ニコン300mm f/4E PF の解像力は300mm f/4Dと同程度

lensrentals に、ニコンの位相フレネルレンズを使用した単焦点望遠レンズ「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」の解像力テストが掲載されています。

Addendum to the Nikon 300 f/4E PF ED VR Test

  • 以前にテストした300mm f/4E PFは若干偏芯していたので、解像力テストの結果は疑わしいものだった。我々は全く偏芯の見られない2本目の300mm f/4E PF を入手したので、テスト結果に追加した。

 

 300mmf/4D   300mmf/4E(偏芯あり)   300mmf/4E(偏芯なし) 
Ctr(中央) 1550 1600 1590
Avg(平均) 1255 1205 1300
Corner(隅) 1160 1040 1140

  • 偏芯の見られない個体は、周辺部と平均の解像力が改善している。300mm f/4E PFは、非常にシャープなレンズとして知られている300mm f/4Dと同程度の性能だ。300m f/4E PF はf/4Dよりもずっと軽量・コンパクトで見事なVRを搭載し、そしてより高価だ。このレンズを購入するかどうかは、懐具合と撮影スタイルによるだろう。

 

300mm f/4E PFは大幅に軽量コンパクト化されていますが、解像力は300mm f/4Dと比べて同等か若干上回っているので、解像力の面では全く問題はなさそうです。後は、位相フレネルレンズで問題になりがちな、逆光時のフレアやゴーストが上手く抑えられているかどうかが気になるところですね。