キヤノンがCP+で1億2000万画素で読み出し9.5コマ/秒のCMOSセンサーを参考出品

キヤノンがCP+2015で1億2000万画素の超高解像度のCMOSセンサーを参考出品しています。

CP+ 2015: Canon shows off prototype 120MP CMOS sensor (dpreview)

  • CP+でキヤノンは、120MPの超高解像度センサーのプロトタイプモデルを展示している。キヤノンは、この画素数は人の目の視細胞と同等だと主張している。このセンサーの面積は、APS-Cとフルサイズの中間だ。フルHDの60倍の解像度で録画が可能で、動画指向のセンサーのように見える。
  • この超高解像度での読み出しは9.5コマ/秒で、これは複数のピクセルを同時にハイスピードで読み出すことによって実現されている(キヤノンはこれをパラレルシグナルプロセッシングと呼んでいる)。キヤノンはこのセンサーの実物を展示している。

 

このセンサーは、8Kの4倍近い画素数もすごいですが、毎秒9.5コマの高速読み出しもすごいですね。このセンサーがすぐにデジカメやビデオカメラに搭載されることはないと思いますが、複数のピクセルから同時にデータを高速に読み出す技術は、スチルの連写速度や動画のフレームレート向上に貢献しそうですね。
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