmF2ISはアダプタ経由でも、同じくF4で中央1400本解像している素晴らしい性能なようで、明るさ、手ぶれ補正、最短24cmを考えるとこれくらいのスペックで出てくると絶賛されたように感じます。
価格も似たようなラインですし。
フルサイズで120gという重量が全て!だとするなら十分な内容だと思いますが。
ところで、
SONYになってからGレンズは使用していませんが、解像度重視で色乗り、ボケは重視しない、という傾向ですか?
ミノルタ時代とは違いますね。
αロメオ
ZEISSにしては平均的な性能のFE35でこれですからね。
FE55との組み合わせではOtus 55mmとD800Eを超えてくるでしょうね。
ぎゃーとる
ジェイコプスラダーさん
SONY Planar T* 85mm F1.4 ZA は鉛レンズを使えなくなった代わりに補正レンズを増やしてMINOLTA AF 85mm F1.4 G (D) Limited を再現したレンズなのだそうで、他のツァイスレンズもディスコンになったGレンズ群の後釜的なものが多く、名前こそツァイスですが、実質的には銘Gレンズのリニューアル版ではないでしょうか。
これまで出たものは特性的にもツァイスというよりGレンズに近いですし。
canome
以前どなたか「α7Rは試金石になる」と言われてましたが、Canonの35f2の結果を見てそれが良く分かりました。
Deckham
シャープネス、解像度のZEISS、ボケ描写のGレンズって区分けでしたっけ?
ミラーレスはX-E2に決めつつあるのに、こういう記事を見せられると、また悩ましい。
F値は若干fujinonが明るいものの価格は殆ど変わらないし、sonyの方がコンパクトなんだよなぁ。全体的に
管理人
>Gレンズさん
表の数値はMTF50で、数値が大きい方が高解像力ということになります。
キヤノンユーザー
元記事を読むと、キヤノンのEF35mm F2.0 ISやZE35mm F2.0を付けても画面中央ではα7Rはネイティブの5DM2を大きく上回る解像度を示すものの、コーナーでは5DM2と大して変わらないか、寧ろ劣る、というものですね。
これって、以前から言われていた、センサー周辺部のマイクロレンズオフセットの弊害なんでしょうかね。 Eマウントの短いフランジバックに合わせて、オフセットさせたことが、ちゃんとテレセントリック性を考慮されて作られたレンズには「却って」悪い、と。 EFマウントのフランジバックはEマウントよりずっと長いですからね。
そうすると、α7(R)で、マウントアダプタ遊びをするには、フランジバックの短いレンジファインダー系のレンズの方が適してるということでしょうか。
どう読みますかね。
パックマン
まあ、近視と老眼の私には測定限界を超えていますな。(涙)
サカナ
圧倒的ですね。長く購入を検討していましたが、決断できました。
55mmのデータも是非みてみたい。
コージ@流唯のパパ
データ的には、かなり良さそうな感じですが、RX1と比べて変わらないか劣っている用に自分は感じたので、今回は55ZAにしました。(入荷待ち中)
またSEL2470ZとSEL2870は、24mmから27mmの焦点距離とテレ端の暗さが気にならなければかなり良いレンズだと思いました。
SZ
>ジェイコプスラダーさん
ボケ味重視がGレンズ、MTF重視がツァイスと
確かにソニーは言ったことがあります
ただ実際には24mmディスタゴン、50mmプラナー
いずれも両立という形をとっており、
高品位レンズに求められるのはボケ味、解像感
両方だった、ということなんでしょう
今のところ、トラディショナルなレンズはツァイス、
パワーズームや望遠系白レンズなど現代的な
イメージの場合はGレンズに振り分けているようです
zony
作る気になればこんなすごいレンズも作れるんですね。今後FEマクロレンズ等も期待します。また、高級レンズは初心者の方々には価値が判らずちょっと値段が高く感じるだけかもしれないので、焦点距離を少しずらして、SONYらしい、リーズナブルで意外と写る、初めてレンズシリーズ等も時折作ってもらい、両立しながらレンズ群を拡充していけばハイアマも、初心者も楽しめるラインナップが徐々に完成していくのではと期待します。
斜視坊
D800Eと肩を並べるレベルの解像力、との比較結果のようですね。
両機のセンサー素性「画素数、方式、設計思想、など」から結果は想定内なのでしょうか?現在のいわゆるカメラ技術レベルでは。それにしても、解像力はレンズ特性の要素が大ではあるものの、カメラ総合力の一部として興味は深い。
論点はずれるが、比較対象となったD800Eの評価でもあるわけだが、両機の発売時期の時間差を考えると、D800Eの基礎力は伊達でないことの証でもあるよ、ね(諸般の事情で買え控え中、は心境複雑)。
記事表現のニュアンスから、「D800Eと同じくらい良好」はD800Eに近いが超えてはいない、と言うことでしょう!?。
EVFの性能も含めて総合力で比較対象機を超えるミラーレスの出現は何時?どこから?、は評価から感じた小生の結論ではありました。
ジェイコプスラダー
ぎゃーとるさん、SZさん
ご返信ありがとうございます。
私の印象として、SONYGレンズは、最新設計であれば冠することができるように思えます。だから、比較的安価なコンデジや携帯レンズにまで平気でGレンズを名乗らせてしまっている。
ツァイスの基準は明確にあるのに、Gには無いので人によって印象がバラバラなのかなと。
SONY以外のツァイス、最近のtouitやopusの作例やヤシコン時代の印象にボケ重視というのは、あまり感じませんが、ミノルタGの遺産がそうさせているなら納得です。
まさひろ
>「D800Eと同じくらい良好」はD800Eに近いが超えてはいない、と言うことでしょう!?。
「『少なくとも』ニコンD800Eと同じくらい良好」って書いてあるから、D800Eと同じかそれ以上って意味でしょう。
hhp8
ライカMマウントの母艦的な使い方を考えてたけど、評価を聞くにつれ、欲しく夏的増した。しかし際限なく廻る距離リンク、なんとかならないものでしょうか。
え~マウント
>ジェイコプスラダーさん
touitの三本はあまり綺麗なボケではありませんよね。近い焦点距離のソニーの純正3本と比べると、明らかにボケ味はソニーの方が綺麗であると感じます。ソニーツァイスは本家ツァイスに比べてボケ味に考慮しているという話です。αユーザーの好みの傾向がボケ味重視であるというマーケティング結果があるのかも知れませんね。
Gレンズに関しては、Gレンズを紹介する時は基本的にボケ味の美しさを強調した紹介文になる事が多いので、最新設計のレンズであってもある程度ボケ味が美しいレンズにしか使わせない程度の縛りはあるのではないでしょうか?
Kent Shiraishi
このカメラとレンズのシステムで太陽を撮らせれば世界一美しい。
僕はそう思います。
ただ残念ながらSONYはイメージ戦略が下手だと思います。
他社に出来ない事が出来る!
それを写真で証明すれば良いのです。
太陽を撮影するためのEVFの性能も含めて、
風景撮影における能力は相当に高いと思います。
風景撮影という目的に絞れば、
このカメラとレンズは世界に誇れるシステムのはずで、
ましてこれまでまともに太陽を撮れるシステムは殆ど存在しませんでした。
カメラは出てくる絵が勝負ですから、
写真で評価すべきです。
写真家は写真でそれを証明します。
宜しければyahooニュースにも取り上げられた下記ブログで、
太陽を入れた風景写真をご覧下さい。
★「僕にとってSONYのカメラが今世界一」
http://blog.goo.ne.jp/chimaki-1014/e/dcf9d59f5dddb3a615f7a6e99698b7db