ライカがライカTと2本の交換レンズ、各種アクセサリーを正式発表

ライカが、新しいライカTシステムのボディと交換レンズ、EVF等のアクセサリーを正式に発表しました。

ライカT 純粋に写真撮影を楽しめるカメラシステム

  • ライカ Tは、世界で初めてボディ全体を金属の塊から削り出したカメラであり、世界で初めてボディ全体の素材にアルミニウムだけを使用したカメラ。
  • 有効1630万画素の大型のAPS-Cサイズの撮像素子(CMOS)を搭載。
  • ライカのシステムカメラとしては初めてWi-Fi機能を搭載。
  • 大型の3.7型タッチパネル液晶モニターを搭載。
  • 16GBの内蔵メモリーを搭載。
  • カメラ本体にキャリングストラップやハンドストラップを取り付ける方法には、ユニークな「Easy-Click」システムを採用。
  • 「T用Mレンズアダプター」を装着することにより、Tシステムでも、Mシステムのレンズを使用することが可能。「T用Mレンズアダプター」は、Mレンズを認識するための6ビットコードを装備しており、Mレンズを装着しても、すべての測光モードのほか、絞り優先AEモードやマニュアルフォーカスが使用可能。
  • Tシステム専用の外付け電子ビューファインダー「ビゾフレックス」は、角度を調整でき、接眼部にはアイセンサーを搭載している。GPS受信機も内蔵。
  • Tシステムレンズ、「ライカ ズミクロンT f2/23mm ASPH.」と「ライカ バリオ・エルマーT f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」
  • ライカTのスペック(以下dpreviewより)

    - ISO125-12500、Auto
    - AFはコントラストAF、マニュアルフォーカスあり、アシストランプ
    - 液晶モニタは3.7インチ130万ドット
    - EVFは倍率0.7倍、236万ドット
    - シャッターは1/4000秒-30秒(シンクロ1/180秒)
    - 露出モードはP/A/S/M/、シーン(8種類)
    - 連写は5コマ/秒
    - 動画は1920x1080(30p)、ステレオマイク
    - メディアはSD/SDHC/SDXC
    - バッテリーライフ400枚(CIPA)
    - 大きさ134x69x33mm、重さ384グラム

 

ライカTに関しては、これまでにm4/3になるなどの様々な噂が流れましたが、実際の製品のスペックは、APS-Cの比較的オーソドックスなミラーレス機という印象です。この機種で特徴的なのは、質感の高い削り出しのアルミニウム製ボディと3.7インチの大きな液晶モニタでしょうか。

なお、dpreviewの記事によると、交換レンズは同時発表された2本の他に、11-23mm F3.5-4.5の広角ズームと、55-135mm F3.5-4.5の望遠ズームも追って登場するということです。