富士フイルムが「X-T10」を正式発表

富士フイルムが、小型軽量なXシリーズの新型カメラ「X-T10」を正式に発表しました。

プレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T10」

  • 縦横サイズの適切なバランスと手になじむグリップ形状をもつ新デザインを採用し、ボディの小型・軽量化を実現。
  • 天面と底面パーツには、堅牢かつ剛性の高いマグネシウムダイキャストを採用。
  • レバー切り換えだけでフルオートに切り換え可能な「オートモード切換レバー」を配置。
  • 天面にポップアップフラッシュを内蔵。
  • 高精細92万ドットのチルト式液晶モニターを搭載。
  • EVFは236万ドットの有機ELディスプレイを採用。表示タイムラグを、世界最短0.005秒と極限まで短縮。また、ファインダー専用レンズにより0.62倍の大型表示倍率を実現。
  •  動いている被写体に強い「新AFシステム」。
  • 11種類の「フィルムシミュレーション」を搭載。
  • 最速1/32000秒の超高速電子シャッターを搭載。
  • 60コマ/秒のなめらかなフルHD動画。動画撮影時もマニュアル露出設定が可能。位相差AFとコントラストAFをシーンに応じて切り替える「インテリジェントハイブリッドAF」が動画撮影時にも動作。
  • スマートフォンやタブレット端末で離れたところからでも、ワイヤレスでシャッターや露出などの操作ができる「リモート撮影」機能。
  • ボディカラーはシルバーとブラック、発売日は平成27年6月25日、価格はオープン。

 

X-T10は、上位モデルのX-T1と比べてもそれほど遜色の無いスペックで、海外で言われていたような廉価機というよりも、軽量コンパクトなハイスペック機という印象です。X-T1と比べるとISOダイヤルの省略や、液晶モニタの解像度など、いくつか劣っている部分がありますが、フラッシュが内蔵されているのは、大きなアドバンテージですね。

X-T10の価格は最安値で87000円(税込み)前後のようです。なお、キットレンズは、海外ではXC16-50mmとXF18-55mmの両方が用意されていますが、国内ではXF18-55mmだけようです。