MetabonesがAF対応のm4/3用のSpeed Booster ULTRAを発表

Metabones が、光学系を改善し、AFに対応するm4/3用のマウントアダプタ「Speed Booster ULTRA」を発表しました。

Metabones creates Speed Booster ULTRA

  • Caldwell PhotographicとMetabonesが、マイクロフォーサーズ用のSpeed Booster ULTRAを発表した。Eマウント版と同様に、m4/3版もタンタル光学ガラスを使用した4群5枚の光学系が採用されているが、特にm4/3のセンサーとフィルタースタックに最適化された新設計となっている。
  • キヤノンEFレンズ用の最新のSpeed Booseterは、パナソニックのカメラとの組み合わせでAF-Sのオートフォーカスが可能になっている。
  • Speed Boosterの倍率は0.71倍で、2倍のクロップとなる43センサーとの組み合わせで、換算でレンズの約1.4倍の焦点距離になる(F値は1段明るくなる)。例えば50mmのレンズはアダプターを使うと(実焦点距離が)35.5mmになり、換算で71mmになる。
  • Speed Booster ULTRA はFマウント用とEFマウント用(EF-Sレンズは使用不可だが、サードパーティー製のAPS-Cレンズには対応する)が発売される。価格はFマウント用が479ドル、EFマウント用が649ドルで、今月中に発売される。

 

これまでのEFレンズ用のSpeed Boosterでは、唯一、ソニーEマウントバージョンだけがAFに対応していましたが、m4/3バージョンもパナソニック機のみという制限付きながらAFに対応したようですね。

Speed Boosterの光学系は以前から高い評価を受けていましたが、今回、更に性能が改善され、またEFレンズ用はAFにも対応したということなので、m4/3のユーザー(特にパナソニック機のユーザー)にはより一層魅力的なマウントアダプタになりましたね。