パナソニックGX8は旧機種(GX7)から大幅に進化している

ePHOTOzine に、パナソニックの新型m4/3機「DMC-GX8」のレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DMC-GX8 Full Review

  • GX8にはより大型のEVFが搭載され、ボディはGX7よりも著しく大型化されている。EVFは高解像度で、極めて大きくクリアに見える。EVFは可動式で上方に90度チルトすることができる。
  • シャッタースピードが改善され、機械シャッターで60-1/8000秒、電子シャッターでは最高1/16000秒が可能になった。バルブモードも搭載され、最長30分までの露出ができる。
  • ボディ前面には新しいファンクションボタンが設置され、デフォルトでは絞りプレビューが設定されている。フラッシュは無くなり、同梱もされていない。
  • ボディはマグネシウム合金で、造りは極めて良好だ。金属製のダイヤルもしっかりしている。
  • モニタは明るくクリアで、手動で明るさやコントラスト、彩度を調整することができ、これはモニタで露出を判断するときにとても有用だ。
  • バッテリーライフはモニタ使用時で340枚で、EVF使用時にはもっと少なくなる。バッテリーやG7(そしてG6)と同じものだ。
  • AF速度は(テスト用の12-35mm F2.8では)信じられないほど速く、シャッターレスポンスも同様だ。連写はJPEGでは8コマ/秒でスローダウンまでに140枚、RAWでは8コマ/秒でスローダウンまでに35枚撮影可能だった(AFトラッキングでは6コマ/秒)。
  • サンプル画像はティテールが豊富で、明るく色乗りが良い。発色は暖色系だ。露出はハイライトを飛ばさずに、むしろアンダー気味だ。シャドーは等倍で見ると、しばしばノイズの兆候が見られる。HDRモードは手持ちで使用することができ、ダイナミックレンジが拡張され、良好な結果が得られる。
  • 手ブレ補正は35mm(換算70mm)でテストを行った。GX8はボディ内手ブレ補正をOFFにすることができないので、一部の項目でGX7を使用した。
    GX8ボディ補正のみ: 大部分がシャープな最低のシャッター速度は1/20秒
    GX8レンズ+ボディ補正: 最低のシャッター速度は1/15秒
    GX7手ブレ補正全てOFF: 最低のシャッター速度は1/25秒 
    GX7レンズ補正のみ: 最低のシャッター速度は1/20秒
    E-M5 Mark II : 最低のシャッター速度は1/8秒
  • 高感度性能: 低ノイズとベストのディテールを得るためには、ISO100-1600の使用を勧める。ISO3200と6400ではまだ良好な結果が得られるが、ノイズが増え、ディテールが減少する。ISO12800ではノイズが強烈になるので、可能なら使用を避けた方がいいが、縮小してWebで使うならまだ実用になるかもしれない。ISO25600は避けるのがベストだ。
  • GX8の高感度性能は、高画素化にもかかわらずISO6400ではGX7よりも優れているが、ISO3200以上ではもう少しディテールが維持されていればよかった。拡張感度のISO100ではダイナミックレンジが狭い。
  • オートホワイトバランスは白熱灯では暖色に傾き、プリセットではより正確な結果が得られるが、それでもなお、かなり暖色で、よりよい結果を得るためにはカスタムホワイトバランスの使用を勧める。蛍光灯ではオートホワイトバランスは若干暖色だが、まずまず良好だ。ここでもよりよい結果を得るためにはカスタムホワイトバランスの使用を勧める。
  • 自動パノラマモード(120度と360度)は、つなぎ合わせが良好で、高解像度の画像が得られる。
  • 動画のクオリティはとても良好だ。手ブレはレンズ内補正によって良好に抑えられている。録画時は、ボディ内手ブレ補正は使用できないが、フルHDでは電子補正を使用することができる(4Kでは不可)。動画に関する設定は、G7と比べて若干少ない。
  • GX8の価格はボディのみで999ポンドで、GX7よりも高くなっているが、とは言えGH4よりも安価で、高画質な4K動画機能も搭載されている。
  • GX8はGX7から大幅に進化している。GX8のパナソニック機で最高レベルの画質や、ライバルに負けない高感度性能、そして4K動画・4Kフォト、改善された手ブレ補正、内蔵W-Fi、連写などの豊富な機能には感銘を受けた。大型EVFを搭載した防塵防滴仕様のボディは、使っていて楽しめる。このカメラは、初期のパナソニックのm4/3機からの素晴らしいアップグレードパスになるだろう。
  • 良い点: m4/3で最高の解像度、改善された手ブレ補正システム、極めて大きなEVF、AFが極めて速い、防塵防滴のボディ、タッチパネルのバリアングルモニタ、4K動画・4Kフォト、改善された高感度性能、Wi-Fi・NFC内蔵。
  • 悪い点: 競合機や旧機種(GX7)よりも顕著に大きい、シャッター音が大きい(オリンパス機と比べて)、Fn(ファンクション)ボタンにラベルが付いていない、ボディ内手ブレ補正が動画で使えない。

 

機能てんこ盛りのGX8ですが、新型の20MPセンサーは高画素化しつつ高感度性能も改善しているということなので、画質的にもかなり改善が期待できそうですね。

新しい手ブレ補正システムは、GX7より強力になっているようですが、それでもまだE-M5II には及ばないようです。ボディの大きさは、これだけの機能を盛り込むと、さすがに仕方がないのかもしれませんね。

2015年7月26日 | コメント(26)

コメント(26)

モックアップかなり大きいと思いました。

大変素晴らしい評価ですね!早く実機を手にとってみたいです。
普段GX7をストラップで首から下げて持ち歩いていますが、それでも重く感じているので、許容できるか少し不安が残ります。
あとシャッターショックが大きいままなのは少し残念ですね。GX7はちょっと恥ずかしいレベルのシャッター音のデカさなので。

改善したとはいえ手ぶれ補正能力はE-M5 Mark IIの方が優秀のようですね。
AFや動画に期待です。

動画時のオートフォーカスの速さは選択できそうでしょうか。動画の場合、ゆっくりフォーカスを合わせたいときもあるので気になりました。

GX8はボディ内手ブレ補正をOFFにすることができない と有るので三脚に固定した時の誤作動はなくなっているのか。
またこのテスターは手振れ補正なしでも1/3EV位しか影響が出ていないがパナのレンズ手振れ補正とはその程度の物なのか(レンズ+ボディーで2/3EV位)。

サイズが、残念。GX7のサイズは、使い易いのでこのまま使い続ける事にします。

AFがオフにできないのは三脚使用の時に不都合にならないんですかね?

ライカでいうとM5みたいな存在ですかね?
同等の機能を過去の機種のサイズに収めたM6に相当するGX9が登場する事に期待したいです。

GX7があるから8はスルー出来そうです。
GX7の大きさにあれだけ詰め込めたのであのままの大きさで頑張って欲しかった

パナのレンズシフト手ぶれ補正は三脚に固定、それに近い状態になるとブレがあっても勝手に手ぶれブレ補正効果オフになるのでボディも同じような感じじゃないかな?

新しい手ブレ補正のDual.IS.のためには、レンズのファームアップが必要です。テストに使ったレンズはされているのか?疑問ですね。
アップしていないレンズでテストしているように思います。

元記事にDMC-GX8A Kit って書いてるから12-35 f/2.8はキットレンズでしょう。
ファームがデュアルISに対応してないってことはないと思うけど。。。

レンズは画質を求めると大きく重くなるように、ボディも機能や性能を求めると大きくなってしまうのでしょうか。
小型軽量で取り回しの良さが売りの筈のm4/3で大きく重くなってしまうのは残念ですね。

機能・性能は良いに越したことはありませんが、サブカメラとして使用している私は価格的・サイズ的にもGX7あたりが一番しっくりきています。

バランスが良いんでしょうね。


そこに来てGX8は目指すところが変わってしまったようで、より高機能・高性能化、大型化・高価格化してしまってちょっと残念です。

そのあたりはGHシリーズと棲み分けして欲しかったな。
せめて大きさだけでも・・・

まぁパナとしてはユーザーがサブカメラで使用しているなんて知ったことではないでしょうが・・・(笑)

う~ん、たしかにちょっと大きくなりすぎたかと思いますが、世界的に見るとこのぐらいのマスはそれほどでもないのではありませんか。
大体日本人って小さし筋力も少ないですからね。
期待の100-400mmを装着するならこのボディでしょう。
まぉG7がコンパクトにまとまっているので、逆じゃないのって思っている人は多いと思います。
GF、GMシリーズと間を埋めるRF型ボディが欲しいですね。

レンズ+ボディ補正で、GX7の全てOFFに対して、効果が1段分も違わないっておかしくないか?
パナの手振れ補正の性能ってそんなに低いの?

まえにGX7に20mm F1.7付けて一段分の効果とかいわれてたから、
案外そんなもんなのかもしれません。

E-M5 MarkIIでも2段弱とかなり弱い結果になるけどそんなものなのかな?

かなり厳しい基準で判断してるんですかね。手振れ補正。
ソニーも富士も頑張ってるので、パナソニックも盛り上がって欲しいです。

有明のショールームでさわってきました。
とても好感触です。機能的です。
もちろん、第一印象は、でっかっ!

サイズ感はM5のお弁当箱です。Leicaでいえば。

低速シャッター時(1/10~1/12ぐらいだったかな?)でのPZ14-42の手ぶれ補正の効きの良さにびっくりしたことあるので、パナの手ぶれ補正性能が低いってイメージは無いけどなー。
ボディ側はオリンパスに一日の長があるんでしょうね。

4K動画録画時は、ボディ内手ブレ補正は使用できないらしいですが、これ間違いで欲しいですね。

もしも本当だとしたらレンズの手ぶれ補正だけになるんでしょうけど、少しなんだかなーですね。

素晴らしいスペック、でも目指しているものが良く分からない。
本格的な使用だったら、レンズと同軸のセンターEVFの方が使いやすい気がするし、、
何れにしても、GX7がPanasonic最後のMade in Japan機だったようですね。

レンジファインダー型のハイエンドモデルは案外無いので、GX8の方向性には賛成します。結局全部入りを望むのですからそこは惜しみなく、それに伴う大きさについては止むを得ませんから。GMがあるからこその方向性の明確化でしょう。
手ぶれ補正については、ハイブリッド化に踏み切ったので今後更に良くなる、と思いたいです。

かなり惹かれてモックアップを触ってきました。
でかい^^;
LX100のレンズ交換バージョンをイメージしていたので、
正直驚きました。


先代より大きくなりましたが、しっかり撮ろうとすればこの大きさが使いやすいと思います。


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このページは、2015年7月26日 に公開されたブログ記事です。

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