ソニーα7 II は4本のAマウントレンズでは手ブレ補正が3軸になる

News Shooter に、ソニーα7 II の手ブレ補正等に関するいくつかの情報が掲載されています。

Sony a7 II -- Is it a video contender? and how well does the 5-axis stabilisation work? 

  • α7 II の5軸手ブレ補正は、手ブレ補正が搭載されていないほとんどのソニーレンズで使用できるが、4本の例外があり、Aマウントの16mm F2.8フィッシュアイ、20mm F2.8、28mm F2.8、500mm F8 ミラーレンズをマウントアダプターで使用しているときは、3軸の補正になる。
  • 電子接点の無いサードパーティー製レンズをα7 II に装着した場合は、メニューから焦点距離を入力することができる。使用するレンズに最も近い焦点距離を入力するように言われたが、ズームではどうするのかは分からない。
  • 設定した焦点距離の変更は、素早く設定を変更するために、カスタムボタンに割り当てることができる。
  • ソニーは、サードパーティー製レンズで手ブレ補正はたぶん良好に動作すると述べているが、保証はない。ソニー純正の4本レンズが、5軸手ブレ補正を使えないことを考えると、全てのサードパーティー製レンズで5軸手ブレ補正が使えると言うのは賢明ではないだろう。
  • ソニーは、回転ブレ補正は動画撮影者にとって最も助けになると、熱心に指摘していた。
  • おまけとして、センサーシフト式手ブレ補正は、物理的にセンサーを揺すってゴミを落とすことができるので、センサーのクリーニング(ゴミ取り)を改善する。
  • α7 II のセンサーは、オリジナルのα7と同じだが、データの処理という点でいくらか改善されており、これによって画質が良くなっているかもしれない。
  • 興味深いところに、α7 II のS-log2動画モードの最低感度は、ISO3200のα7Sとは対照的にISO1600のようだ
  • α7 II は、4K動画を必要としないマルチメディアシューターに素晴らしい選択肢になるはずだ。より高性能なカメラが必要な動画作家には、引き続きα7Sの方が良く、我々はソニーがα7 II の技術をα7S後継機に搭載することを望むしかない。

 

4本のAマウントレンズでは手ブレ補正が3軸になるということですが、5軸補正のE-M5と3軸補正のE-M10でそれほど大きな違いはないようですし、並進ブレ補正の2軸が無くてもそれほど影響は大きくはなさそうです。

ただ、サードパーティー製レンズで、どのレンズが5軸補正で、どのレンズが3軸補正になるのかは少し気になるところかもしれませんね(特にマクロを使うケースなどでは)。