シグマが Foveon X3 SENSEOR Quattroを採用した「dp Quattro」シリーズの3機種のコンパクトを発表

シグマが、新型のFoveonセンサーを採用した「dp Quattoro」シリーズのコンパクトカメラの開発を発表しました。

SIGMA dp Quattro 発表

  • 株式会社シグマは、新開発Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム"Quattro")を搭載した高画質コンパクトデジタルカメラ「SIGMA dp」を発表。
  • センサー、エンジン、レンズ、筐体などあらゆる要素を徹底的に見直し、一から開発しなおした。
  • 発売日は未定、価格はオープン。

SIGMA dp Series (シグマグローバルサイト)

  • 「dp1 Quattro」 は換算28mm、「dp2 Quattro」 は換算45mm 、「dp3 Quattro」 は換算75mmのF2.8のレンズを採用。
  • 形状、重量、レイアウトなど、すべての要素を「画質」の一点に集約するとともに、安定したホールディング性と直感的な操作性を磨き込んだ。
  • 新開発Foveon X3 SSENSOR Quattro。3900万画素相当の高解像度を実現。新センサーでは、新たな3層構造1:1:4を採用。輝度情報はトップ、色情報はトップ、ミドル、ボトムの3層で取り込み、Foveonセンサーならではの持ち味はそのままに、さらなる高画質を追求。解像度(従来比30%アップ)とノイズ特性を向上させ、高画素化に伴うSN比の悪化を抑えられるだけでなく、忠実な色再現を行うための膨大なデータ処理の高速化にも成功。
  • 超高解像とノイズ特性改善を可能にする新センサーのジェネレーションネームは、「1:1:4」ソリューションにちなんで「Quattro」と命名。
  • 新開発の画像処理エンジンTRUE III を搭載。大容量の画像を劣化させることなく高速処理が可能。

 

先ほど画像がリークしたdp Quattroですが、早くも正式発表(開発発表)されました。初めにリーク画像を見たときにはフェイクかと思いましたが、この個性的なフォルムで本当に製品化してしまうところは、さすがシグマですね。

センサーは新開発の39MP相当のFoveon センサーで、1層目と2・3層目で画素数が異なるという新しい構造が興味深いところです。このセンサーからどのような画像が出てくるのか楽しみですね。