DxOMarkにオリンパスOM-D E-M10 のスコアが掲載

DxOMark に、オリンパスOM-D E-M10 のセンサースコアのデータが追加されています。

Olympus OM-D E-M10 sensor review: Mini marvel 

 

   E-M10       E-M5       E-M1       E-P5       GH3   
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
72 71 73 72 71
Color Depth
(色の再現域と分離)
22.8 22.8 23 22.8 22.7
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.3 12.3 12.7 12.4 12.4
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
884 826 757 895 812


  • E-M10のスコア72は、これまでに見た4/3サイズのセンサーとしては最高のものの1つだ。
  • 色再現の22.8bitsとダイナミックレンジの12.3Evsはこのサイズのセンサーとしては素晴らしい。高感度のISO884は若干低めだが、ベストのAPS-Cセンサーとそれほど大きな差があるわけではない。
  • E-M5のセンサーと比較すると、共通な点が多く、2つは同じセンサーのように見える。E-M10のセンサーには、いくつかの小さなスコアの改善が見られるが、センサー改良を裏付けるには不十分だ。
  • E-M10はAPS-Cに迫るとても良好な画質だ。唯一のマイナス面は3軸手ブレ補正の採用だが、E-M5より100ドル安価で、E-M5のほとんどの機能が搭載されていることを考えると、安いものに思える。

 

E-M10の各スコアはE-M5やE-P5などの他のm4/3機と同じような値で、またE-M10にはE-M1のセンサー(chipworksの分解調査によるとパナソニック製)のような像面位相差AFは採用されていないので、E-M5と同じソニー製センサーの可能性が高そうですね。

[追記] データの見方や信憑性などDxO自身に関するコメントは引き続きこちらの記事でお願いいたします。