・映像表現の可能性をさらに拡大する次世代の映像機器の開発について
- キヤノンは、CINEMA EOS SYSTEMの 8Kカメラや業務用8Kディスプレイの他、有効画素数約1.2億画素のCMOSセンサーを採用した静止画用の一眼レフカメラを開発している。
- 今回試作をした有効画素約1.2億画素の一眼レフカメラは、現行EOSシリーズのプラットフォームにキヤノン独自開発の高画素CMOSセンサーを搭載しており、豊富なラインアップを誇るEFレンズの装着が可能。
- ポスターなど大きいサイズでのプリント出力はもちろん、撮影画面の一部を切り出すトリミングによる部分拡大でも、十分な解像感が得られる。
- CINEMA EOS SYSTEMの8Kカメラは、自社製スーパー35mm相当サイズのCMOSセンサーにより、8,192 ×4,320(有効画素数約3,539万画素)の高解像度においても60fpsのフレームレート・13STOPのハイダイナミックレンジ・表現豊かな広色域を実現。豊富なラインアップを誇るキヤノンの撮影用交換レンズ「EFレンズ」が使用可能なEFマウントを採用。
- 8K超高精細ディスプレイは、キヤノン独自の画像処理技術を用いて高輝度・高コントラスト(HDR)・広色域表示を実現。また、人間の視認限界に迫る300PPI超の画素密度を実現することにより、これまで不可能だった繊細な光の強弱の再現をも可能とする、超臨場感を達成。
先日の2億5000万画素のAPS-Hセンサーの発表に続いて、本日、キヤノンから1億2000万画素のEOSや、8KのシネマEOSの試作機が発表されました。1億2000万画素のEOSから、どのような画像が得られるのか興味深いところですね。
現時点ではこのカメラの製品化の予定はないようですが、Canon EXPO 2015で試作機とプリントが展示されるようです。
ken2
http://web.canon.jp/pressrelease/2010/p2010aug24j.html
素子そのものは2010年に発表のあったものと同じでしょうか。
この画素数を毎秒9.5コマで読みだせるとのことですが、
カメラの処理能力を大きく引き上げないとですね。
同じAPS-Hサイズで2億5千万画素も作れるわけで、
これからのキヤノンからは、ますます目が離せませんね。
ut
APS-Hという事であれば、これを載せたのでしょうかね。
http://web.canon.jp/pressrelease/2010/p2010aug24j.html
Xiao
もし市販化されたらレンズを相当選ぶカメラになりそうですね。
解像度上げようと下手に絞ると回折しそう。
ぽんた
キヤノンにはがんばってもらいたいですね。
画素数だけではSONYでも出来てしまうでしょう。
太陽の光を浴びた逆光のゲレンデを階調高く撮ったようなプリントが展示されたらかなりのインパクトはあると思うのですが。
ぶらりん
オーストラリア観光局が観光集客イベントで提供した「Gigaセルフィー」のようなサービスが、このカメラを使って実現できたら素晴らしいですね。
オーストラリア観光局のギガセルフィー概要
http://www.australia.com/ja-jp/campaigns/gigaselfie.html
コンデジやスマホではありえない映像の世界を見せることがカメラ/映像業界にはもっともっと必要です。
もっとも、最新の2億5000万画素センサーを使っても、「ギガ」を謳うにはちょっと足りないですが!
chiropon
同じAPS-HのライカM8のセンサーと変えてもらいたいなあ。
S
4Kモニタが数万円から買える今、画素数はもっと増えていってほしいですね。
東京オリンピックの頃には市販品も1億画素に届くでしょうか。楽しみです。
男児
2億画素とか言い出したら、2-3千万画素が、霞んでしまう。10年後には1億画素が当たり前の時代になったりして?
F
この画素が標準になったら、現像するPCのスペックも上げなきゃいけないから大変ですね…
今のPCのままだと時間がかかってしょうがないでしょうし、容量も食いますし。
KUMA
現在のAF技術でも、今の解像度に追いつくのに四苦八苦なので、この超解像度を活かしたいと思ったら、ライブビューしかないんでしょうね・・・。
ぶらりん
試作機の実機(Y038))が展示されていたキャノンExpo展示会会場の様子です。作例?も示されています。拡大表示に切り替えると分かりやすいです。
http://www.engadget.com/gallery/canon-120m-camera-system/#slide=3617301|!