・CP+ 2015: Canon shows off prototype 120MP CMOS sensor (dpreview)
- CP+でキヤノンは、120MPの超高解像度センサーのプロトタイプモデルを展示している。キヤノンは、この画素数は人の目の視細胞と同等だと主張している。このセンサーの面積は、APS-Cとフルサイズの中間だ。フルHDの60倍の解像度で録画が可能で、動画指向のセンサーのように見える。
- この超高解像度での読み出しは9.5コマ/秒で、これは複数のピクセルを同時にハイスピードで読み出すことによって実現されている(キヤノンはこれをパラレルシグナルプロセッシングと呼んでいる)。キヤノンはこのセンサーの実物を展示している。
このセンサーは、8Kの4倍近い画素数もすごいですが、毎秒9.5コマの高速読み出しもすごいですね。このセンサーがすぐにデジカメやビデオカメラに搭載されることはないと思いますが、複数のピクセルから同時にデータを高速に読み出す技術は、スチルの連写速度や動画のフレームレート向上に貢献しそうですね。
ドリームシード
夢のある話ですね。素敵です。人間の眼を超える時も来るのかもしれませんね。
デジタルの進化はいつまでも続くのでしょうかね。
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五年前のものとどう違うんでしょうね。
http://web.canon.jp/pressrelease/2010/p2010aug24j.html
Koxy
「120M pixels」と書かれると、『ふ〜ん』
というような、ありきたりのように感じてしまいますが、「1.2億画素」と表記されると、ビックリしてしまいますね。
いやはや、民生レベルはもう少し先なのでしょうが、凄い時代になったモノですね。
初めてバイトして買ったCamedia C-2000が子供のオモチャレベルに感じますね。
rojin
凄いですけど、宇宙を観察するにはこれでも足りない?日本のハイテクは留まるところを知りませんね。
なまず
これって2010年に発表したやつですよね。
http://web.canon.jp/pressrelease/2010/p2010aug24j.html
Shimo
すごい。。。
夢のある話ですね。いや、もう現実になる日は近いのか。。。
キヤノンのこれからに期待します。
chakkey
昨年のNHKの技研の展示では、フルサイズで1億3000万画素のCMOSが
展示されてました。
それは、60pで読み出し可能でした。
どこのメーカー製かは、教えてはくれませんでしたが。
8kの動画を撮るのに、8Kの1画素をピクセルビニングで撮影したいというのが、
動機らしいです。
この読み出し速度なら、とりあえずは、静止画用なんですかね。
とまやん
これで大凡RX100レベルの画素ピッチなんですね。
フルサイズセンサーであればもう少しゆとり出ますし、
1億画素時代も意外と早く来るのかもしれませんね。
(まぁ現状のRX100は明らかにピッチ狭すぎですが)
shingo
asciiにもででますね。
5060万画素フルサイズ機『5Ds』に1億2000万画素のセンサーも展示:キヤノン:CP+2015
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/303/303202/
たこすけ
凄まじいですね・・
ついていけませんな。。
KUU
2010年に発表したものから、任意切り出しができるようになった位でしょうか。
InterBeeにも展示してたけど、FHDでの切り出し動画でしたね。
1.2億画素使用は静止画用だと思います。
C男
五年前に発表されてた物を今、参考出品してるということは、民生レベルでの実用化も近いうちに、ってことでしょうかね。
パナです
高速読み取りの技術はグローバルシャッターにもつながる可能性があるのでしょうか?
hi-low
昨年6月にNHK技研が公開した1.3億画素60fpsセンサーは、Forza Silicon製ですね。
chuzaemon
画素ピッチ、2.2μmとありますね。
1/1.7型1000万画素センサーが画素ピッチ2.0μmくらいなので、これ以上微細化すると画質に影響が出るのでしょうか?
t
画素ピッチが小さくなりすぎてるというか
光の波長超えちゃってるので実用度は0
(画質的な意味で)
なので民生機には採用されないでしょう
中判ぐらいのサイズならアリなんですが…
まぁどこまでできるかという技術アピールみたいなもんですから
これはこれで意味があるとは思いますが
電脳仙人
5年前のプレリリースの内容とほぼ同等ですね。
このセンサーがキャノンの工場で作れますというところに意味を汲み取って欲しいのではないかと、5Ds/5DsRのセンサーにまだ余裕があると感じさせる意図があるように感じますね。勘ぐり過ぎでしょうか?
民生での実用面はゼロかもしれませんが、衛星写真の特殊カメラや、宇宙望遠鏡での画像センサーの用途ならば、とんでもない学術的なデータを取り出せる可能性があるような気がします。何年先なのか判りませんが、ある意味このセンサーの応用結果が楽しみです。
canon user
chakkeyさん
>8kの動画を撮るのに、8Kの1画素をピクセルビニングで撮影したいというのが、動機らしいです。
なるほど。
ビニングというのは、思いつかなかったです。
ビニングしてもまだ2500万画素以上あるし。仮にそのように落としても、超解像の技術でリカバリーできますからね。
天文の分野では超解像の技術と理論は凄まじいものがありますから、たぶんエッジ強調などではない正しい1億画素のイメージが再現できるのでしょう。画素2ミクロンだとしても-30度まで冷却すればノイズは低くできますからね。
一般撮影ではそこまでの解像力は要らないですから、やはり用途としては科学技術でしょうね。
ぎゃん
canon userさん
>NHK、8Kスーパーハイビジョンに向け、1億3,300万画素CMOSを開発
>http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140515_648637.html
8Kで高精細な映像を記録する為にはR、B、Gの各色とも3,300万画素以上の情報を取得する必要があり結果1億以上の画素となるそうです。
要するにピクセルビニングの結果、1画素でRGB全色が取得できるという単板式フォビオンとでもいうべきもの??
RX78-2
これは他メーカーに対するある意味の
プレッシャーですね。
いつでもこれぐらい出せるよと
画素競争を終わらせるため。
SUI
PCの性能向上が追い付きません。現状3600万画素級を1000万画素時代と同程度の低ストレスで現像するには、CPUだけでも10万円以上のモデルが必要です。冷却装置そのほかにさらに最低限でも10万円掛かります。1億画素時代が来るまでに、どこまで追い付けるでしょうか。10万円以下で5000万画素を快適に現像できる時期に来たときは、すでに7000万、8000万画素時代になってそうですね。
矢切の渡し
自社仕様の撮像素子を他所に設計も製造も依頼せざるをえないメーカーへの牽制と自社技術のアピール双方を兼ねているのでしょう。
YuTA
>SUIさん
36M程度ならCPUは並で平気ですよー。
i5 4690(3万円)も有れば上々です。
それよりも、メモリを多く積んだりグラフィックボード積んだりで
HDDに仮想メモリ設定とかソフトウェアの作業領域増やしたりする事でかなりストレスフリーな環境が出来ます。
我が家のPCは精々15万程度ですが、編集で待機がかかる事は稀ですし
書き出しも1分以内ですよ。
電子職人
コンパクトデジカメ用の極小センサーでは、画素ピッチ1.1μmの製品も開発されているようなので、低感度で良ければ、35mmフルサイズで数億画素のセンサーも作れます。
イメージスキャナーで、A4サイズの写真を2400DPIでスキャナ入力すると、
19379×27476dot(=5憶3245万7404画素) 1.488GB
のBMPファイルが出来上がりました。(イメージスキャナのレンズは、実際にはこれほどの解像度は無いので、イメージスキャナでフィルムスキャンすると画質が悪いわけです。)
普通の32bitアプリケーションソフトでは開けません。これぐらいがPCの限界でしょう。64bitアプリケーションソフトが一般化すれば大丈夫ですけど。
海外ではイメージスキャナを改造して、軍事用のレンズと組み合わせて、超高解像度カメラを作った人もいるようです。
現実的には、1億画素以上の解像度のレンズは、開発されたとしても100万円以上(もしかしたら数百万円)の高価な商品になるでしょうから、一般ユーザーには無縁の製品になるでしょう。
「NHK、8Kスーパーハイビジョンに向け、1億3,300万画素CMOSを開発」の方は、RGGBが並んだベイヤー配列のセンサーで、補間無しの(3板式並みの)放送用高画質を実現するためには、出力画素数の4倍の画素数のセンサーが必要になるという、当然の理由からです(画素混合のためではありません、Gだけ2画素混合処理になりますが)。3板式にするとカメラが巨大になるので、小型化のために開発したわけです。
読み出し速度は、センサーの読出しチャンネル数(とA/Dコンバータ数)を増やせばいくらでも向上出来ますが、コストが上がります。民生用では、4K動画60pのカメラもまだ先の話ですし。