・Sony a99 with and without mirror at ISO 100 and 6400 (by Maxime Siegler)
- 読者のMaximeSieglerが、ソニーα99でTLMありとTLM無しで画質のテストを行っている。そう、彼は自身のカメラのミラー(TLM)を取り外している。
ミラー付きの露出ISO100、6秒、F1.4 は、ミラーレスのISO100、6秒、F1.4でACRの露出補正+0.5に相当する。
ミラー付きISO100、6秒、F1.4、露出補正+0.5
ミラー付きISO100、6秒、F1.4
ミラーレス、ISO100、6秒、F1.4
以下のISO6400の画像はF1.4、1/13秒で撮影されている。
ミラー付き、ISO6400、1/13秒、F1.4
ミラーレス、ISO6400、1/13秒、F1.4
彼は、ミラーレスの状態で撮影した画像について、次のような結論を出している。
- 高感度ではノイズがスムーズでよりクリーン。
- 若干ディテールが細やか。
これは驚くようなことでなく、我々は既にTLMがいくらかロスがあることを把握している。もし、ソニーがSLTテクノロジーを採用し続けるのなら、私は将来のカメラにミラーアップ機構を採用して欲しい。不可能ではないはずだ。 - 同じようなテストがα55でも数年前にThesybersiteで行われている。
α99の比較画像では、TLMの有無で露出が変わるのはわかりますが、画質の違いは、このサンプルでは正直あまりよく分からないという印象です。α55の比較画像の方は、ミラーレスの画像の方が気持ちにじみが少ないかなという印象です。
kp
露出で言うと+0.5くらいの差でしょうか?
思ったより差がないなという印象です。
私自身発売されて以降メイン機としてずっと使っていますが、
あまりデメリットに感じたことはないんですよね。
気になる人にとっては精神衛生上よくないのかもしれませんが。
trek
これ、レンズプロテクターの有無やレンズ内手ぶれ補正の有無、シャッターショックが画質に与える影響とも比較してTLMがどれくらいのものか興味あります。これらと比べてもTLM影響は大してないのでは?
disco
77の場合はもっと有るような気がします。
65も同じですが、それで私も含めて手放した方が多いのも事実。
ぱんた
思ったよりも差はないように感じます。
露出が高めですとノイズも目立ちにくそう。
α77とNEX-7では差がありましたが
α99ではTLMも進化したのですかね^^A
とはいえ雑誌比較ではD600・6D・RX-1より高感度が厳しく
同じ素子であろうRX-1より弱いことからTLMの影響が懸念されていました。
ミラー無しよりは光が減損するため
わずかでも確実に高感度が弱くなるのと
EVFのためにバッテリー消費が増えたりと
懸念材料は消えないような。。。
αレンズファンの自分としては、
クイックターン式を1機種でいいので出してほしいですorz
hisashi
0.5は1/3って事ですよね
baku
凄いことしますね。
いまでもα55
私には、TLMは、露出・ディテールよりもゴミの問題があります。
撮った画像にゴミが写っていたので、センサーのゴミ取りをしましたが、やはり映り込んでいました。
結論から言えば、TLMにゴミがあったのです。しかも裏側にです。
TLMがあるために、レンズ交換時にセンサーにゴミが落ちにくいので有利だという意見もありますが、TLMにゴミが乗ると厄介です。
TLMのゴミは映り込まない、という人もいますが、それは嘘です。
TLMとセンサーのゴミ、という二重のリスクを抱えています。
TLMのミラーアップという意見には、賛成です。
梅ちゃん
MFで撮るのが普通という風景撮影専門の方ならミラーアップの恩恵はあるかもですが、ミラーの大きさを考えるとそのままアップしただけではレンズの後ろ玉に当るので奥に後退してアップするようなギミックが必要となるので多分やらないでしょうね。
ミラー自体は傷などで交換するため取り外しが出来るようになっているのでミラーを外してMF専用機として使うのはユーザーの自己責任で今でも全然OKでしょうけど、逆にセンサー(フィルター?)が露になるのでゴミ取りでSCを利用する頻度が増えるのか、TLMだとミラーが動かないのでゴミが付きやすいから却って掃除し易くなるとかかな*_*;。
RR
ISO6400では、ミラーありの方が露出が半段暗いにも関わらずノイズ量が多いですね。
露出を合わせると差はさらに顕著になりますから、やはりミラーアップは採用していただきたいですね。
rov
ペリクルミラーはフィルム時代にもあったし、TLMは技術的に悪くないと思うのですが、ミラーアップの選択肢は欲しかったですね。
log
TLMの有無は、ローパスフィルターの有無程度の解像度の違いだと思います。これは、解像度を優先するユーザーにとっては、購入を躊躇する根拠になります。TLMは、動画撮影時でも位相差AF動作が可能になる反面、ミラーによる解像度の低下があるのも事実です。多様なユーザーの要望を取り込むには、ミラーアップが可能なTLM にすべきだと思います。Sonyが現状のミラーアップができないTLMに拘るなら、いずれ、Aマウントは消え去るだろうね。
ぎゃーとる
ディテールに差があるということは高解像度センサーになればなるほどTLMによる悪影響が強くなるということになるのかな
RGVΓ
強引なテストですが、我々素人にはイメージではなく具体的で分かり易いテストですね(本来はSONYが このようなテストを実施して公表すべきかと)。ミラーの有無で間違いなく差があるのは明らかで、あとは この差をどう考えるかだと思います。おそらく風景撮影をメインとされる方はTLMを敬遠したくなるでしょうね。Aマウントレンズで風景撮影をされる方はa7Rに純正アダプタを取り付けてAマウントレンズを使って下さい ということなのでしょうか。TLMのメリットとデメリットを比較してSONYとしてはメリットの方が大きいと考えている為にTLMを継続しているのだと思いますが、写真撮影は趣味性が非常に高いので中庸の徳は得てして中途半端とも受け取られる恐れがあります。出来ればTLMでミラーアップ機能を開発するか、それが難しければAマウントのミラーレス機を作るかの どちらかの選択の必要がありそうだと思いました。
てち
ネコ撮りとかお子様撮りとかにはすこぶる便利です
自分のようなキヤノンでいうキスの客層はともかく、99、77系は対策した方がいいかもしれませんね
次機種に盛り込まれると言われるTLMの改善がその一手でしょうか
フクロウ
分かりやすいテストですね。実際にNEX-7にLA-EA2を付けると大体2/3か1/3分ぐらいSSが落ちます。
自分はこれが嫌でLA-EA2を使わなくなってしまいました。
ただ同じ環境で同じISO、絞りに設定してα57を使うとNEX-7+LA-EA2のSSではなく素のNEX-7のSSになるんですよね。撮影すると同じ明るさの写真になります。
なのでTLM技術も使うソフト面も含み成熟して行っているのではと思っています。
ミラーアップの選択肢もアリだとは思いますが、α77IIで出てくると噂されている新型TLMにもとても期待しています。
電子職人
同じ画素数で、APS-Cのα77とフルサイズのα99では、画素ピッチに大きな差があるので、当然α99の方がTLMによる画質の低下は少なくなります。
画素ピッチが小さくなる程、TLMを薄くしないと、TLMによる画質低下(TLMが斜めに設置されているため、垂直方向と水平方向でTLM内部の屈折による光路の変化が異なります)は避けられません。少しでも悪影響を少なくするために、45度よりも垂直に近づけた急角度にしています。
フルサイズ3600万画素センサーをα99(あるいはその後継機)ではなく、ミラーレス機のα7Rに搭載したのも、そのためでしょう。
m2c
個人的な主観で申し訳ありませんですか、
ミラーアップの有無よりも、ミラーにもゴミ取りがたいと使い物にならないと感じたことがありますです。
レンズマン
実用上影響があるほどの差があるとは思えませんが、ミラーレスで特に不都合無くなった今、TLMの必要性は再検討の余地がありますね。
電子職人
フクロウさん。
元々、α57は高感度性能で極めて評判の良いAPS-C1600万画素センサーですから、高感度画質の劣るAPS-C2400万画素センサー使用機より、TLMによる感度低下の影響が少ないでしょう。
それと、AマウントTLM機は、TLMによる減光分をセンサー(あるいは画像処理)のゲインアップで補正していますから、「撮影すると同じ明るさの写真になります」というのも当然の結果です。
TLMによる感度低下や収差発生の問題を考えると、AマウントTLM機は高画素を追及するのは弱点が目立つだけで意味が無くて、画素数を1600万画素以下と少なめにして高感度・超高速連写性能を看板にする機種を開発した方が、売れ行きが良くなると思います。動画も、画素数を控えめにして、間引き無しで全画素を読み出せるようにした方が画質が大幅に向上しますし。
超高速連写が出来てもAFが追従しないと意味が無いですから、Nikon/Canon並み以上の高性能位相差AFセンサーを開発する必要がありますが、位相差AFセンサーの方が撮影用イメージセンサーより遥かに画素数が少ないので、開発が困難なはずがないでしょう。
sapporotaroh
わかり易いTLMの説明ですね。
何のためにAPSではなくフルサイズを選ぶのか?
私は綺麗に静止画を撮りたいからで、わずかでも動画のために静止画撮影を犠牲にした機種に高価なフルサイズは選びません。こんなことはサイバーショットだけでやって欲しかった。ミラーアップだけでもできるようにしてほしいですね。
たいやき
ソニーがやりはじめたTLMですが、
正直あまりいいことが言われません。
これを挽回するにはさらに突き進めて、
AFや追従性で他社を大きく上回るしかありませんね。
EVF以外のメリットで皆を納得させれば、
必然とユーザも増えるのではないでしょうか
ササニシキ
僕もゴミが嫌でα-55を諦めた口です。
実際、ミラー1枚くらいで画質がそんなに悪く
なることは、無かったですね。
ただあのミラーの裏についたゴミが簡単にクリーニング
できる構造になれば問題無しなんですよ。
あと、強い光でのハレーションも多少あったかな。
kou
大した影響がないのでソニーがTLMを選択したこと自体は間違いではないと思います。動画も追従出来てミノルタのレンズも恩恵があります。私はソニーの出した特許に可視光線はすべてとおして赤外線等で測距して、更にミラーアップ可能にして選択出来ればいいかと思います。
フクロウ
電子職人さん
解説ありがとうございます。
センサーの違いによる画素数及び高感度性能の違いが考えから抜けていました。
補正については"たぶんそうだろうな…"とは思っていましたが、やはりそうでしたか。
それならNEX-7+LA-EA2の時に同じようにゲインアップするような動作を組み込んで欲しかったと思いますね。
まぁNEX-7+LA-EA2という使い方をするのであれば、最初からAマウントTLM機を買いなさいって事だったのかもしれませんが…
Pちゃん
もういっそのことTLMをローパスフィルターにしてしまえば一石二鳥で解決?!
たいやき
画質追求のためローパスレスにしても、
TLMアップ機構を取り入れないとユーザは納得しなそうですね。
RX1Rのローパスレス化で、
画質の向上とユーザの反応をソニーは見てきたので
次期Aマウント機の動向が気になります。
べ~
初代NEX5+LAEA1とA57で風景撮ってました。
三脚は使用しません。
高感度の比較だと、同じISOでもa57の方がノイズが多いです。
でもNEXでは手ぶれが効かないので、今は仕方なくa57使用・・・
TLMをどうにかしてくれないと、次はsony止めます。
norimoto
TLMについては私も否定派です。
画質、ゴミもそうですが、
暗所AF性能の向上と言う点でも不利です。
α99では比較対象が無いので良いですが、
高感度耐性が悪くピッチが細かいα77とNEX-7では
TLMの画質の低下が際立ってしまいます。
TLMで落ちる光量を同じにする為にセンサーのゲインを上げたら
結果的にはISOを上げてるのと同じなのでその分ノイズが増えます。
何も解決策にはなりません。
私はα3000のようにEマウント一眼スタイルでのα中級機を期待します。
ボディ内手振れ補正と70-200F2.8ぶら下げて大丈夫なマウント強度
今のα77クラスの大きさ、LAEA4、LAEA3装着でAマウントが使える、
Aマウント機の操作性、メニュー。
Aマウントの代わりにEマウントつけました。
と言うだけの物を出してみてはどうかと思います。
そうすればどれだけユーザーがTLMを敬遠してるかも
売り上げで解ると思います。
NEX&α7ユーザー
ここでレスしてよいものかどうか迷ったのですが。
ササニシキさんへ
>ただあのミラーの裏についたゴミが簡単にクリーニング
できる構造になれば問題無しなんですよ。
PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357 というのがあると便利だと思います。
ミラー自体は丈夫なモノではありませんのでペタペタする時はくれぐれも気をつけてください。
http://i.imgur.com/AnwReCA.jpg
もしこの掃除の仕方自体が「簡単に出来ない構造」であればごめんなさい。
元α65、α580ユーザー
連投失礼
TLMが本当にメーカーお勧めの技術なら、
海外とはいえα55と同時期に透過光ミラーを搭載しない
α580を発売をしなかったのではないかと思います。
(電子職人さんも言っておられますが、α580に搭載されていたであろう、
ソニー製APS-C/1600万画素センサーは低感度、高感度も共に良かったと思います。もちろんフルサイズ機には及ばないでしょうが)
最初はメーカーとしても様子見をする技術、
とういうことは、透過光ミラーに対して何らかの不安があった、
そういうことがあったのではないかなと。
しかし透過光メラー採用で、ソニーはシェア拡大などのメリットはあったのでしょうか?まぁそんなことは容易に判断出来ないですかね。。。
ユーザーにとってTLMは連写性能向上など、メリットが出てくる場合があったのでしょうが、
多少暗い場所で被写体を止めたい程度のSSで撮影しようとすると、高感度が必要なってくるわけで・・・・それでノイズが多い、色が潰れる画像はちょっと。
どなたか言っておられましたが、晴れた日中の屋外では問題ないのでしょうね。
RGVΓ
次に出てくるTLMのミラーは現状のものよりも薄くして減衰が少ないものに変更してくるという噂がありましたが、それでユーザーの方は納得するのでしょうか。フランジバックのスキマに仕掛けを入れることは空洞よりもある面では面白いとは思いますが、もっともっと大勢のカメラファンの方がビックリするような仕掛けをSONYさんは時間をかけてじっくりと考えてもらいたいものですね。
電子職人
α580とα55の両方を購入した方のレポートで、やはりα580の方が画質が良かったようですし、α580のみ購入された方の評価も高かったように思います。
肝心のα55の動画撮影機能は、熱停止問題で能力が発揮されなかったですし、α580が国内販売されていたら、α580の方がα55より良く売れたかもしれません。
Sonyが、そうしなかったのは、コストダウン(と技術者リストラ)のために光学ファインダー機の開発を終了することが決まっていて、α580の方が良いという評判が広がるのを恐れたためではないでしょうか。
もう光学ファインダー機を作れないのなら、TLM機の長所を磨き上げて、ライバルメーカーの光学ファインダー機より(実写性能で)優秀なAF性能と高速連写性能を実現するしかないでしょう。昔のSonyは世界初の新技術(トランジスタラジオやCCDカメラ)の開発で発展した会社でしたから、一眼カメラの世界でも、世界初のグローバル電子シャッター搭載メカシャッターレス超高速連写機を発売してもらいたいです。
(既存の電子シャッターによる高速連写が可能な機種はローリングシャッターなので、動体が歪んで写ってプロ用には使えません。)
megane
>TLMが本当にメーカーお勧めの技術なら、
>海外とはいえα55と同時期に透過光ミラーを搭載しない
>α580を発売をしなかったのではないかと思います。
TLM有無の差もありますが
EVFとOVFの選択肢を残したのではないでしょうか。
>透過光メラー採用で、ソニーはシェア拡大などのメリットはあったのでしょうか
その後OVF機が消え、TLM搭載のEVF機が残ったのは
商業的な実績から判断した結果ではないでしょうか。
元α65、α580ユーザー
>電子職人さん
なるほどでございます。
お詳しいのですね。勉強になります。
個人的にはα580は使いやすかったので、EVF搭載でも良かったのでモデル継続して欲しかったですね。
(まぁNEX-7もLA-EA1併用で使ってましたが、やはりボディ内手振れ補正があり、比較的レンズが充実しているαマウントのほうがありがたく。。。)
仰られてる、「実写性能での、優秀なAF、高速連写」が実現されたら面白そうですね。
まだ色々と使ってみたいということもあり、今はソニーのカメラは手放しましたが、
また個人的に良いを思えるカメラが出てきたら使ってみたいですね。
55使い
少し的外れな意見かもしれませんが、
先日TLMの欠点がまた見つかったので記載します。
使ってるうちに、ブロアでも取りきれないゴミが
付いてきたんですが、流石に悪いとは思いつつ
レンズクリーナーで軽~く撫でたら、くっきりと傷が。
仕方なく隣県のストアに持ち込んだところ、
その場でTLMの交換が出来ずにサービス預かりとのこと。
ミラー換えるだけで1週間の入院でした。
送料込み6500円くらいでした。
自業自得とはいえ、ちょっと残念です。
新機種で目新しい機能を盛ってくるのも良いですが、
サービス面ももう少し充実してくれると助かります。.