キヤノンEOS 8000DとKiss X8i のセンサーに問題が発生?

LensRentals が、キヤノンEOS 8000D とKiss X8i のセンサーの不具合を報告しています。

Canon T6 Sensor Issue

  • 我々が受け取った10台のキヤノンT6s(8000D)のうち4台と、10台のT6i(Kiss X8i)のうち2台を、センサーのスタック(センサー上のフィルターガラスの重ねあわせ)の欠陥のために送り返さなければならなかった。その他の個体には、全く問題なかった。
  • 問題の見られたカメラには、全てセンサー上に模様(点々)が見られた。最初これはセンサー上のオイルかホコリかと思ったが、これは清掃することができない。顕微鏡で詳しく調べると、この点々はガラスの内側にある。ガラスに接着剤を塗布する時にホコリが入ったのかもしれないと推測している人もいるが、実際の原因は分からない。
  • 実写では開放付近では影響は見られないが、F11とF16に絞って空や雲、白い壁を撮影すると(汚れの映り込みが)明らかになる。通常の撮影では、絞り込まなければ気付かないと思う。
  • 私はこの件をキヤノンに話しており、キヤノンは積極的にこの問題を調査している。原因の解明には、ある程度時間がかかるだろう。

 

20台のうち6台でこの現象が見られたということなので、結構多くのカメラで問題が発生している可能性があるかもしれませんね。この問題が発生しているかどうかは、センサーを肉眼で見て確認できるようなので、8000DとX8i のユーザーの方は、一度、確認してみた方がいいかもしれません。

キヤノンは既にこの問題を把握しているということなので、近日中に公式の対応がアナウンスされるかもしれませんね。

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