・ナチュラルな色描写やボケ味を楽しめるカールツァイス新レンズ「Loxia 2/35」
- Loxia 2/35は、ほぼ対称型となる6群9枚のBiogon(ビオゴン)を採用するのがポイントだ(非球面レンズは未使用)。
- 色描写については、カールツァイスのレンズらしく、高コントラストで抜けがよく、独特の色描写が得られるが、Loxia 2/50とは少し違っていて、よりナチュラルな発色傾向にあると感じた。
- 自然なボケ方をするのも、このレンズの特徴だ。前ボケがやや独特で、ピント位置近くでのボケ量は比較的少ないように思うが、全体的にはやわらかなボケが得られる。ボケ味のやわらかさで言えば、Loxia 2/50よりも良質な結果が得られることが多いように感じた。
- 周辺光量については、開放付近だと低下するが、気になるような落ち方はしない。開放時に輝度差のあるところではフリンジがわずかに発生するものの、色収差もよく抑えられており、ピント位置では開放からシャープな描写を発揮する。周辺部はわずかに流れることがあるが、気にならないレベルだ。歪曲収差も少なく、非常にすぐれた描写力を持つレンズだと思う。
Loxia 2/35 は、色乗りが良くコントラストも高いツァイスらしい描写のレンズという印象です。逆光にも強そうです。解像感も十分で、ピントの合っている部分は開放からシャープですね。また、Biogonだけあって歪曲も小さそうです。ただ、ボケ味に関しては玉ボケの輪郭線がかなり強くて、少しクセがあるという印象です。
nanoka
α7シリーズにRX1型のボディーがあれば使ってみたいレンズ。
F
フォトヨドバシにも既にレビューが上がっていますね。
α9が本当に出るなら合わせて買ってしまいそうです。
norim
このレンズは今一番期待しているレンズかな。
α7にはベストな選択かもしれないと思っています。
KUMA
Loxiaいいですね!
SonyのFEレンズはデカくて重いのに対し、Loxiaは、まさに、ミラーレスカメラの魅力を体現しているレンズですね。
後ボケが、2重ボケのような感じがしますので、これは好みが分かれそうです。
ぽむ
KUMAさん。
僕もコンパクトで良さそう(MFの方が好き)だと思い狙ってますが重さはそこそこある感じですよ。
α7Ⅱ+QX1ユーザー
レスする内容でもないかもしれませんが
>SonyのFEレンズはデカくて重いのに対し、Loxiaは、まさに、ミラーレスカメラの魅力を体現しているレンズですね。
Loxia 2/50は320gでFE 55mm F1.8 ZAは281gだそうですよ。
魅力的に感じるのは間違いないですが。
KIYO
コシナのZM 2/35をマイクロフォーサーズで使っていたことがあり、特に後ボケが優しくて良い描写でした。
Loxia 2/50は導入済みでα7sと組み合わせて使っていますが、専用設計なのに自動絞りに対応しておらず、絞って撮る場合はその絞った状態でピントを合わせるか(従ってF8とかだと合わせづらい)、開放でピントを合わせる場合は、ピントを合わせて絞った後、再度露出を調整する(絞り優先AFを使うという手はありますが)ことになり面倒です。
広角だと絞った後でのピント合わせが一層難しいので画質はともあれ、扱いは面倒なレンズになりそうです。