DxOMarkにパナソニックNOCTICRON 42.5mm F1.2 のスコアが掲載

DxOMark に、パナソニックLEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. のスコアとレビューが掲載されています。

Panasonic Leica DG Nocticron 42.5mm F1.2 ASPH OIS lens review: Best performing Micro Four Thirds model 

 (テスト機はE-M1)   Pana42.5F1.2    Oly45F1.8     Oly75F1.8  
DxOMarkスコア 28 23 27
解像力 12P-Mpix 9P-Mpix 12P-Mpix
透過 1.6T 2T 2T
歪曲 0.3% 0.1% 0.1%
周辺光量落ち -1.2EV -0.7EV -0.7EV
色収差 18μm 4μm 3μm

  • DxOのスコアは28で、42.5mm F1.2 はパナソニックとオリンパスの双方ラインナップの中でベストのレンズの1つだ。このレンズは12P-Mpixの高いピークの解像力で、周辺光量落ちと歪曲は比較的少ない。色収差は高い値だが、これは隅の一番外側の部分の色ズレによるもので、色収差はおおむね良く補正されている。
  • オリンパスの75mm F1.8 (42.5mmとは少し用途が異なるレンズかもしれないが)との比較では、画質は全体的に接近している。解像力は42.5mmが若干高いが、均一性では75mmに及ばない。
  • オリンパスの45mm F1.8 と比べると、42.5mm は開放(F1.2)で45mm の開放(F1.8)よりもシャープで、F2.8まで絞ると画面全域で42.5mmが顕著に優れている。
  • このレンズはパナソニックにとって大胆な試みだが、大多数の人にとって価格が障害になるだろう。しかし、性能で優るレンズを探している熱心なユーザー(エンスー)の関心をひくことは間違いない。

 

パナソニックの42.5mm F1.2 のスコア28 は、m4/3用のレンズの中ではトップのスコアですね。このレンズは他のレビューでも高い評価を得ていますが、ここでも例外ではないようです。オリンパス45mm F1.8と比べると、パナソニック42.5mm F1.2は解像力ではかなり差をつけていますが、周辺光量落ちや色収差が少し大き目なのは気になるところです。

[追記] DxOの信憑性やデータの見方などDxO自身に関するコメントはDxO全般の記事でお願いいたします。